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#恵比寿夷三郎
海月🎧
7,934
ねこ🐾🤍ྀི
ゆき
971
45
↓ ↓ ↓
ふと、目が覚める
小さな家の木々の隙間から入り込んでいる光に、
目を窄める
起き上がりながら周りを見渡すと、
見慣れない場所に居た
その隣には、波久礼が床に寝転んでおり、寝息を立てている
視界が霞んでいる中、昨日の記憶を必死に思い出す
自分の葬式中に、謎の男が現れ“魂”がどうとか、説明され
村で有名な樹海に連れてこられ、妖怪や精霊と会って
なんやかんや有り、波久礼の家に連れて行かれる時、
おんぶされ…、恐らく、寝た。
一気に情報が入りすぎて、脳が追いついていない
寝起きも相まり、思考力が低下している
「 こ の 野 郎 呑 気 に 寝 や が っ て … 」
小声で悪態をつく
が、
今気づいた
布団が一枚しか無い…
波久礼は俺を優先して、
自分は体に響くであろう床で寝ている
「 お 人 好 し 」
でも、一応今は好都合なので
家の周りを散策することにした
外に出ると、やはり、まだ肌寒く
肩が震えた
余り遠くに行っては、道に迷ってしまうので
家の周りを一周する
すると、知らない奴に話しかけられた
「 少 年 。 ど う し た ん だ い ?
こ ん な と こ ろ で 、 ゴ ホ ッ 」
「 え 、 血 … ? 大 丈 夫 か ?
薬 … 、 薬 草 は ? 」
血を吐きながら話す姿に、流石に焦ってしまい
変なことを口走ってしまった
「 人 の 心 配 を す る こ と は
良 い こ と だ な ! で も 僕 は 大 丈 夫 だ ! 」
「 あ 、 そ う 。 な ら 、 良 か っ た … ? 」
僕なら良いという謎理論が出されたが、
もういっそ追求しないままのほうが良いのかも知れない
「 そ れ よ り 、 少 年 は ど う し て 此 処 に ?
見 た 所 、 “ 魂 ” の よ う だ け ど 。 ゴ ホ ッ 」
「 ! 」
“魂”のことを知っているのか、
それに、普通見ただけで分かるものなのか?
このことを知ってからさほど時間が経っていないので
情報が今一度渋滞している
「 え っ と 、 … あ る 人 、 … 奴 ?
に 連 れ て こ ら れ た 。 」
馬鹿正直に情報を話してしまった。
もし、波久礼の知り合いじゃなかったらどうしようかと
冷や汗を垂らしていると、思わぬ答えが帰ってきた
「 そ う か 、 こ こ に は 猫 咲 の 家 し か 無 い し … 。 猫 咲 に 連 れ て こ ら れ た ん だ な 。 」
波久礼を知っている
否、知っていた
「 何 者 だ ? お 前 。 」
思ったことをそのまま口に出す
今一番聞かなければいけないことだし、
一番適切だった
「 ふ ふ 、 僕 は 印 南 幽 。 天 狗 だ よ 。
猫 咲 と は 、 仕 事 で の 知 り 合 い な ん だ 。 」
落ち着いた笑みでそう言われ、
心底安心した
印南幽
心の中でその名前を復唱する
敵じゃないし、
波久礼の仕事での知り合い
「 少 年 は 、 な ん て 言 う ん だ ? 」
なんだか昨日も同じ質問をされたな
と思い出しながら答える
「 淀 川 真 澄 。 … 一 応 “ 魂 ” っ て 奴 ら し い 」
「 そ う か 、 真 澄 か 。 い い 名 前 だ な ! ゲ ホ ッ 」
やっぱり、大丈夫じゃない気がしてきた
こいつどんだけ血を吐くんだ…。
雑談
久しぶりの癖に、
中身が本当に空っぽですみません。💦
コメント
7件

このお話大好きなので更新してくれてすっごく嬉しいです! まっすーの軽いツンデレかわいい(#^^#) お茶でも飲みながら次のお話待ってます!
第9話読んだよ〜!主人公が寝起きでぼんやりしてる中、「お人好し」って呟くの、素直じゃないけどちゃんと波久礼の優しさに気づいててグッときた😭💕 外で血を吐く天狗・印南くん登場でハラハラしたけど、波久礼の知り合いで一安心…!新キャラとの出会いで世界が広がってワクワクするよ🌸 雑談で「中身空っぽ」って言ってるけど全然そんなことない!次の話も楽しみにしてる〜⋆♡