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暑い夏に書いたネタです。
mzybのnmmn
zmem
モブ視点
大丈夫な人はどうぞ
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『それは非常に目に毒です!』
夏はエーミールさんに近づくな。
いいか?極力近づくなよ?仕事上どうしてもってときは目を微妙に逸らして直視しないようにしろ。流石に外に出て行くときはしっかりしてらっしゃるけど、役所内で事務仕事してる時はその…あれだから。
これは新人職員のお前のためを思って言ってるんだ。本当に気をつけろよ!!
「…って言ってたけど、意味分からんよなぁ」
よいしょ、とエーミールさんに渡す書類を抱え直して独りごちた。
この市役所で一般職員として働き始めて初めての夏。先輩から熱中症に気をつけろとか暑さで市民も苛ついてくるから対応するときはとかいうアドバイスと共に貰った忠告を思い返す。
市役所の中核を担う一人、エーミールさんはほかのメンバーに比べ穏やかな方だ。そんな方に近づくななんて、暑さで苛立ちやすい面でも持っているのだろうか。しかしそれでは目を逸らせ、というアドバイスが噛み合わない。
「失礼します。」
疑問を残しながらも市長室(という名の中核メンバー六人専用の事務室)の扉を叩く。「どうぞ」と言われて開くと古い空調設備のせいでややぬるい、それでも廊下よりはマシな空気が流れてきた。
「書類持って来てくれたんか。ありがとなぁ。」
一人で作業をしていたエーミールさんが立ち上がる。
「こちら道路交通課からの書類、で…」
書類を渡そうとその姿を見て、思わず固まった。
「?」
少し乱れたオールバックからいく筋かの髪が崩れ落ちる。いつもきっちり閉じられているシャツのボタンはほとんど開いていて火照った肌がはだけられていた。気怠げに傾げられた首筋に伝う汗に見入ってしまい、その先に覗く“ソレ”を見つけて慌てて目を逸らす。
ーーーこれは、まずい。
「…どうしました…?」
「ヒェッえっとその、あのあのあの、」
挙動不審な自分をエーミールさんが覗き込む。
近づいた距離に動揺していると、目の前がパッと緑色に変わった。
「え、」
「エミさーんそれはアウトやで。」
上から聞こえた声に視線をあげれば眼前の緑の上に浮かぶ黄緑色の球体。一拍遅れてエーミールさんがゾムさんのコートに仕舞われたのだと気づく。
「急に何するんですかゾムさん!」
コートの内側から怒るエーミールさんに呆れたように声をかけるゾムさん。
「職員にセクハラしたらあかんよエミさん。」
「しとらんよ?!」
「はーこれだから。」
そのままじろりと見下ろされる。温度のない瞳に冷や汗が背を伝った。
「で、あんたの用は。」
「アッハイこちらの書類届けに参りました以上です失礼しました!」
バッと書類を差し出し部屋を飛び出す。
そのまま廊下を走り休憩中の先輩を見つけて八つ当たりのタックルをかました。
「あだぁっ?!お前何し「先輩!!」
文句を無視して市長室に届かない程度に叫ぶ。
「あんな!理由なら!言っといてくださいよ!!!」
「は?…あ〜、直視しちまったか。」
走って来た方向を見て納得する先輩。分かり切ったような反応に思わず床に崩れ落ちた。
「あの人普段かっちりした服装だから着崩してると…」
「目に毒だよな…」
「襟のあたりに黄緑がかったキスマークと歯形見えて…」
「ああ、それも見たか…別の意味で目に毒だよな…」
「ゾムさん出て来て牽制されたし…違うんです色気にはわわってなってただけで不埒な思いとか抱いて無いんで威嚇しないでください…」
「スリーコンボか。お前運悪すぎないか?」
「何で先に言ってくれなかったんですか…」
さめざめと泣く自分の背を先輩が叩く。
「先に言ってたとして…お前、信じたか?」
「…信じないですね。」
万年春無しで有名な人があんな色気を出すとか人外の恋人にめちゃくちゃ執着されてるとか実際に見ないと信じられるわけがない。それほどの衝撃だった。
「…後輩出来たら同じ忠告の仕方します。」
「そうしとけ。」
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下手に露出するよりワイシャツとかかっちりした服装が崩れてるのがいっちゃんえろいと思う者です。公式でスーツ着た立ち絵とか出てくれないかな…
まなーもーど
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まなーもーど
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いれいらく
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コメント
6件
はじめまして、いつも沢山の素敵な投稿陰ながら応援させていただいています😊突然ながらこちらの作品、私の方で一部イラストとして描かせていただけませんか?急なコメントで申し訳ないです😖お返事待ってます
うわあ、これは確かに「目に毒」ですね…! 真面目一直線のエーミールさんがあの服装の崩し方、しかも黄緑がかったキスマークまでって、情報量が多すぎて頭が追いつきませんでした(笑)。先輩の「信じたか?」「信じないですね」の流れ、完全に納得の会話で笑いました。モブ視点だからこそ客観的にあの衝撃が伝わってくるし、ゾムさんの温度ない眼差しで威嚇されるスリーコンボ、運悪すぎる…。でも面白かったです!