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過去です。
推理小説家
ある時まで、日本、他国は仲良しだった。
「エドガー先生!この小説面白かったです!」
と乱歩が言う。
「そうですか、それは良かったです。」
と笑みを零しながらポーが言う。
「おーい!ポー!乱歩!いるか?」
「あ!コナンさん!」
「あ、コナン先生!」
そう、コナンが来たのだ。
「よう!これ、お前ら好きだろ?うちの国の小説と、甘味を持ってきた。」
とコナンが2人に言う。
「わぁ!美味しそうです✨」
と乱歩が反応する。
「美味しそうですね。」
とポーも言う。
「ならさ、あっちのテラス席で食べながら話さねぇか?」
とコナンが提案する。その言葉にポーと乱歩は笑顔でうんと答えた。
「うーん!美味しいです!あの、コナン先生。僕人見知りなの知ってて、人少ないところにしてくれて、有難う御座います」
と乱歩が御礼を言いながら甘味を食べている。
「いや、俺が2人とあまり人のいない所で話したかったんだ。」
「同じくです。流石コナンさん。」
「ふふふ、あの、先生方…」
「どうした?乱歩」
「どうしました?乱歩さん」
乱歩は間を空けてからこう言った。
「もし、ここが戦場になって、僕たちが敵対したら、どうしますか?」
その言葉にコナンとポーは驚いていた。が、その後2人はクスリと笑ってこう答えた。
「そうですねぇ、私は敵対しても、戦闘している振りをします。こう見えても、演技は得意ですので。」
と言うポー。それに続きコナンは
「俺は戦う。敵だったらな。だが、それは“敵だったら”の話だ。 」
「え?」
乱歩は疑問に思った。
「まず、俺はお前たちが、俺のことを敵だと心から本気で思っているなら、俺は敵と認知し、戦う。だがな?」
少し間をあけ、こう言った。
「俺はお前たちのことを信用している。お前たちは戦争したいと思っていないことは分かっている。」
続けて言う。
「だから、俺は、そんなお前たちと戦わないで、撃つ振りをしよう。」
と言う。
「ふふ、コナン先生らしいです。」
「本当ですね」
「お、俺らしいってなんだよ。」
「えぇ?だって、コナンさんは人を信用して、裏切られた時など、そういったパターンの関わり方など考えて、なるべく敵にしないようにするじゃないですか。 」
「そうですね。エドガー先生の仰る通りです」
「ちょ、乱歩まで…」
とコナンが困ったようで嬉しそうに言う。そこでコナンはこう言った。
「で、質問してきた乱歩はどうなの?」
「え?僕ですか?」
「…攻撃はしたくないです。ですが、僕の能力じゃ、きっと、役割は戦闘員でしょう。その場合。」
乱歩は続けて言う。
「僕は 攻撃はします。ですが、攻撃は、地面にです。皆さんにはしません。だって、戦争は、皆さんやりたくてやっている訳じゃ、ないんですから。」
その答えを聞き、コナンとポーはふふっと笑い。こう言った。
「本当、貴方はそういう所がありますね」
「本当に、お前はすげぇヤツだ! 」
「え?え?」
「いえ、ただ、1つ、その心、いざそうなった時も、忘れないでくださいね?」
「そうだな。忘れずにいろよ。」
「なんせ、俺らは」
続けて言う。
「“仲間”なんだからな!」
「「はい!」」
「それじゃあ、また今度」
「はい。また会いましょう」
「じゃ、またな。」
そう、この“また会おう”は戦場になってしまうなど、この3人、否、全員思っていなかった。
小説家
コメント
4件
初見&初コメ&フォロー&時差コメ失礼します、 この小説すごく面白そうなので好きです、! 他の小説も見ますね、!
面白い…!私も文豪系の小説書いてます!よければ見てください!!