テラーノベル
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テオside
確かめなきゃ……。
俺は確実に何かを忘れている……。
いや、忘られている。
行為的に……。
あの人に会いに行かなきゃッ!
夜中
テオ(バトルゾーンを駆け巡ってれば会えるハズッ!!)
向こう側のビルに飛び向かおうとしたら……。
距離が足りないッ!?
嘘ッ!!
重力で落ちる身体、目の前は地面ッ!終わった。
目を塞いでも痛みはやってこなくて……。
目を開ければあの人が俺を抱えていた。
?『……自殺願望なら助けなくてよかったか?』
キョウヤ「ちがっ!……ねぇ、俺は貴方のこと、知ってる……気がするんだッ!貴方は誰なの?」
?『……、俺はお前を知らない。』
キョウヤ「嘘だッ!!貴方が俺を知ってるからッ!助けてくれたんでしょ?教えてよッ!俺と貴方の関係をッ!!」
?side
?『……、ゴメン。』
彼を置いて俺は逃げ出す。
後ろから追いかけてくる足音と叫び声が聞こえる。
ダメなんだッ!!
俺はもうお前らと居られないッ!!
?『…ッ!バクフーン!煙幕ッ!!』
キョウヤ「待ってッ、待って!!行かないで……。どうして……、教えてくれないの?」
何とか逃げ切った……。
思い出さなくていい思い出だってあるのに……。
カラスバ「よぉ、こんばんはぁ?」
?『何でッ!』
カラスバ「そりゃあ可愛い可愛いキョウヤを助けてくれたんやろ?」
?『……俺はたまたまそこに居合わせただけで…。』
カラスバ「えぇよ?そんな謙遜せんくって、話し合い、しよか?」
あぁ、逃げ道なんて無いんだ……。
覚えてない彼らに話したとこで、無駄なのにね?
#カラスバ
小鳥遊
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#現代ダンジョン
夜鐘
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コメント
1件
切ないですね……。テオの「俺は貴方のこと、知ってる気がする」という言葉、すごく胸に響きました。忘れているのに、確かにそこにあった記憶の手触りだけは感じているもどかしさ。あの「?」の人物が「思い出さなくていい思い出だってある」と呟く場面、何か重い過去を背負っているのが伝わってきて、続きが気になります。カラスバの登場も、話をさらに複雑にしていて…。次が待ち遠しいです。