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#転生
天秤
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rico_404
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息抜きに短編一次創作を置いときます
ヨイショ
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とある何処かの国で、
連続殺人事件が起こっていました。
政府が知らない間に、人が消えたと
思えば亡くなっているのです。
そして、生涯を通し「血塗れの花」を
描いた画家がいました。その国の人は、
その作品に釘付け。
その作品を見るときだけ、
事件のことを忘れられることができたのです。画家の作品はとても美しく、
高値で売れました。
ですが、おかしなところが一つ。
その花についている血は
淡い赤茶色でした。
ところで、
その画家には名前がありませんでした。
と言うより、
作品に名前を記していませんでした。
姿さえ、誰も見たことがありません。
人々はその画家の姿を一目見ようと、
大騒ぎに。
その騒ぎの中に、
1人の少年がいました。
どこか据わっている目をしていて、
虚ろな顔をしています。
背は小さくとも、存在感はありました。
「ねぇ、お姉さん。」
「あら僕、迷い子なのかしら?」
ぐさり。ぐさり。
響き渡る針の音。
そう、その少年こそ、、、
誰もみたことのない、
魔性の画家だったのです。
人を殺しては、その血を抜き、
抜いた血で作品を作る。
小さな彼なくては、
この国の娯楽は大きく喪われる
ことでしょう。
コメント
1件
うわっ、この短編、静かに心に刺さった……🩸 「血塗れの花」に使われてる血が“淡い赤茶色”って描写、あれで一気に世界観が引き締まったよね。新鮮な血じゃなくて、時間が経った血の色を使ってるっていうのが、妙に生々しくて。 しかも犯人が無邪気な少年で、しかも“国の娯楽”になってるっていうラストのアイロニーが最高にダークで好みです……。蒼さんのこういう空気感、すごく好きです🖤