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【ドズルsaid】
僕は---いや、名前はあえて名乗らないでおこう。
表上は、、だってねぇ?
闇医者してるのに名前なんか名乗ったら、
住所特定されるし色々とめんどくさいでしょ?
だから、
僕は暴力団桜組の医療班として身を隠している。
まぁ、闇医者と比べたら、
楽じゃないことなんていっぱいあるけど。
もちろん、桜組は暴力団の中でも1番の問題児で、
ヤクザ=優しいようなイメージがあるかもしれないが、
実際そんなことはない。
こっちが手当てしてあげてるっていうのに、
いっつも切れ口で、喧嘩に巻き込もうとしてくる。
そんな中で、僕は1人のヤクザに恋をしたんだ。
その子は、桜組のしたっぱらしく、
よく怪我をして医務室まで足を運んでいた。
他のヤクザ達と違うところは、
優しい口調で話し、
帰るときには「ありがとう」と一声かけてくれるんだ。
見た目は、僕よりも背は低くいけれど、
図体はデカくて、他のヤクザ達と変わらないくせに、
そんな彼のギャップに僕は惚れたんだ。
僕だけのモノにしたい。僕だけを見ていてほしい。
躾て懐かせれば、僕だけの可愛い存在になる?
そんなことを考えていくうちに、
僕の心は黒く染まっていく。
そうだ、誰にも盗られないよう僕が飼えばいい。
そう思ってしまった頃には、、、、、