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6話目
【優しい午後と変わる日常】タイトルに入らなかったので訳ここに入れときます
直訳じゃないです
PCは以前俺が使ってたものに似ていた。だから、使い方には困らなかった。
同時にスマホにもケーブルを繋いだ。
PCは初期化されていて、真っさらな状態だった。
歴史は、確かにあって、感じる。だけど、ここも何もない。何もないように感じるんだ。
頭をグルグルさせて、PCの初期設定を終わらせた。
バイブ音が耳に残った。そうか、何日も放置していたから…
ゾワッとする気持ちが先走って見れなかった。
そんな時、ファルガーさんの声が聞こえた。
「ルカー!ご飯出来たぞー!」
遠くの方から聞こえてきたから、きっとリビングから俺を呼んでる。
無言で行くのもなんか変な気がして、さっきの気持ちを振り切る意味でも、大きな声で応えた。
「はーい!」
リビングにはファルガーさんとヴォックスさんが座っていた。
キッチンには浮奇さんがいて、料理を作っていた。
「聞こえたか、よかったよ」
にっこり笑った。それ以上は何も聞かずに。
やがて、ファルガーさんが浮奇さんの手伝いをしようと思って、立ち上がった。
俺も手伝おうと思って、立ち上がろうとした。
けど、ヴォックスさんが俺を静止した。促されるまま視線を2人に向けると、最初の夜と同じような甘くて暖かい雰囲気だった。
こっちを見て、ウィンクするヴォックスさんを見て、何となく察した。
お昼ご飯は、サラダとカルボナーラだった。
テーブル並んだ時にふわっと胡椒と卵のいい香りがした。
食べ始めると、カルボナーラは甘いのに、しつこくなくて、サラダのさっぱりした感じもすごくよかった。
「…美味しい」
向かいのヴォックスさんが俺に少し目配せした。
「浮奇の味だ」
浮奇さんはびっくりしてたけど、美味しそうに食べるヴォックスさんの顔を見て、微笑んだ。
俺もその光景をみて、再びフォークを進めた。
やがて、みんなが食べ終わると俺は食器を片付けて洗った。
何となく、これが俺のできることだと思ったから。
すると、一緒にキッチンにいた浮奇さんがそっと言った。
「そうだ、服全然なかったね」
昨日から同じ服を着ていた俺を心配したのか、調味料を買いに行くついでなのか…
「いつ空いてる…?」
しゃがんでる浮奇さんと目が合う。
「いつでも空いてます」
「じゃあ、この後すぐでも?」
「はい」
ふっと浮奇さんの表情が緩んだ。
「分かった、用意しててね」
目がキラキラしてた。買い物が好きなのかな?
大人びた浮奇さんの意外な一面にほっこりした。