『、うわっ!やりましたねお嬢様!』
海で遊んでいた頃を思い出す。
あの時のラミドはとても楽しそうだった。
いつも冷静なラミドが、あんなに楽しそうにしてるのはいつぶり、、いや初めて見る。
『お嬢様。はい。あーん』
あの時のお嬢様は可愛らしい子。
海で遊び終えて、そしてスイカを食べるお嬢様。『どうやって食べるの?』と分からない可愛らしい顔と大きくて可愛らしい瞳が私を見ている。
スイカを小さく切り。それをお嬢様の口に運び。食べるお嬢様は可愛らしい、、それしか言葉は出ない。まだ小さかったお嬢様は小さなお口で食べていた。そして『美味しいっ!!』大きな声で言った。それほど美味しかったんだなと思うほど可愛かった。
あぁ。傍におりたかったです。お嬢様。
「へくちっ!」
『お嬢様!?風邪でも引きましたか!?』
「いいえ。くしゃみが出ただけよ」
「あなたは心配性なんだから」
『それは良かったです(*^^*)風邪等にお気おつけてくださいね』
『ええ。ありがとう』
ガチャン
ラミドが私の事言ってるのかしら?
何言ってたのかしら。
ラミド。