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あきなです


ワンク

腐注意

太中です


「中也〜私、お腹減ったよ〜」

目を覚ました太宰が飯を作っている俺に抱きつく

「すぐ出来るから待ってろよ」

太宰はとぼとぼと顔を洗いに行った

同棲して早一年、ぐうたらしている太宰に苛立ちながらも

普通の日々を過ごしている

「出来たぞ」

そう言い太宰を呼ぶと二人で席に着いた

「やっぱり中也のご飯は美味しいね〜」

太宰がそんなことを言いながら

朝飯のベーコンエッグを飲み込む

これくらい誰でも出来るだろと思ったが

コイツは料理下手なので多分全部焦がすだろう

そう思いながら朝食を平らげた

「行ってくる」

俺の方が出勤時間が早いため先に家を出る

「いってらっしゃい〜」

太宰がそう言った

「お前もちゃんと行けよ?遅刻するな」

そう言い合って家を出る


「ただいま」

俺は帰宅した

あいにく残業で遅くなってしまった

「ただいまー!私ね!料理を作ったのだよ!」

嫌な予感がした

「さあさあ食べ給え!」

嫌な予感は的中した

そこには真っ黒の魚のような何かがあった

「「いただきます」」

少し戸惑いつつ口に入れてみた

案の定苦くてよく分からなかったが

不思議と疲れた体が暖かくなる味がした


読んでいただきありがとうございます

これからも書いていくので

よかったら♡よろしくお願いします

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