もう一度君の隣で
作者 🤍𝕒𝕞𝕖🫧
あれは、第3部隊と合同での任務の時に起きた。
怪獣と戦う
命の保証はない、自分や周りの奴らに何が起こるかも分からない
そんな仕事環境だ
僕は保科と付き合っていた
誰にでも優しく、
可愛い笑顔を向けてくれる
そんな保科が僕は大好きだ
でも、もう保科とは会えない…
「鳴海隊長バイタル以上!」
「鳴海さん!?鳴海さん!」
保科を庇って怪獣の攻撃をもろに喰らった
保科は無事 それだけで何よりだ
僕はもうすぐ死ぬ
何故かそれが分かってしまう
隣には大好きな恋人
必死に僕の名前を呼んでいる
段々と意識が遠くなっいていく
最強の僕が死ぬんだ
防衛隊はこれから大変だろう
でも、それより
保科と二度と会えなくなる方が僕は悲しい
防衛隊より保科が優先
死んでしまったら保科とは会えない
今更神に願っても意味がないことはわかっている
でも、まだ保科の隣にいたい…
無理なことを言っていることはわかってる
でも、これ以上の願いはないし
これ以外何も望まない
嗚呼、こんな時でも神は助けてくれないのか
気づくと何もない、あたり一面白い場所にいた
どこだ、ここ??
そうか、僕は死んだのか…
保科とはもう会えないのか
「お主、そこのお前じゃよ」
「誰?お前、」
「わしは神じゃ✨ドヤ」
「いや、神って言われても」
「僕になんの用だ??」
「お主生き返りたいのだろう?」
正直に答えた方がいいのか??
「ま、まぁ」
「なるほどな」
「お主はたくさんの命を救ってきた」
「生き返ることはできんが生まれ変わることはできる」
「どうするか??」
どうするって言われても
生まれ変わるってどうなるんだ?
「生まれ変わったらどうなる?」
「見た目は多少変わるがもう一度生きることができる」
「まぁ転生みたいなものじゃな」
「記憶や力はそのままじゃよ」
なるほどな、だったら生まれ変わった方がいいな
「頼む、僕を生まれ変わらせてくれ」
「それがお主の判断か」
「よろしい、その門をくぐると良い」
「わかった、ありがとな神 」
スタスタスタ
この門をくぐれば…
よし!
…ん?ここはどこだ?
あ、なんか見覚えがある
ここ立川か!?
ジリリリリリリリ
警報!?怪獣が出たのか?
とりあえず、避難はしないでいいか
僕にできることをするぞ!
バッコーーン!!
とりあえず一体撃破
力はそのままなの有難いな
でも、僕様の専用武器どこいった!?
まぁいい
「狩の時間と行こうか」
数分後…
あ、防衛隊だ
待て!僕は今一般市民だ
つまり、見つかったら避難所行きだ
めんどくさいな
見つからずに余獣を狩るか…
本獣が倒されたみたいだな
僕も帰るか
ヒラっ
??
「なんだこれ?」
っ!!
これ、第3部隊の隊員募集のチラシじゃないか!
なになに、
なるほどな
よし、とりあえず保科に会うには
防衛隊員にならないと行けないからな
「まぁ僕にかかればこのくらい簡単だ!」
「君??」
「なんだ?」
「ここは避難区域やで?」
「はよ避難しいや」
聞き覚えのある声
もしかして、
「保科!? 副隊長?」
危ない、いつものくせで呼び捨てするところだった
「まぁ、そうやけど」
「はよ避難所行くで」
?いつもとは雰囲気が違う、
元気がないというか??
はっ!
「ちょっと待て!避難所には行きたくない!」
「そう言われてもなぁ💦」
いや、待て
ここはやっぱりいさぎよく避難所に行った方がいいのでは?
「副隊長!」
この声はバカ弟子か?
「副隊長、地区A区の余獣討伐完了しました!」
さすがはバカ弟子だ!
まぁ僕の方が早いだろうけどな
「四ノ宮ええ所に」
「この子を避難所まで連れてってくれるか?僕は残ってる余獣片付けなあかんから」
「分かりました」
…お、?バカ弟子が僕を避難所に連れていくのか
僕は意地でも行かないぞ?
「さ、行くわよ!」
「無理だ」
「なんでよ!?危ないでしょ?」
僕のことを心配するとは
「大丈夫だ!僕は最強だから」
「ん??なんか」
どうしたんだ?
「鳴海隊長に似ているような」
どうする?話すか?でも簡単には信じてくれないだろ
馬鹿だから
いや、ここは話して協力してもらおう
「おい、バカ弟子よく聞け!」
「僕様は鳴海弦だ!色々あって生まれ変わった」
「えぇ!?あんたがバカ師匠!?」
「僕は最強のため避難所への移動は拒否する」
「まぁ分かりました」
「で、これからどうするんですか?」
そう言われてもなぁ
とりあえず、防衛隊への加入は最優先だ
「まず防衛隊に入る」
「だが、住む家がないんだ」
「…仕方ないですね私が家賃払うのでしばらくはアパートで暮らしてください」
おぉ✨バカ弟子!たまにはやるじゃないか
「ありがとな」
よし、とりあえず難関ポイント1達成だ!
次回 ♡100
色々とおかしい所はあるかもですがここまで読んで下さりありがとうございます!
第2話を♡100にしてお待ちください!
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