テラーノベル
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「あつ……」
Ringは風を手であおいでそう呟く。
「手うちわってあんまり意味ないらしいよ」
「マジ?じゃーどすればいいんだよー…」
子供のように駄々を捏ねて不服そうにベッドに倒れる彼が愛おしくて微笑んでしまう。
「アイス買いに行く?」
「行く!」
即答する彼にまた笑みがこぼれる。
「何がいいかなー」
「一緒のやつ買いたいな」
「おっけー!ならこれ買お!」
Ringは棒状のアイスキャンデーを差し出す。
「わかった レジ行こっか」
「うん!」
わくわくした様子でレジに並ぶRing。
買い終わって家に帰ると、早速袋を開けてアイスキャンデーを口に入れた。
冷たくて甘い味が一気に拡がって2人とも笑顔になる。
「うんま!!」
「おいしい……!」
僕たちはほとんど話さずにアイスを食べることに集中した。
「Spawnのやつも食べたい!1口ちょーだい!」
「へ?いいけど……」
「さんきゅー!」
Ringは僕の手を握ってアイスキャンデーを口に含んだ。
(なんかハレンチ……)
少しどきどきした、でも幸せそうにアイスキャンデーを頬張る彼が可愛くて。
「あ……Ringアイスキャンデー全部食べちゃった……」
「ええっ!!ごめん!!!また買うからゆるして!!!」
「大丈夫だよ アイスキャンデー食べるRing見れたし」
「どういうこと?」
「可愛いRingが見れたから……なんて……へへ」
照れくさくなって顔を伏せると、彼も少し恥ずかしがる。
「変なの」
「ふふ……Ringのやつも食べてみたい」
「もちろん!はい!」
「ん、……!おいしい」
「だろー?」
溶け始めていて少し指がべたつく。
「でもこの味とこの味、ミックスしたらすごい美味しくなりそうなんだけどな〜……」
「してみる?」
「へ?できんの?」
「できるよ」
「まじ?!見てみたい!」
そう言う彼の頬に手を添えると、そっと口付けをする。
2つの味が混ざりあって甘さが増加する。
5秒ぐらいの短い時間だった。口を離すとRingは顔を真っ赤にして慌てて僕を突き放した。
「なにすんだよ!!Spawnのばか!!ばかばか!!」
語彙力が低下してひたすら同じことを言うRingに僕はただ微笑むだけで。
「Ring、好きだよ」
「……ばか」
怒る彼の顔はほんの少しばかり嬉しそうだった。
コメント
7件
ぅああああああああここ、こ、ういう純粋な、な、凄い!!!尊すぎる😭😭😭😭😭😭😭😭こういう純粋な可愛いもちもち青春な可愛い尊い凄いのもノゾンデまひた😭😭😭😭😭最高ですありがとうございます、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、ほんっっっっと尊い好きですなんていうのあなこう青春(?)のまじで可愛い好きです最高最強充電量1000000000%ぐらいもっと貯まりました今月も頑張れそうでづ!!!!!!
は!!!!!!?????!!!!!!!!!!!!!??、どゆこと、えええええ、ええええ いああああ は。? ありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとうございますありがとう 久しぶりにこのcp見れて嬉しいLOVE
うわあああああああああああああああああああああああああああああひさしぶりに推しカプ見れた…(死)