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「おはようございます……。」
「おっはよー!!」
暗闇に全てを飲み込まれてしまったような挨拶の声が聞こえた後、今度は光に全てを焼かれてしまったような呑気な声がいつも通り聞こえる。おそらく赤太宰と太宰ペアが来たのだろう。
「今日は珍しく遅刻じゃないな。」
国木田が腕時計を見ながら呟く。
今日もまた、昨日と変わらない1日がすぎるだけ。皆がそう思っていた。あの挨拶の声が赤太宰と太宰で反対になっていることに気づくまでは。
いつもと違って左目に包帯をつけていないからスースーする。
「敦くぅん!おっはよー!」
「あ、あれ……?赤太宰さん…?どうしたんですか……?今日はやけにハイテンションですね……」
「実はねぇ、不覚にも私もう1人の私と入れ替わってしまったみたいなんだよぉ……」
「え!?でも太宰さんの異能力って触れられた相手の異能力を無効化する能力ですよね!?異能力は効かないはずなんじゃ……?」
敦が赤太宰と太宰を交互に見る。
「今日は騙されんぞ。どうせ服を交換したんだろ?」
「おぉ、正解ですね 」
「なんでネタバラシしちゃうんだもう1人の私!」
「だってもうバレちゃったじゃないですか」
「せっかくの四月馬鹿がぁ……」
「お前もこんな奴に付き合わされて大変だな」
国木田がそう言って赤太宰の肩にポンと手を置いた。
きっと自分には計り知れないぐらい、あの包帯無駄使い装置のせいで心痛の耐えない日々を送っているのだろう。
「にしても、服装だけじゃなく包帯まで変えられると見た目だけではどっちがどっちか区別がつきませんね…… 」
書類整理をしていたらしい敦がこちらを見る。
「まぁ、なんせ私だからね!!」
「もうバレたんだし、そろそろ包帯ぐらい返してください。」
「え、やだ」
「……」
その瞬間無慈悲な手が伸び、太宰の付けていた包帯が外された。
「あー、私の包帯がー……」
「勝手にあなたのものにしないでください」
「いやでも君も私も同一人物なのだろう?ならその包帯も私のものということにならないかい?」
「ならないです」
包帯をつけていないとスースーするし、なんだか自分の存在意義まで包帯と一緒に消えた気がしてしまうので、奪い返した包帯をしっかり左目につける。
こうして、始まるはずだった非日常は一瞬にして幕を閉じたのだった。
作者の一人語り⤵︎ ︎⤵︎ ︎
いいねやフォローいつもありがとうございます!
youtubeを見ている時など急にフォローされました、やいいねされました、の通知を見るとすごく嬉しくなって物語を書いてしまいます(´>∀<`)ゝ
きっとまだまだ読みにくいThe夢小説って感じの小説でしょうがこれからも精進しようと思います!!
コメントも、すーぐ読みに行って、いーっぱい考えて長文返信を送るので、もし良かったらコメントもくださいm(_ _)m
ここまで読んでいただきありがとうございました!
次は…犯人とか設定とか考えるの嫌で避けていた事件でも起こそうかな………。
もうネタが…無くなってきた…………。
もちろん大まかな筋書きはあります…ラストは……うん………未来の私がどうにかしてくれるさ
では、またいつか!