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佐々木 梨歌 喧嘩女王!?
青瀬 湊 イケメン
鈴森 玲 イケメン 湊と仲良し 梨歌のことが…?
鳥野 瑠夏 梨歌と仲良し 玲のことが好き
七伊 珠 梨歌と昔,なにかあった(?)
地理 麻 (あさ)
─────────プローグ─────────
こんにちは。私,佐々木梨歌の幼馴染は,湊・玲の二人。小学校の時の友達が瑠夏。
実は私,保育園の頃,(人助けの)暴力人間だったの!
だから,それのことがバレないように地味生活してます。
─────────仲良し4人─────────
瑠夏「おはよう。」
麻「おはよう!」
瑠夏「違うの!梨歌に言ってるの!邪魔しないで。」
はぁ〜騒がしいな。何の話しているんだr…えっ!?私?
梨歌「えっと…私も地理さんに挨拶していると思います。」
めんどいし,これでいいよね。
麻「ほらぁ!ねっ!本人もこう言ってるしさぁ!」
と言って私の手を握ってくる。
気持ち悪い!こういう時だけ言うなよ!
怒りを堪えながら。そう思っている。
もう無理!限界!ウザすぎる!!ちょっと痛くするわ。
麻「!?いったぁい!助けてぇ〜!湊く〜ん。」
湊が笑いと怒りを堪えてこちらを見てくる。
湊「痛くねぇだろ!それぐらい我慢しろ!」
湊ファンの人たち「こういう冷たいところもクール!」
玲「湊,それぐらいにしとけ。」
玲ファンの人たち「キャー!!」
先生「はぁ〜い。今日も授業始めるぞ〜。」
麻「チッ!覚えとけよ。」─────────放課後────────
麻「アンタさぁ!皆に庇われて調子のんなよ!……いい気味になってんじゃねぇよ!この地味女がよぉ!」
(一発殴られそうになる。)
避けるか。
スッ
麻「はっ?珠に教えてもらった技も効かねぇのか?そんな奴は『りか』だけだろ!………って,お前も『りか』か!…………喧嘩女王といっしょの気になんな!」
ごめんねぇ〜。私がその『りか』よ!っていうか私,【喧嘩女王】って言うあだ名つけられてんの?笑える。
でも,バレる前に一撃,わざと当たろう!
ボンッ!
麻「やっぱ当たるんじゃ〜ん!さっきのはまぐれなのねぇ〜。」
パンチ弱すぎ!!てか,うっぜぇ。殴りてぇ。
?「オメェら何やってんだ?」
麻「みみみみ,湊くん?あらやだぁ!ちょっと助けてぇ。梨歌ちゃんがさぁ,イジメてくるの!裏の顔あるのかなぁ?」
それ本当だよ〜。何いってんの?
湊「こいつがこんな事するわけねぇだろ!嘘つくな!」
麻「もぅ,なんで皆信じてくれないのぉ〜。」
いちいちうざい。
梨歌「それ,アンタに信用がないからじゃない?」
湊「佐々木!?お前……」
麻「やっぱりイジメてくるじゃん。」
玲「先生!こっちです。」
麻「だいたいそう言って先生なんか居ないのよ……えっ!?先生!どうかいたしましたか?」
先生「さっきと態度がだいぶ違うわね。あの態度は何?…ちょっと職員室来てもらおうか。4人は先に帰っていいわよ。」
え?私いかなくていいの!やったね!
っていうか…瑠夏も来てくれたんだ!
玲「皆で帰らねぇ?」
梨歌「どちらでも。」
湊「知らねぇ。勝手にしろ!」
瑠夏「いいよ。………あのさ。突然だけどさっきの梨歌ちゃん,本性?」
湊&玲&梨歌「…」
瑠夏「3人幼馴染だからさ,いいなぁ。話が通じやすいし。私1人だけ保育園違うのか…」
そういうこと言わないで!
梨歌「……いいよ。言うよ。」
と言って,玲と湊に眼鏡やゴムを持たせる。
梨歌「私は,喧嘩女王って言われている佐々木梨歌よ。」
瑠夏「同姓同名の人じゃないの?」
梨歌「うん。……じゃあどっちかサンドバッグになって!」
湊「パス。」
玲「パス!」
梨歌「もういいや。どっちもにしようか?」
湊「鼻血出るからやだ。」
湊も強いもんね〜。
玲「足にでけぇ痣できるからやだ。」
瑠夏「そうなんだ。すごいね。」
ぐぅぅ
誰かのお腹がなった。
湊「げっ!」
玲「珍しい✨️今日は湊の行きたいところ行こぜ!」
湊「俺,行くって言ってねぇし。」
玲「じゃあ,強制な!」
湊「あぁ。もう!わかった!行くぞ。」
梨歌「待て!」
って聞いてもねぇ。アイツらに聞こえてねぇし。
梨歌「瑠夏ってさぁ,玲のこと好きだよね。」
瑠夏「…はぁあ?///…意味わかんない……し……くもない。」
梨歌「どっちなの?…まぁどうせ好きなんでしょ。わかるよ。目のキラキラさとかで。」
瑠夏「ちっ,違うもん。」
玲「置いてくぞ〜?」
瑠夏「行くって!☺」
ほら,好きなんじゃん。
玲が瑠夏の隣に来た。
うげっ!湊の隣じゃん。
終わった……
好きってなんだろう。
好意って恋ってなんだろう。
愛とは?純愛とは?
分からず,言ったのか。
すると車が突っ込んできた。
えっ!?危ない!
湊「危ねぇな。お前でもボーっとすんだな。」
湊が助けてくれたんだ。でも…ちょっとウザ…
梨歌「黙れ!お前がサンドバッグだ!」
湊「はぁ?助けてやったんだから感謝ぐらいしろよ!」
梨歌「心のなかで感謝しましたぁ〜。」
玲「あそこ仲いいよな。」
湊&梨歌「黙れ!」
玲「やばっ!転される!(漢字,違います)」
──────ご飯を食べ終えた────────
梨歌「じゃ〜ね。」
湊「……」
玲「二人ともバイバイ!」
━━━━━━━二人もお別れ━━━━━━━━
僕,鈴森玲は梨歌&湊とお別れしたところ。
玲「もうすぐ高2だね。」
瑠夏「あれ?後何日?………えーっと……明日,1日か!」
玲「声に出さなくてもわかるよね?」
瑠夏「えっ。うふふ☺️。」
夜になるのが早かった。
星が沢山見える。
瑠夏「何,空見てんの?………あっ!………………………見て!あの星うちら4人じゃない?」
玲「本当だ!4つ固まってるね。」
あれ?瑠夏の家ってどこだろう。
瑠夏「うち,あの電車,乗ってくからじゃ〜ね。」
玲「うん。バイバイ。また明日。」
ここらへんに住んでいないんだ。
──────────翌日───────────
私・梨歌はいつも,朝の5時30に起きる。顔を洗って,眼鏡を拭いて……ご飯食べて。歯磨きして。地味っぽく見えるようなメイクも!そして学校の用意をして完了。後はダラダラしよう。
1時間15分後
あっ!もうすぐ時間!行こう。
梨歌「ふぅ〜。よしっ!今日も頑張ろう!」
ガチャ
(ドアが閉まった)
湊の父「いってらっしゃーい。……って梨歌ちゃんも!
一緒に行ってきな!」
湊「親父,ふざけるな。俺は一人で行くんだから。そもそも,親が見送らなくてもいいって!!辞めろ!!」
湊の親(父母)「え〜。」
梨歌「行ってきます。」
スタスタスタ
(歩いている)
湊の母「女の子一人は危ないし,一緒に行きなよ(圧)?」
湊「わかったよ。」
梨歌「あー。と,と,と,と,友達と行くので!」
湊「オメェ,歩くのはぇえな。」
はぇえなって速いなってことだよね。
同じ高校の子「わぁ!男女で一緒に行ってる。アツいですねぇ。」
湊「そんなんじゃねぇって。」
もういやぁ行こ。
ビュー
(走っている)
湊「お,おい!」
──────学校に着くと─────
湊のファン「キャー。一番に湊くんに会えたなんて…はぁ!?なんで?こいつと居るの?」
こいつ扱いすんなぁー。
湊「お,俺が誘っただけ。///」
ん?照れてる?今,照れることあった?
湊のファン「あぁあ!同じ方向が良かったなぁ。」
マジでうぜぇ!
黙っとけ。
麻「ううわ!会いたくないやつ居るわぁ~。」
湊のファン「誰?」
麻「此奴👇(こいつ)」
と言って,私のことを指さす。
湊のファン「なんで?」
麻「昨日,下校後に此奴にイジメられたのぉ〜でさ〜,私が職員室に呼ばれてお説教されたの〜。どう思う?」
湊のファン「ううわ!最っ低!」
湊「お前がイジメていただろう。」
玲「うん。僕がそれを見つけて先生を呼んだし。」
玲のファン「玲く〜ん。」
皆「ふ,二人が言うなら。」
麻「何よ!私が悪いって言いたいわけ?もう知らないわ!」
瑠夏「それはちょっとなくない?」
えっ!瑠夏…!?
瑠夏「どれだけうちの事好きか知らないけどこれだけは見逃せないなぁ〜?」
麻「っ……ごめんなさ…」
瑠夏「その顔!」
麻「ごめんなさいね!」
謝ってねぇし!
梨歌「いいよ。許そう…」
瑠夏「でも…」
梨歌「うん!いいの。」
誰が許すか!
朝から疲れる。
───────下校時間────────
あぁあ!朝からどっと疲れたよ。
?「あれ?梨歌?梨歌だよね?」
梨歌「…っ!?…珠か…」
珠「………ごめん。びっくりしたよね。……うちね,麻にここに迎えに来いって頼まれたの。」
梨歌「そ。」
どうでもいい。また疲れがたまる。
珠「……ねぇ…梨歌………………あれやらない?」
と言って殴るジェスチャーをする。
梨歌「やらない。…………後,私が*白里っていうことは誰にも言うなよ?」
(*白里とは佐々木家の一人子供っていうこと。秘密持ちの人たちのストーリの中の白里は覚えろという法律とか条例にされかけた。)
梨歌「もう行くわ。久々に喋られて何よりだよ。じゃあね。」
珠「フッ…変わってねぇや!梨歌は梨歌だもんね。」
珠は,高校は違う。…麻と家が隣なの。
珠の通っている高校のほうがちょっとレベルが低い。
珠「じゃあね〜👋」
今更遅いけど,さっきの珠の会話から,久々にやってもよかった気もしてきた。………でも,もうそういうキャラじゃないし。
??「新聞部の方〜。今から俺は帰りま〜す。」
誰?
??「今校舎出ました!………見てくださ〜い。前に俺の1つ下で1年の地味女子が〜居ます。」
はぁ?うち記事にされるの?嫌なんだけど。
逃げよ!!
ビュー
(走っている)
ここまでこれば大丈夫……
??「俺,陸上部だから足速いんだ〜。どう?陸上選手に見える?」
げ!
??「ねぇ〜。君〜。」
うっ…
??「俺と一緒に新聞部の記事にならない?地味女子ちゃんは有名になれるよ?」
困るな〜。眼鏡を取れとか言われたら,即バレだし…
?「何をやっている。その汚え手をどかせ!!」
誰?って湊かよ!!年上にもそんな態度とるの?(w)
湊「年上が年下をいじめて楽しいですか?それって年下のお手本になりますか?」
新聞部の方「お〜。何かのドラマみたい!!」
??「うるせぇ。年下,人気者のイケメン男子は黙っとけ。」
湊が私に目線をやる。
(ボコさねぇの?)
私は新聞部の方に目を向けて首を振った。
(新聞部がいるからバレるし,やんない。)
湊「行くぞ。佐々木。」
新聞部「アツいですねぇ〜。」
湊と私が【げっ】という顔をした。
今朝も言ったよね。
テクテクテクテク
(歩いている)
梨歌「彼奴(アイツ),誰?」
湊「知らんの?2年で有名なヤンキーらしき人。梨歌には敵わないけど。」
梨歌「知らん。」
湊「弓削浩二(ゆげこうじ)だ。いつも新聞部に載ってるんだぜ。」
梨歌「じゃあ,あそこでボコさなくて正解だったね。」
湊「まぁな。」
梨歌「今回は…///ありがとう。」
湊「なっ,なんだよ。梨歌にしてはやけに素直だな。」
梨歌「あのさ…さっき,珠に会った。」
湊「ふ〜ん。…また,あのクソヤローにイジメられるんだし早めにバレたほうが良さそうだな。」
梨歌「そうだね…2年生中には,バラすよ。」
湊「…またこんなこともあったら危険だし,これから俺と帰ること。」
梨歌「はぁ?今日で終わりだぜ?」
湊「学校のある日は行くときも帰るときも一緒な。」
梨歌「…わかった…………そういえば,あの先輩って今度高3だから,受験生だしあまり会わないでしょ。」
湊「だけど,会ったらどうすんの?…他のやつにまたやられたらどうすんの?…」
梨歌「それは…わかったよ。んじゃ,私のこと宜しく。」
湊「あぁ。…てか,今日,お前本当に素直だな…なんかあったか?」
梨歌「うるせぇ。頼もしいからお前を頼ってんだよ!!感謝してるんだよ!!」
湊「そういところ〇〇なんだよな。」
梨歌「何つった?」
湊「なんでもねぇ。」
梨歌「今日は,湊,お前に奮発してやる。」
湊「は?俺がするぜ。」
梨歌「さっきのお返し。【これからも宜しく】っていう意味で。」
湊「ん。じゃあ,今回は,……甘える。」
お前もやけに素直だかな…
梨歌「んじゃ,ショッピングモール行く。」
湊「はぁ!?」
梨歌「すぐそこ!ほら!」
湊「…じゃなくて,…は,逸れるじゃん。」
梨歌「は?大丈夫だって!」
湊「俺が一緒にいるって言ったから…」
梨歌「分かった。じゃあとりあえず,メイク落として,眼鏡とゴム外すわ。」
湊「ん。」
………(メイク落として,眼鏡とゴム外した。)
梨歌「で,ショッピングモールで【一緒にいる】って言ったって,逸れたくなくても逸れるじゃん。」
到着すると,湊が私の手を引っ張ってきた。
梨歌「は?」
湊「は,逸れないように…///」
手を繋ぎ出した…
え…意外なんだけど!?
ドクドクドクドク
(心臓の音)
やべぇ。心臓の音がうるせぇ。湊に聞こえちまう。
なんだよ,この気持ち。心の重みを感じる。
ってか,湊の顔真っ赤なんだけど!?
梨歌「どうした?熱でもあるか?」
湊「なんでもねぇ。」
気まずい…
梨歌「ってか,どこ行きたい?」
湊「ここ🫵」
梨歌「おっけー。」
クラスメイト「見てよ。湊くんが綺麗な女の人といる。」
梨歌「やべぇ。噂になっちまう。早歩きしろ!!」
湊「ん。」
到着
梨歌「二人です。」
店員A「チッ。高校生かよ。味分かるのか?」
小声で言ってきた。
ウッザ!!
湊には,聞こえてなさそう。
じゃあ良いか。
店員A「こーこーせー二人来た。」
こーこーせー?
高校生って言わないといけないし,高校生っていちいち言わなくても良くねぇか?
【来た】じゃねぇだろ。
ご来店です だろ!!
店員A「はい。メニュー。」
はぁ?投げんなよ。白里なめんな!!白里を!!佐々木もなめんな!!一緒だけど(w)
湊「ごめん。」
梨歌「うちこそごめん。………てか,手…いつまで繋ぐの?」
湊「っ!ごめん…」
気まずい…私から気まずくしちゃった…どうしよう。
梨歌「あ……あ,青瀬何にする?」
湊「は?急に苗字呼び?」
梨歌「あ,焦りすぎた!!湊,何にする?」
湊「ん〜(払ってもらうから安いのを…)。」
梨歌「やっぱ,自分で払って!!」
湊「なら!!…」
ピーンポーン
湊「は?俺言ってねぇけど。」
店員B「はい。」
梨歌「ご注文お願いしてもよろしいですか?」
店員B「はい。」
梨歌「一番上の…Top classのを2つください。」
店員B「はい。分かりました。えぇ〜と,では,……すみません💦当店のご来店は初めてですか?」
梨歌「はい。」
店員B「すみません💦最初に聞かなくて…えぇっと,あーでこーであーでこー(説明した)です。」
梨歌「すみません💦ご丁寧な説明,どうもありがとうございます。」
店員B「///(なんて良い子なの!!)ではお楽しみ下さい。」
店員A「チッ。」
梨歌「見ろ!!うちが好きなやつ!!」
湊「どれ?」
梨歌「これ🫵」
湊「俺も…なんだけど。」
梨歌「ん,じゃあお前の分も全部取るわ。」
湊「は?ひでぇな。」
梨歌「ジョークだって!!」
食べ終わった
梨歌「ご馳走様でした。」
湊「ご馳走様でした。」
梨歌「もう行くぞ。」
湊「おお。」
梨歌「お会計お願いします。」
店長「は〜い。少々お待ちください。」
梨歌「はい。」
店長「すみません💦お待たせしました………あれ?梨歌ちゃん!!久しぶり。」
梨歌「あ!!やっぱり店長さんですよね?」
店長「うん。」
梨歌「あの〜。少し言いづらいんですが実は────────(店員Aのことを話す)でして…」
湊「注文を頼んだ人は,とても接客が良かったです。」
梨歌「わかる〜。」
店長「嘘!!とても不快な思いをさせてすみません💦ちょっと待っててくださる?」
梨歌「はい。」
店長「店員A!!ちょっとお前こっちに来い。」
店員A「はい?何でしょう。」
店長「店員A!!お前,お客様に大変失礼なことをして皆さん困っていますよ?あなたのせいで評判が悪くなるだろ!!どう責任を取るんだ?」
店員A「………」
店長「店員B!!」
店員B「は,…はい。」
店長「ちょっとこっちに来てくれるかね?」
店員B「す,すみません💦」
店長「何?僕,まだ何も言ってないけど?」
店員B「ご,ごめ…」
店長「君のおかげで,梨歌ちゃん達から良いこと言われたよ!!ありがとう!!じゃあ,ボーナスやるよ。」
え?簡単にいいの?
店員B「え…良いのですか?」
店長「うん。」
店員B「佐々木様達,そして店長,ありがとうございます!」
店長「おい!店員A!!お前も店員Bを見習え!!お前はクビだ!」
店員A「嘘……す,ずみまぜんてじだぁ゙… もう二度とこのようなことはいたしません…」
梨歌&湊「ありがとうございます。」
店長「おお!!」
店員B「あの…佐々木様がこんなにも弱々しそうな私にとても優しくしてくださって…とても嬉しかったんです!!」
梨歌「また,行きますね!」
店長「おお!じゃあ,はい!カップル割引券。君たちには特別に!!」
梨歌&湊「え…カップルではないんですけど…」
店長「え?そうなの?」
店員B「え…手,繋いでいたと思うんですが…」
梨歌「嘘…見られてた?」
湊「あっ,あれは…は,逸れないように…」
店長「まぁいいの!!」
梨歌「すみません💦長居してしまって…お会計お願いします。」
店長「いいの!!払わなくて…店員Aに,振り込むように言っておく!!」
店員B「私が払いますよ。」
店長「駄目だってば〜。」
梨歌「え〜…でも…」
店長「いいの!!ほら,ここで,ずっと居ると疲れちゃうよ?」
梨歌「では,…お言葉に甘えて…」
店長&店員B「毎度ありがとうございました。またのご来店お待ちしております。」
梨歌「また,すぐ行きます!」
お店を出た
梨歌「ごめん…奮発できんかった。」
湊「嫌……いいよ。てかお前店長と知り合い?」
梨歌「うん。家族で良く行くの!!月に3回ぐらい。」
湊「多!!」
梨歌「でしょ?だから,名前覚えてもらった。」
湊「そうなんだ………話変わるけど………春休みどっか行く?」
梨歌「えっ?……良いよ。」
湊「どこで,いつ?」
梨歌「また,ショッピングモール,リベンジしない?」
湊「良いぜ!!朝から昼?昼から夜?」
梨歌「ん…昼から夜かな?」
湊「了解。じゃあ,いつにするか連絡して。」
梨歌「うん。………ふふっ。」
湊「なんだよ。」
梨歌「湊にしては珍しいなと思って。」
湊「……」
家に到着
梨歌「じゃあ,また明日。」
湊「ん…」
梨歌の母「おかえりなさい。湊くんとデートしてきたの?」
梨歌の父「違うよ!!親しきお店で食べてたの!!」
梨歌の母「嘘!!もう,梨歌にも青春が来たのね!!」
梨歌「別にいいでしょ。感謝の気持を込めて連れて行ったんだから…」
梨歌の親(父母)「何?助けてもらったの?」
梨歌「もう!だから!別にいいでしょ。」
梨歌の親(父母)「それより,言わないといけないことがあるでしょ?」
梨歌「は?……あぁ…春休み…湊と遊びに行く。ショッピングモールで,日程はまた今度言う。昼から夜…」
梨歌の親(父母)「よく言えました。」
梨歌「だ,黙れ!!(。>﹏<。)…それより,ご飯作るから待ってろ。」
梨歌の親(父母)「今日は,いつもよりご飯が美味しく感じれる。」
梨歌「黙れ。」
数分後
梨歌「できたぞ。」
歯磨きして寝よう。
シャカシャカシャカ
(歯磨きの音)
トントントントン
(階段に上っている)
梨歌「おやすみなさい。」
明日から,春休み!!やっとゆっくりできる!!
スースースースー
(寝た)
6時間後
チリリリリリリリ
ん?
あ,朝だ。
起きよう。
ふぁぁあ
(あくび)
今日はメイクしない!!
楽…
着替えて…
梨歌の母「早く降りてきて。」
梨歌「今行くから待ってろ。」
梨歌の母「も〜。」
トントントントン
(階段を下る)
梨歌「おはよっ……て……
は!?何で湊が居んの?また,勝手なことしやがって!!………
勝手に呼ぶなよ。」
梨歌の親「まぁ色々と。」
梨歌「あっそ。」
宿題やろう。
梨歌の父「急に宿題しだしたよ?」
1時間後
終わった〜!!
後は,届けてこよう。
ガチャ
(ドアを開ける音)
梨歌の母「どこ行くの?」
梨歌「宿題を学校に届ける。」
梨歌の父「気を付けてな〜。」
梨歌「だからさ,過保護辞めろ!!」
湊「……(ここん家もか…)」
ヒュー
(走っている)
確か,職員室に繋がっている外階段のインターホンを鳴らせばいいんだよね。
ピーンポーン
(インターホンを鳴らした。)
先生「はい。」
梨歌「1年5組佐々木梨歌です。宿題を届けに来ました。」
先生「!?…はい……」
ガチャ
(ドアが開いた)
先生「佐々木さ…え!?白里…様!?」
梨歌「あ…やっべ…眼鏡とゴムとメイク忘れた。」
先生「眼鏡とゴムとメイク?」
梨歌「とにかく,先生…私は,白里です。そして,地味女子として,日々の学校生活を送っています。」
先生「そ…そうだったのね。」
梨歌「じゃなくて…はい。宿題。」
先生「しゅ…宿題終わるの早いね…すごくびっくりしたよ。」
梨歌「先生がびっくりしているのは,私が白里と知ったからじゃないですか?」
先生「気持ちがごちゃごちゃに…」
梨歌「先生…くれぐれも,私が白里だっていうことを言わないでくださいね?(圧)」
先生「はぃ…。」
梨歌「白里のことはいつか,自らバラすので…先生もお仕事頑張ってください。では!!」
ヒュー
(走っている)
やべぇ。
私としたことが…
梨歌「ただいま。」
湊「おかえり…」
梨歌「クソらは?」
湊「クソらって?」
梨歌「父母。」
湊「あ〜。買い物行った。」
梨歌「了解。んで,あんたは何でここ居んの?何故呼ばれた?」
湊「……見られてて…昨日のやつ…【彼氏なんだから彼女さんの家に行ってきなよ】って言われて,【アイツは彼女じゃない】という,誤解を解こうとしたら,【ウソをつくほど恥ずかしいの?あら…やだ…照れちゃって】って言われたよ…それで渋々。」
梨歌「へ〜。」
『渋々』ね?『渋々』…
………何この気持ち……
まさか,嫉妬!?
ないないない……でも…いや…
湊「どうした?……もう時間だし帰るわ。ごめん…誤解解くことできなくて…」
梨歌「うん………」
湊「どうかした?」
梨歌「…私が彼女…じゃだめなの?」
湊「はぁあ!?お前何言って!!………」
梨歌「な〜んてね!!ジョークだよ〜。もしかして期待してた?」
湊「ち,違うし…(でも…良いかもな…)」
梨歌「じゃあね〜。」
湊「また明日!!」
梨歌「え?明日?なんかあるっけ?明後日じゃないの?」
言ってなかった!!明後日に遊びに行くことを…
湊「またどうせこさせられるわ。」
梨歌「ん……じゃあね…バイバイ。」
【またどうせこさせられるわ。】湊が言ったこの言葉に少し…妬いた…
は!?好きみたいになってない!?違うって…多分…
梨歌の母「ただいま〜。バジルソース買ってきたよ!!」
梨歌の父「…梨歌?どうした?顔赤いぞ!熱でもあるのか?」
梨歌「もういいから…黙っとけ…寝る…」
時は進み…
今日は,湊と,ショッピングモールへ行く日だ。
梨歌の母「梨歌〜!!あなたの好きなご飯よ〜。」
梨歌「あぁ〜。もう!そういうの良いから。」
梨歌の母「彼氏くん(湊)の家もそうだって!!」
梨歌「だから…彼氏じゃねぇって言ってんだろ!!」
梨歌の母「あら〜。恥ずかしいのね〜。」
梨歌「バッカ!!」
もういい!!食う!!
梨歌「いただきます。」
梨歌の母「偉いわね〜。」
梨歌「キモ!!頭,触んな。」
ん…でも美味いな。
梨歌「ご馳走様でした。」
歯磨きして…
完了
トントントントン
(階段を上がる音)
服どうしよう
ガーリー?フェミニン?ベーシック?クール?
こういうのわかんない。
てか,母なんで,今日だって知っていた?盗み聞き?湊,経由?
いや…どうでもいい
どうしよう
男女で出かけるときって…何着るの?
……やっぱりガーリー?フェミニン?
いや,いつも通りでいいや。
良し!!
ガーリーとフェミニンのハーフにした。
髪型とメイク
おろしたほうが良いかな…
それともポニーテール?
編み込み?
ハーフアップ?
ハーフアップにしよう!!
てか,私,元々髪の毛くるくるなんだけど…
うぇ〜。気持ち悪い,ぶりっ子みたい…
またヘアアイロンしないと…
でもギリギリでいいや
メイクって何しよう。
ガーリーとフェミニンのハーフのメイクなんてある?
でもちょっとガーリー寄りだし,ガーリーにしようかな?
よし完璧!!
後は…ヘアアイロン
ピーンポーン
(インターホンの音)
梨歌「は!?」
湊?早くね?いや…荷物の人だ!!
梨歌の母「は〜い。」
?「湊です。」
え!?湊?
ヘアアイロンできてないんだけど
梨歌の母「梨歌〜!!降りてきなさい。」
梨歌「分かった。」
トントントントン
(階段を下る音)
梨歌「行ってくる…」
梨歌の母「楽しんできて〜。」
ガチャ
(ドアを開ける)
ガチャ
(ドアを閉める)
湊「行こうぜ…///」
梨歌「うん。」
やべぇ。こういうの初めて。いつもノリなのに。
着いた
なんかずっと無言…
ちょっとイタズラしてやる
梨歌「…今日なんか似合ってんね。」
湊「……」
梨歌「おい〜!!喋れよ。」
すると指を差した。
?どうした?…げっ!!最悪〜。
梨歌「こっちから行こうぜ。」
湊「こっちだ。上にも居る。」
はぁあ!?
てか,手を引っ張っているんだけど!!も〜
湊「馬子にも衣装て感じだろ。」
梨歌「なわけねぇ〜だろ。だったらなんでそれ着てくるんだよ。」
湊「そか。」
梨歌「てか!!見て!うちの好きなのコラボ!!」
湊「あぁ。今日からだから写真撮れるって。」
梨歌「おっけー。」
湊「…お前が前これ好きって言ってたから…今日写真撮れるし,今日にした。」
梨歌「サンキュー。…待って!!この前行った店,20周年記念って!!」
湊「お!!行こうぜ!!」
梨歌「こんにちは〜。」
店員B「お!!いらっしゃいませ。」
店長「おぉ!!いらっしゃい!!」
なんやかんやで…1時間経った
梨歌「今日は,ありがとう…。」
湊「おお。」
梨歌「じゃあ,帰ろうか。」
2人で歩き出した。
湊「あの…さぁ…」
梨歌「?」
湊「本当は,卒業式が良かったんだけど…」
梨歌「あぁ…ごめん。日付けのことね。」
湊「違う…」
湊の顔が真っ赤。何故か,照れてる。
湊「…ずっと前から好きでした…付き合ってください。」
わからない…恋愛が…でも,目から涙が出てきた…
あぁ…やっぱり,私,此奴(湊)のことが好きだったんだ…
本当に嫉妬してたんだ…
湊「おい…どうした?」
梨歌「はい!!」
人生で一番嬉しかったのか,大きな声が出た。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
俺,鈴森玲は,梨歌のことが好きだ…
でも…あいつは湊のことが好きで,湊も梨歌のことが好きだ。
よ〜するに,俺だけ片思い…
てか,湊に相談されたし…
瑠夏「ね〜え!!玲!!放課後ちょっと付き合ってくんない?」
玲「お!!いいぜ。」
息抜きにはなるか…
瑠夏「玲ってこれ好きでしょ?」
玲「おぉ!!よくわかってんな。」
瑠夏「そりゃそうよだって…」
玲「ん!?」
瑠夏「れ,玲のこと…す…好きだから!!」
玲「へ?」
瑠夏「片思いなのはわかってるけど…」
玲「俺等2人片思いじゃねえかよ!!…返事だけど片思い友達ってことでこれからも過ごしてくんないか?」
瑠夏「わかった。」
私・俺の恋は,いつまでも実りませんでした。
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一学年上がって始業式も終わった翌日
湊の母「ごめんね。梨歌ちゃん。湊,風引いたから学校休むんだ。」
梨歌「あ…わかりました!!ありがとうございます。」
久しぶりに一人で登校
フフン♪
ゴン!!
??「いってぇな!!ってお前この前逃げた地味子ちゃんじゃん!!」
はぁ,弓削浩二か
梨歌「何かようですか?」
浩二「何かようですか?じゃねんだよな!!」
ボン
よかった!!反射的に避け…
浩二「!?白里様…」
梨歌「しまっ…眼鏡取れたし。」
周りの人「佐々木さんって白里様だったの…!?」
麻「なに?何の騒ぎですの?」
梨歌「あら地理さん!!おはようございます。」
麻「おはようございます。白里様とお話できるなんて光栄です。なぜここにいるんですか?」
梨歌「え?佐々木梨歌だからですよ?」
麻「嘘…」
それから教室に行くと
生徒「パシってすみませんでした!!何か買ってきてほしいものありますか?」
梨歌「いいのよ。べつにあんなのうまい棒一本買うのと一緒だもの。」
生徒「ひぃ!!」
翌日は湊が引いて学校に来ていた。