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主幹室。 翠。
「遊馬さん!!」「、、??どうした、加内」俺は席を立った。「鮎民さんがクッキー焼いてきたんですって!!みんなで食堂で食べませんか??」「、、あぁ、、頂くよ、、狂唖は何処だ??」「、、んー、、それが見当たらなくて、、後で渡しておきます」「、、そうか、、」俺は主幹室を出て、食堂へ向かった。
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医務室。 狂唖。
「、、堕とす、、??」「、、見齧さん、、貴方はどんだけ自分の価値が高いか、、全くわかっていない!!ムカつくほどに!!」「、、??」「、、メスで皮膚を切っても、腹を裂いても、声ひとつ上げなかった!!」「、、いつの話、、」「まぁ、まぁ!!そう怒らないで〜、お可愛い顔が台無しですよ!!」「、、、、」顔、、「、、見齧さん!!もう一度私のモルモットになって下さいよ、、bloodを人間に戻す開発ですよ??成功すれば、多くのbloodを人間に戻せ、、多くのbloodを救えるかもしれない、、」そう朝新は俺の肩を触った。「、、、、」俺はその手を振り払った。「生きてるblood全員が人間になりたいとは限らない、、俺は、、俺がbloodで良かったと思ってる、、」「、、、、」「bloodの俺にしかできないことが沢山ある、、他のbloodの奴等も、、加内や白子達だって、、アイツらにしかできないことがある、、」「、、、、」「、、お前の実験なんて知らない、、俺はもう、、」もう、、「お前のモルモットじゃない」そう俺は朝新の目を見た。「、、そ、、うですか、、」「馬鹿な実験はやめろ、、早く国に帰れ、、」「じゃあ、その加内さん達に頼みましょうかね」「、、は??」「、、??私の実験のblood。加内さんに頼みましょうかね」「、、何言ってんの、、」「まぁ、貴方より質は落ちるでしょうけど、貴方がそこまで嫌なら、、」「何言ってんの!?加内に手を出すな!!!!」俺はそう怒鳴った。「何故??」「俺はそんな実験もうやめろって言ってるんだよ!!!!加内は関係ない!!」「見齧さん!!」「、、!?」すると朝新は俺の首を掴んだ。「、、善意で過去を許してもらおうとしたらダメですよ、、??」「、、え」「貴方が大速力にした事、、大速力をわざと暴走させ、、多くの命を奪った」「、、、、」、、小我太、、「貴方のその、、執着するような養成への愛情、、部下への愛情、、全部が過去の罪をかき消す為でしょ」「、、!?違っ」「そうなんですよ、そうなんですよ!!自分を善人だと思いたい奴はそうみんな言うんですよ!!」「、、あ、、」「みっっっっにくいですよねぇ!!」声が出ない、、何でだ、、、こんな時に声が出ない、、恐怖はもう、、終わらしたはずだろ、、「昔に比べちゃ、、人情味湧きやがって、、気持ち悪いっ!!」「、、っ、、」話せ、、!!話さなくても良い!!この手を振り払え!!動け動け動け動け!!!!「、、あ、、そうだ、、思い出した、、見齧さん、、」「、、!?痛っ!!」すると朝新はベットに俺を押し倒した。「、、っ、、!?」「私やり残したことあったんですよ!!実験で、、一度でも良いからアナタの眼を弄ってみたかった」「、、へ、、は、、」眼、、??「左目だけくださいね、あ、応急処置は致しますので麻酔なしで我慢してください」そう朝新は俺の首を掴んだまま、胸ポケットからメスを取った。「え、あ」「暴れないでくださいよ〜」ど、、どうしたら、、あ、、「、、っ、、す、、翠、、翠!!!!た、助けてぇ!!翠!!!!」俺はそう叫び、壁を叩いた。「、、??翠、、あぁ、、主幹の、、来ませんよ、、そいつは」「、、え、、」「、、だって、、彼(翠)、、14年前も、、アナタのこと」「、、、、」「助けなかったでしょう」
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数時間後。
「、、よし、、後始末は終わりました!!血痕もありません!!」朝新はそう俺に言った。「、、、、」「しかし、、アナタもよう暴れるようになりましたね〜、眼球傷付けるところでしたよ、、まぁ、、綺麗にくり抜けて良かったです!!」朝新は瓶の中にあり、液に浸っている丸いものを眺めた。「、、、、」、、眼帯、、初めてつけたな、、「、、そっか、、」、、俺が沢山人を殺したから、、小我太を傷付けたから、、誰も助けてくれないんだ、、「、、、、」、、俺が助けてもらおうなんて、、贅沢だったんだ、、「、、朝新、、」「、、??何です??」朝新は俺に目を向けた。「、、過去に、、過去に犯した罪を許してもらう為には、、どうしたらいい、、」俺はそう聞いた。「、、そうですね、、まぁ、、私から一つ言えることは、、」すると朝新は床に落ちていた拳銃を持ち、銃口を俺の眉間にくっ付けた。「、、こうじゃないですか??」「、、、、」これって、、「自ら死ねば、、少しは償えますよ??」そう朝新は俺に拳銃を渡した。「ま、それが私のモルモットとして生きることですね〜!!見齧さん!!モルモットも、、bloodにしかできないことですよ、、」