※創作、ホラー、オリキャラ、短い 注意※
※朗読にはむきません、読むのは自己責任です※
※フィクションです※
突然の事だった。
辺りが 死んだ世界へと変わった,_______
友達と私は、いつもとは違ってキャンプに来ていた。
それも山奥にある空き地のようなところだ。
一応そこはキャンプ場とされているが、クマ出没はしょっちゅう、野山の事件なんて頻繁にあるらしい
そんなところに私たちはなぜ来たのか。
評価はたかいのだ、
何故だろうか、それが気になって興味本位で予約した
その日の夜からだ、突然、
真夜中の真っ暗な森へ薄手の長袖で親友はフラフラ入り込んだ
私は寝ていたけど、親友の違和感に飛び起きた
何やらいつもと違う、親友はブツブツ何かを呟きながら
ヨダレを垂らして首がひん曲がっていた
そんな状態で前へ前へ進んでいたのだ、
どう考えたって普通じゃない、
次第に友人はもがき苦しんで、終いには甲高い声で
キャハハと笑って 私を見た
最初から私に気づいていたみたい、
予想出来た、彼女は
何ら良くない物に取り憑かれた、
彼女の手にはいつの間にかサバイバルナイフを握ってあった
血の気がさっ、とひいて
山の薄い空気を精一杯吸い込んで
笑いながら追いかけてくる彼女から逃げた
どこから道を間違えたのか、
耳がキーンとして、全身が重くて、圧に押しつぶされそうだった
森の木々が揺れて カラスが鳴いた
森が笑って、気付けば スウェットの裾から全身に痛みが伝った
耳元で囁かれて
もう遅かった
「やっト、オイついタ……」
アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ
ねぇ、クルしいヨ……
きっと、このキャンプ場を予約した時から
オカシカッタミタイ……
アハハハハハハハハハハ