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ある友達が三枝にはいた。友達の名前なんか、どうに覚えちゃいない。死にたいが口癖だった。三枝はそいつのことが大嫌いだった。
耳障りな呻き声、机の音、高笑い、鬱陶しい。
三枝にとって学校は飢えた肉食獣の檻の中だ。気色悪い涎を垂らして目を光らせる。いつも人間達に邪魔をする。腹立たしい。
皆はそんな怪物達が集う場所に行くのに抵抗は無いだろうか。三枝は怖い。恐ろしい。でも、心なしか足がカクカクするの、なんて三枝には言えない。
ああ帰りたい。
あとがき
皆様は三枝の気持ちに共感出来ますか?共感者がいると嬉しいです