テラーノベル
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👻🔪×🐙🌟 限界
・ ご本人様とは全く関係ありません
・ 完全捏造 、妄想です
・ 名前伏せません
・ Vta , 🐙🌟少々病み等あります
・ 何でもありな人のみ見て欲しい
・ man→MOB男性 、wo→MOB女性
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【 👻🔪side 】
hsrb「 大変申し訳ございませんでした 」
俺の隣で深々と頭を下げる星導 。目の前には 、怒りを抑えるように歯を食いしばっている男とその男の服を後ろからぎゅっと掴んでいる女性が 。
man「 俺の … !!俺たちの娘を返せ !! 」
声を荒げる男 。玄関中にその野太く強い声が響き渡る 。女性は「 もうやめて 」と泣きながら男性の腕を掴んでいる 。星導は頭を下げたまま 。
ふと男性の真横にある小さな棚の上に目線を向ける 。そこには3人の写真が立てられてあった 。多分 、この女性と男と … その娘さんだろう 。
幸せだったんだろうな 。
hsrb「 申し訳ございません 」
man「 謝ったら娘は帰ってくるのか !!? 」
man「 娘を返せ !!何がヒーローだ !! 」
hsrb「 申し訳ございませんでした 」
何を言われようが殴られようが 、ずっと頭を下げて謝罪している星導 。その精神が素晴らしいと思う 。
でも 、謝る必要は無いと思う 。
仕方がないんだよ 、もう 。死んだ人は帰ってこない 。俺らだって 、別にこの2人の娘さんを殺したかった訳じゃない 。なんなら救いたかった 。
でも 、俺らにも限界ってもんはあるんだよ 。
man「 はぁ … 、…… もう出てってくれ …… 。顔も見たくない … 」
hsrb「 … はい 、失礼します 」
漸く終わった 。はぁ 、と溜息を吐きながら少し暑苦しかった玄関から出る 。
kyng「 よく耐えたな 、お前 」
hsrb「 … うん 」
未だに俯いて下を向いたままな星導 。ただただ無言で 、少し曇った綺麗な瞳で地面を見ている 。
kyng「 … いつまで引き摺ってんだ 、もういいだろ 」
hsrb「 …… うん …… 」
kyng「 はぁ … 、ほら行くぞ 。 」ぐいっ 、
hsrb「 わ 」
無理矢理星導の手をとって 、引っ張りながら帰る 。後ろから「 小柳くん 」と呼ぶ声が聞こえるが 、一旦無視する 。
hsrb「 ねえ小柳くんってば 、痛いよ 」
kyng「 我慢しろ 」
hsrb「 あっちょ 、ねえ 、今事務所への道通り過ぎましたよ ?ねぇ 、ちょっと 、 」
今日は事務所には帰らない 。少し遠くに見える小さな駅に向かう 。
星導はというと 、未だに俺を止めようと必死に俺の名前を呼んでくる 。いい加減諦めろよと思う 。
kyng「 ん 、ついた 」
hsrb「 いやついた 、って … 駅 ?ねぇ 、事務所じゃないの ? 」
kyng「 俺は行きたい所あるから行く 。嫌なら1人で帰れ 」
古くなって錆びている駅名標を眺めながらそんな冷たい言葉を吐く 。
hsrb「 ……… それは 、やだ 」
kyng「 …… あっそ 」
何で嫌なのか聞こうとしたけど 、すぐに急ブレーキをかけた 。
hsrb「 … なんの電車乗るんですか ? 」
kyng「 … 教えない 」
hsrb「 え〜 、教えてくださいよ小柳くん 」
むっ 、と頬を膨らます星導 。うるせぇ 、と星導の肩を軽く押す 。
hsrb「 …… あ 、あれ ?電車きたよ 」
kyng「 ん 、コレ 。ほら乗れ 」
プシューッ 、と音を立てて開いた電車の扉 。迷いも無く俺は電車に乗り込み 、駅に突っ立っている星導に手を差し伸べた 。
hsrb「 …… はい 」
電車の中は空っぽだった 。俺は乗ったことあるから 、この電車に全然人が乗らないっていうのは知ってたけど 、星導は知らないようで貸切状態の電車に目を輝かせていた 。
hsrb「 えすごい !誰もいませんよ小柳くん ! 」
kyng「 ふ 、だな 」
子供のようにはしゃぐ星導に笑みがこぼれる 。はしゃぐ星導の手を引っ張り 、一緒に近くの席に座って電車が発車するのを待つ 。
hsrb「 っあ 、揺れた 」
kyng「 ん 、発車すんだな多分 」
#bl
からす
19,990
#ご本人様には関係ありません
シール好き
320
2,475
予想通り 、その後放送が流れゆっくりと発車した 。身体が揺れる 。
hsrb「 … ていうか 、どこ行くんですかこれ 」
kyng「 っは 、今更かよ 」
hsrb「 いやそういえば聞いてなかったな〜って 」
で 、どこ行くんですか ?と俺の顔を覗き込んでくる 。ゆらりと星導の長く軽い髪が靡く 。
kyng「 …… 海 」
hsrb「 海 !へー 、小柳くんそういうとこ行くんですね 」
kyng「 なに 、悪いかよ 」
hsrb「 いや誰も悪いだなんて言ってないでしょ 」
焦りながらただ意外だっただけ 、と付け足す星導 。
kyng「 別に怒ってねぇよ 、焦んな焦んな 」
hsrb「 ああ 、ごめんなさい 」
hsrb「 …… 最近 、人の苛立ちとかに敏感でさあ ……… 」
急にそうゆったりと話し出す 。
hsrb「 今日も平気なフリしちゃったけど 、ほんとは怖かった 」
こてん 、と俺の肩に星導の頭が乗る 。静かで温かい 、でもどこか不安そうな声でそう話す 。
hsrb「 ………… 幸せそうだったなあ 、あの写真 」
ぼそっ 、と呟かれたその言葉に反応する 。やっぱり星導もあの写真見てたのか 。
kyng「 …… な 。あの写真幸せそうだったよな 」
hsrb「 うん …… 、… その幸せ 、俺が奪っちゃった 」
はは 、と乾いた笑いを漏らしながら話す星導の目には涙が溜まっているように見えた 。
kyng「 …… お前が奪ったんじゃない 。あいつらが奪ったんだ 」
kyng「 あの 、ヴィラン共が 」
hsrb「 …… うん 」
kyng「 …… なにお前 、ねむい ? 」
hsrb「 ううん … 、… ちょっと疲れただけ 」
kyng「 まだ時間あるから寝とけ 」
hsrb「 ううん 、いい 」
なんなんだよ 、と思いながら窓の外に目線をやる 。夕日で木の葉も森も山も 、薄い橙色に染められていてとても綺麗な光景だった 。
hsrb「 …… もう夕方ですか 」
kyng「 な 、はやい 」
hsrb「 ね 」
星導はすりすり 、と俺の肩に頭を擦り付けている 。少し擽ったくてゾワゾワする 。
kyng「 ………… ん 、ついた 」
hsrb「 ん 、…… 」
kyng「 ほら 、降りるぞ 」
眠そうな星導の手を握り 、また引っ張りながら電車を降りた 。
hsrb「 え 、すぐそこじゃん海 」
kyng「 おん 、ほら行くぞ 」
駅を出てすぐそこ 。綺麗な海が見える 。
kyng「 ん 、行くぞ 」
hsrb「 ちょっと小柳くん 、靴脱がなきゃ 」
kyng「 ああ 、おん … 」
2人で靴と靴下を脱いで 、浜辺をゆったり歩く 。海が夕日に照らされて先程の森のように橙色に染まっている 。あまりの綺麗さに俺は目を細めた 。
hsrb「 ほら 、行きますよ !海 ! 」
kyng「 ぅおっ !? 」
急に手を引っ張られてびっくりする 。今度は俺が引っ張られる番なのか 。
hsrb「 わー … めっちゃ綺麗ですね 」
kyng「 …… だな 」
hsrb「 ……… なんか 、懐かしい感じもしますね 」
kyng「 え 」
星導を見る 。ん ?と首を傾げて俺を見ている 。
懐かしい 。そう 、この海は星導との思い出の場所だ 。星導の記憶が無くなる前 、よく一緒にここに来ていた 。2人で浜辺で走り回ったり 、服着たまま海入ってびしょ濡れになったり 。
kyng「 …… 懐かしいな 」
hsrb「 … ねえ 、小柳くん海入りましょーよ 」
kyng「 ん 」
羽織りを脱いでズボンを軽く捲り 、海に入る 。ザァ 、と押し寄せる冷たい波が足に当たる 。
kyng「 ふは 、冷た 」
hsrb「 小柳くん 」
kyng「 ん ?ッぅお !?゛ 」
急に名前を呼ばれたと思えば 、そのまま押し倒された 。急な展開に頭が追いつかない 。
kyng「 ちょ 、なに 」
hsrb「 ふ 、いや 、びしょ濡れにさせたくて 」
kyng「 は 、お前 。やったな ? 」
hsrb「 ちょっとやめて〜 ! 」
浅い海辺で水を掛け合いながら遊ぶ 。いい歳した … というか 、100歳越えのおじいちゃんと何億歳のおじいちゃんが海で子供みたいにはしゃいでるのもどうなんだと思うけど 。でも 、今日くらいはいいよなと自己解決する 。
hsrb「 は〜っ … 、ふふ 、びしょ濡れですね 」
kyng「 ほんとだよ 、どうすんだこれ 」
hsrb「 んふ 、どうしましょうね 」
kyng「 お前から始めたんだからな ? 」
hsrb「 ふふ 、…… 」
hsrb「 …… 小柳くん 」
kyng「 …… ん ? 」
hsrb「 もっと奥 、行ってみませんか 」
浅い海に足をつけたまま 、浜辺にいる俺を見つめてそう言う星導 。ごくりと喉を鳴らす 。光がない曇ったその瞳に吸い込まれそうになる 。
kyng「 …… 逆に 、お前はそれでいいのかよ 」
hsrb「 ん〜 … わかんない 」
誘っといてわかんねぇのかよ 。
hsrb「 でも 、なんか 。もう 、俺は消えちゃいたいです 」
hsrb「 いっその事 、海の底まで沈んで静かに溶けたりしたいですね 。誰にも気付かれず 、そのまま … 」
hsrb「 …… ふ 、おかしいですよね 。帰りましょうか 」
どさっ
hsrb「 え 、なに 、? 」
星導を押し倒して 、無理矢理星導の頭を海の中に沈める 。苦しいのか 、上がってこようとするから頭を掴んで上がって来れないようにした 。
hsrb「 ッ〜〜 !! 」ごぼっ 、
kyng「 ん 」
hsrb「 げほッ 、かはッ … はぁっ 、… なにするんです 、 」
kyng「 苦しいだろ 」
hsrb「 んぇ … あぁ 、今の … ?うん 、苦しかったけど …… 」
kyng「 苦しいって思うんだったらやめとけ 」
顔までびしょ濡れになった星導を見る 。うつらな瞳で俺を見ている 。
kyng「 … あ 、でも押さえつけたのは … ごめん 」
hsrb「 …… っふ 、いいですよ 」
hsrb「 ………… 帰りましょっか 」
ぱっぱ 、と少しついた砂を払ってそう俺に手を差し伸べる星導 。その手をとり 、俺と星導は何事も無かったかのように駅に戻った 。
_ オマケ
inm「 ねえなんでそんなびしょ濡れなわけ ?何があったかは知らないけど 、せめて拭いて帰ってきてくんない ? 」
hsrb「 ハイ … スイマセン … 」
inm「 それに電話も出ないし !!も〜 、ほんとどこ行ってたの遅くまで ! 」
kyng「 … すまん 」
inm「 も〜 、ほんとにもー … 」
mrkm「 伊波もぼくもほんまに心配してたんやで 」
inm「 ほんとだよ … どっかで倒れたりしちゃってんのかと …… 」
hsrb「 すいません 、もうしないので 」
kyng「 しない 」
inm「 ならいいけど … 」
inm「 とりあえず !!風呂入って !服替えて !!わかった !? 」
hsrb.kyng「「 はい 」」
mrkm「 大変やなあ 」
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自己満 !!!!!!!!!
どうですか !!!?!?!?
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