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こんにちは!
先輩に『一生記憶に留める』なんていう、
全人類が羨む一生の約束をされて、結婚式場を予約しそうな勢いの天使雪です!
先輩はいたって真面目な顔で心配しているような顔してなにか言っているけどそんなの聞こえません!
一生忘れないって、それもう、私のことしか考えられないってことでしょ!? ぐふふ・・・。
結希「雪、ニヤニヤしてる暇はない。翼から漏れる粒子が、手帳に吸い込まれ続けてる」
雪「わかってます! でも、先輩に『覚え続けてもらえる』なら、私、無敵ですから!」
桜街「無敵・・?そんなに助けるために記憶にとどめてくれるのが嬉しいのかな?」
私の幸せオーラが天使の翼を媒介にして、放送室中にキラキラした粉を撒き散らす。
そのあまりの眩しさに、さすがの詩ちゃんも少しだけ顔を引き攣らせた。
詩「君、本当にバカだね。これから自分の魂が『燃料』として切り刻まれるっていうのに、そんな勘違いで笑えるなんて」
か、勘違いですと!?
先輩は私のために、愛の言葉を囁いてくれたのよ!!
詩ちゃんが最後の一ページを振りかざすと、手帳から黒い霧が噴き出し、ついに黄金色の図書室にいた奏が、不完全な影の姿で現世に引きずり出された。
奏(幼少)「詩。やめて、もう僕のために、誰かを傷つけるのは・・・!!僕が、許さないから。
そう、僕はあっちの不甲斐ない僕とは違う、違わなければならないんだ」
雪「奏ちゃん! 詩ちゃん、見てるのよ! 100年かけて溜め込んだ『根暗な執念』、私の『最強の愛』で、全部キラキラに浄化してあげるんだから!!」
桜街「だから、愛って、何?」