どうも。
今回で物語は終わらせたいなぁ…
なんかもう自分で書いてて頭おかしい()
内容ぐっちゃで意味わからん()
半忘れなので頑張りますん…
〜注意事項〜
太中BL
あとはくっつくだけ()
セコムマフィア
恋愛偏差値幼稚園児太宰
初心すぎ中也
意味わからん()()()
ーーーーー
泣きながら、
心のなかでひたすら彼に謝ッた。
………其んな事をするくらいなら、
今直ぐ彼に謝りに行けばいいのに、
……………彼が、
私を好きなのは一目瞭然だけど、
其れでも、私の愛情は、歪んでいたから…
……………彼に対して口にした、
酷い言葉が思い出される。
………其れに傷つく彼を見て、
私は喜んだのだ、
……………真逆、私が…
嫌われるのが怖いから、
謝りに行けない、
なんて。
ふと、扉の中から音が聞こえた気がした。
扉の向こうの、彼の気配が無くなる。
……………何処に行くんだろう、
そう考える前に、体が動いた。
扉を開け、中に入る。
…………嫌な予感がした。
今此処で、動かなきゃ、
……一生、中也に会えない気がした。
『ッッちゅうやっッッッッッ、!!!』
手当たり次第に扉を開け、
彼を探す。
無駄に広いこのセーフハウスでは、
小さい彼を見つけるのも一苦労だ。
ふと、彼が葡萄酒を置いている部屋から、
物音と…
………泣き声…?
……………嫌な予感がする、
葡萄酒…
確か、あの部屋は、寝室の隣でもある。
…………真逆ッッッッ…!?
ガダンッ
大きな音を立てて、
部屋に入る、
すると、案の定、葡萄酒、
そして、大量の薬を持ッた中也がいた。
……薬と酒の併用はご法度。
しかも、あの量…
若し飲んでしまえば、
それは確実に致死量だろう。
……気づいたら、私は彼の手を掴み、
未だ収まり切らない涙とともに、
聞こえるかも解らない声量で声を出した。
あぁ、本当、君を此処まで私は…………ッ
『………そんな事、もう、しないで…ッッ?』
そう、話しかける。
彼の目の焦点が合わない。
最早喘ぐような声で一言、
私の名前を彼が呼ぶ。
……………取りあえず、
此れ以上彼に無理をさせれない、
そう思い、
僕は彼の首に手刀を当て、気絶させた。
聞こえてない、聞こえてないだろうけど。
『……………ごめんね、ッッッッ…』
其う謝ッたのは、
ただの僕の“エゴ”だ。
彼が目を覚ましたのは、
次の日の朝であッた。
中原「……んぅ?」
そう声を出しながら起き上がる彼。
…………如何して、
私は今まで気が付かなかッた、…?
………別に、私に縋りつかなくても、
中也は、物凄く可愛くて、
私にとッての愛おしい存在なのに…
…………僕、は其の事、
ちゃんと理解ッて居たのにな、
起きてそうそう、彼は花を吐いた。
黄色いチューリップと、
やはり青のパンジー。
『………おはよう。』
挨拶とばかりに、私はそう口にした。
それに、ぎこちなく、
中原「……、はよ、」
と、返す彼。
そして、またもや彼は私を
部屋から追い出そうとした。
中原「ッッ、太宰、仕事あるだろ?」
中原「もう、こんな時間だから、
ピッキングとかは気にしないでおくから、」
中原「探偵社に迷惑掛けてねェで、
さッさと出勤しろよ、」
一言ずつ、そう言葉を紡ぐ彼。
出ていけ、と遠回しに云う癖に、
顔は寂しそうにするのだから笑えない。
『……嫌だよ、だッて、出ていけば君は、
自殺するでしょう。』
そう問いかけると、
彼は少しビクッ、として、
中原「………手前に、関係ねェだろ…」
そう云う。
其の顔があまりにも泣きそうで、
其れでいて悲しそうで、
、…でも、美しいかッたから。
チュッ
中原「ぁ、ぇっ、?太宰ッ…!?/////」
少しばかり強引に、彼の唇を奪ッた。
昨日…否、もう一昨日、?
には、芥川くんが接吻していた其の唇は、
とても柔らかくて、
今迄泣かせたどんな女のよりも、
この唇は私にとッて良いものであッた。
中原「…、巫山戯てンのか…?」
中原「又、何時もの嫌がらせだろ…?」
中原「……若しくは、
俺の病気を治すために
首領に頼まれたとか…?」
中原「……………………もう、やめてくれよ…」
数秒ばかり沈黙だッた。
口を開いたのは彼、
彼は、少しばかり早口でそうまくし立て、
哀しそうに布団を顔を埋めた。
『………ちゅぅ、』
中原「どうせ手前は俺のこと、
嫌いなんだろ、?」
中原「今迄の言葉は、全て本心だろ…?」
中原「…………………俺は、手前が好き、」
中原「………其れで、満足かよ…」
僕の言葉を、聞いてくれない。
彼は、聞きたくない、とばかりに続けた、
中原「なら迷惑掛けて悪かッたな、
どうせ俺はもう死ぬから、さッさと忘れ…」
哀しそうに、顔を歪めて中也は言葉を出した。
その時、彼が吐いたのは、勿忘草。
『…………其の癖して、
わすれないで、なんだね』
そう云うと、
彼は心底申し訳無さそうに顔をそむけた。
『………というか、大体、
勝手に私の気持ち決めないでよ』
そう云うと、彼は笑い、自嘲気味に云ッた。
中原「…嫌い、じゃなくて、
大嫌いだッたか…?笑」
そう云いながら、彼の目は真ッ黒で、
光がなかッた。
…………私が、此処まで追い詰めたのだ、
『………ちが、ちゅう…』
中原「それとも何だ?
俺が死んで清々するッてか?」
また、笑いながら続ける彼。
……止めて、そんな事云わないでくれよ、
………私はともかく、
僕はそんなこと求めてない…
中原「そうだよな、
俺は人間でもないバケモノだもんな、」
中原「……………さッさと死んじまッた方が、
良いよな、」
………ひやり、と、汗をかく感覚。
…………彼の目は、
自分の外套に入れてあるであろう、
隠しナイフへ向いていた。
『………ねェ中也、ちがうんだ、きい…』
中原「……手前と話すことはねェよ、」
中原「元相棒の死体みたくなきゃァ、
今直ぐ消えろ」
そう云いながら、彼はふらふらと立ち上がり、
外套まで歩こうとした。
……………其の隠しナイフの場所を、
手探りで探す彼。
………取り出したナイフは、
昔僕がナイフを入れていた場所と
同じ場所に入ッていた。
………止めなきゃいけない、
此の儘じゃ、彼が死んでしまう。
………それなのに、体が震えて動かない。
『………ねェ…おねがい、中也…きいて……?』
自分でも驚くような、震えた声。
其れに、少し中也は反応し、
其れでもナイフを心臓の真上に構えた。
…………あぁ、私、何してるんだろ…
……僕は、た、だ…
中也が…
…………すき、で…、
中原「………なァ太宰…」
彼が、ナイフを、構えて私を見た。
………ねェ、なんできみも、なきそうなの…?
中原「……………めいわくかけて、ごめんな、」
中原「………だいすき。」
………彼は、笑顔でそう云ッた。
ナイフが動き出す、
其の真下には……
………彼の、心臓__________ッ
…………………………しかし、
中也にはナイフは刺さらなかッた。
中原「……ッッッッ、太宰っ、!?」
中原「うそ、なんで…ッッッッ、?」
彼が刺したのは、
私の背中。
私が彼を、押し倒すような形にして、
其の儘振り下ろされたナイフは
私に刺さッた。
中原「ッッッッあぁ、あっ…ご、ごめんなさいっ…」
中原「ごめん…ッッッッ、ごめんなさいッ、
ごめんなさいッッッッ、ごめんなさいッッッッ…!」
取り乱した彼は、
泣きじゃくりながら私に謝る、
マフィアの彼ならわかるはずだ。
こんな傷では、死なない。
それなのに、彼は押し倒された状態で、
必死に、手が汚れるのも構わず
私の傷口を防ごうとした。
…………………云うなら、今しかないと思ッた。
『………ねェ中也、私…否、…僕ね、』
『中也の事、好き…』
……其の言葉に、中也は凍りついた。
『……、大好きで、大好きで、仕方がないの…』
『世界で一番愛してる…』
『……今まで、傷つけて、ごめんね…っ…』
『………置いていッて、ごめん…ッッッッ……』
『本当だよ…、嘘じゃない…』
『………………………僕、…中也を、
世界で一番愛してる…』
そこまで言い切り、中也を見る。
信じられないような、嬉しいような、
そんな顔。
中原「…………ぇ、あ、ぇ、?」
中原「…………う、そ…?ぇ、ほん、と…?」
にわかには信じられない、
けど、僕の真面目な顔と、表情で、
何となく、本気ではないか、
そう思うのだろうか。
『………嘘じゃないよ、本当。』
『………君の全てを、愛してる、』
そこまで云うと、
中也は、
うっ、
と云いながら、一本の花…
白銀の百合を吐き出した。
そして、彼は其の儘、
気絶するように寝てしまッた。
彼を寝台に運ぶ。
……………彼の寝顔をみながら、
先ずはナイフを抜き、適当に包帯を巻きながら、
僕は、どんな気持ちなんだろう、之は…
中也が、
花吐き病から助かったことへの喜び、?
私に対する怒り、?
………其れもあるけど、
やッぱり、一番は…
『…………、中也…』
『……ごめんね、ありがとう…』
『…………、世界で一番愛してる。』
こんな僕を、私を、
未だ好きでいてくれた彼への感謝、だ。
………彼が目を覚ましたら、改めて伝えよう。
……………本当に。
もう、うッとおしく
思われるまで云ッてやろう。
今迄、云えなかッた分、
悲しませた分、傷つけた分を
取り戻すほど、伝えよう。
『中也、世界で一番、愛してるよ』
そう呟きつつ、彼の唇に接吻を落とした。
彼の唇は、今さっき吐いたばかりの
百合の香りの他に、
チューリップの香りもした。
……ただ、そのチューリップは、
恐らく、
吐くのであれば紫色なのだろうな、
そう考えながら、僕も眠りについた。
「聞いたか?
中原幹部恋人出来たんだッてよ!」
「そうそう!
花吐き病も治ッたらしいしな!」
「てことは両思いか〜…」
「俺の恋は実らねえわ…笑」
「お前は花吐き病かかるんじゃねぇぞ笑」
「かかンねェわ笑」
部下たちの声が聞こえる、
かく云うやつがれ…
芥川龍之介も、失恋した側の人間である。
…………まァ、太宰さんなら…
…………きッと、彼の方を、
幸せにするのだろうな、
昨日、その事を知ッた、
ポートマフィア上層部が、
本人達未参加の宴会を行ッた。
まァ、参加者は、尾崎幹部や首領、
樋口や銀、僕、立原、広津…等
まァ、彼の方の人望が伺える面子であッた、
…………若し、否、無いとは思うが、
太宰さんが彼の方を泣かせたのなら、
僕とて奪いに行く、
まァ、今は良いか、
何て考えながら、外套を羽織る。
目の前には、共同で任務を行う、
すッかり健康になッた中也さん。
自傷行為の痕こそ消えないものの、
新しいものはついていない、
隈も無くなり、
最近は固形物を食べる姿をよく見かける。
………………僕には、
彼の方を救うことはできなかッたから、
………矢張り奪いに行くにはやめにして、
僕は二人を見守るとしよう、
僕が中也さんに駆け寄る。
その携帯には、花…そして、
太宰さんの写真が写っていた。
………その花の名前は_________
ーーーーーーーーーEND
長い!疲れた!
書くのに私の1時間半が消えました!(?)
この話が伸びたら解説と
最後の花の名前かきます…(?)
以上!
長くてすいません()
コメント
4件
一人称私から僕に変えたところ自分の心に嘘ついてないって感じで好き🫶あと泣ける🥲︎ほんまに天才です
目の前に水たまりできてるんですけど。