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運命の出会いと言う類のものは、
廃墟前に居る占い師並に信用していない 。
そう言った私を見て笑ったお母様 お父様へ
ごめんなさい 前言撤回させてください
「っだぁから!好きですって!」
「早く部屋入れ」
「現役女子高生に見向きもしない!」
「何なの?俺を犯罪者にしたいの??」
「いえ。断じて違います」
怖い怖い と言い乍 部屋へ押し込んで来る辺り
彼はきっと叔母さんの養子縁組の子
「あれ、ところで叔母さんは?」
「表の方だよ、一応女将さんだから 」
「嗚呼···そういえばそうでしたね」
ん?という事は、
「2人きり…ですね」
「溢れ出る犯罪臭」
「捕まるの俺じゃなくてお前かも」
「私は少年法で守られているので···」
「卑劣!」
「ところで、貴方のお名前は?」
「······はァ。芳野蒼真」
「蒼真さん···私の事は伊都かお姫様って呼んでくださいね」
「その選択肢なら間違いなく伊都一択で」
「照れますね」
「なんで??」
「伊都、って呼んでください」
「い···」
「録画するので」
「ッッぶねぇ!!」
「言ってくださいよ。減るもんじゃないし」
「確実に俺の中の何かが減る、気がする」
「気の所為ですよそんなの」
「でも言わん。言う必要が無い」
「頑固なんだから〜、」
「······あれ、」
「へ?」
「否、気の所為だったみたい」
「さっさと部屋入れ」
「···はぁい、急かされなくても入りますよ」
「蒼真さん、おやすみなさい」
「おー···おやすみ、」
「っどっかで見覚えあるんだよなぁ···」
name ➙ 三笠 伊都
age ➙ 17歳
like ➙ シチュー , 買い物
hate ➙ 熱いもの , 雨の日
「お姫様って呼んでくれてもいいんですよ?」
name ➙ 芳野 蒼真
age ➙ 24歳
like ➙ 寝ること
hate ➙ リア充
「お母さんも変なの拾ってきやがって···」