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なぎ
17,828
「おいなつ…嘘だろ、」「ちがうっ!」
残業代も出ないようなブラック企業からの帰宅。解放されたと思って入った家だが、今はなんとも悲惨なことになっている。
「あ”ー、寝みぃ…」
誰にも聞こえない独り言をそっと呟き、現在の時刻を確認する。時計の針は夜23時をさしており、そろそろ終電も無くなりそうな時間に仕事がやっと終わった。完了し積み上げられた資料を手作業で鞄に詰めていきながら頭は働く。今日は定時で仕事も終わり久々に早く帰れると思ったのに席を立つ直前でクソ上司に捕まった。目が開いてんのかわかんねぇほどの幅で俺に仕事を押し付けてきた時の顔を今でも覚えている。そう考えると相変わらずのブラック企業で最悪の職場だなぁ。そろそろ辞めそう、と思うくらいのの仕打ちだった。
荷物が纏まり、いつもより一本遅めの電車に乗る。見渡すと当たりは全員スーツを着た俺と同じ限界社畜。お前らも残業してたんだなと勝手に同盟をくんだようだ。しかもまるで辛いのは俺だけじゃねぇんだなと実感させられるようだな。だが疲れ果てて話す余裕もないリーマンたちだけの静かな電車は意外にも心地よく、アナウンスが響く度にどうもそわそわしてくる。
最寄りの駅で電車もおり、照明が消された家をどんどんすぎて行く。家まであと数歩の所ではもう0時を過ぎていた。そこでふと頭に彼奴が思い浮かぶ。家で朝から晩まで待っている彼奴は何をしているのだろう。性格的に寂しさは感じ無さそうだが丸一日会っていないとさすがに心配だと少し早歩きで帰る。
「だだいま」
鍵を回して気づいてもらおうと大きめの声で言う。だがそう呼びかけても反応はない。もう寝てるのか?いつもより早いななんて呑気に考え、こんな事になるなんて予想していなかった。部屋の電気は付いているが音がない、まぁやっと帰ったのだから今日はもう早く寝よう。そう自分に言い聞かせリビングのドアを開ける。
「は…?」
一瞬時が止まった。俺の呼吸も止まり、目の前の光景に口を半開きにして眺めるしかできない。なんと目の前にはズタボロになって糸がほつれているお気に入りのニットベスト。そして近くには愛用の香水が零れている。すぐさま幼い頃からの癖で犯人探しをしてしまう、だが犯人はすぐにわかった。間違いなく俺の家の猫だ。ぱっと顔を彼奴に向け、こんな高ぇ香水落とすやつお前しかいねぇよという少し怒りを含んだ目つきで彼を見る。
「んーん”っ…!」
なんとも強気で俺が悪いと責任転換してくるような様子。その様子にはさすがにイラつく。俺のどこが悪いねん言ってみろや。
「はぁ、どうしたの?なつ」
「ちがうもんっ、いるま!」
「んな怒るな…」
お前がやったんだろと思ったがお前を一人にした俺も悪いため少ししょんぼりとうつむいているベタついた頭をわしゃわしゃと撫でてやる。俺に頭を押し付けてきてゴロゴロと喉を鳴らす姿は可愛いが、現実は許してくれない。カーペットの洗濯に床も拭かないといけない。それから香水を顔から浴びたバカな此奴を風呂に入れないといけない。その時、垂れた香水がこちらにも広がってくる。
「……」
それが紛れもなく自分の愛用してる香水で、いつも付けるほどのいい匂いで更に俺をイラつかせた。
「はぁぁああ”…めんど」
ただでさえ残業をシバいて帰ってきたのにこれとは。とてもやる気が起きん。一瞬現実逃避しかけたが、お前を見てると現実に引き戻される。さっさと終わらせて寝よ。この日はどうにも理解が早かった。
洗濯機回して、いやがるお前に引っかかれながらも風呂入れて、お気にの墓参りもして、やっとベッド。ダイブするとなつが使い果たして洗っても取れない精子の匂いでいっぱいだ。とてもいい香りとは言えないが、なつが出して、俺の下で鳴いてくれた証拠なため、ちょっと好きだと思う自分がいる。
「ねっ、やぁ」
「離してっ、!」
「無理」
気づいたら彼を捕まえて押さえ込んでいた。嫌がってる様だが、妙に力が弱い。
「こんなんされて誰が許すか」
「お仕置な」
「っ…⸝⸝」
「おしおき、?⸝⸝」
「喜んでんのバレてんぞ」
「発情猫が♡」
「うぁっ⸝⸝」
なつの身体が一瞬跳ね、身体に興奮と熱が回る。旋毛にくすぐったさがきて、なんとも言えない、あのゾワゾワする感じが全身に広がった。
「マジで寝れると思うなよ?」
お前にお気に殺されて手間も増えたんだよ。でもな?可愛い面してやがるから怒れねぇよ。その代わり食わせてもらうけど。
「ちょ、それはっ⸝⸝」
「実際お前も寂しくて、俺に構って欲しくてあんなことしたんだろ?♡」
「っ…ぅぅ⸝⸝」
「なぁ?笑♡」
「あぅっ?!⸝⸝ぅ、あぁ♡」
なつの陰部すれすれを狙って触る。前者の言葉もあってか興奮と焦らされる恥ずかしさが止まらなく、生理的な涙が出てきそうな程。
「今日は丸一日抱いてやるよ」
そうなつの口にそっとキスをし、押し倒すような形で動きを制限した。いつもの気だるげな姿とは違い、今日は完全に食らいつく気満々のギラついた瞳に興奮が止まらない。
「んぅっ⸝⸝」
「まって、さすがにキツイッ…⸝⸝」
「最近ヤれてねぇからお前の溜まってんじゃねぇの」
「そうだけど…⸝⸝」
「安心しろ、堕としてやるから」
「そういうことじゃっ…⸝⸝」
「んむっ…⸝⸝」
「黙ってろ」
「お前ヤる度激しいんだよ…⸝⸝」
「どっちにしろ今日はお仕置だ。離すつもりねぇ」
いるまの手がなつの服を脱がせていく。その手はいつもと比べていやらしい。その手が服から肌に滑っていき、上半身のガン勃ちした乳首で止まった。
「ちょっと、…⸝⸝んッ…ぁ♡」
そこが触るだけで腰が跳ねるほど弱いためなにをするか直ぐに察した。なつの1番苦手で、1番好きな乳首責め。いるまの責めコースが決まったようで、なつは絶望に落ちたような顔で彼を見る。
「んな顔しても…笑」
「ほら、ここ気持ちいだろ?」
「あぁっ♡…んッ、⸝⸝ぁ、やぁっそこ”っ!⸝⸝」
なつが1番敏感な場所と知っているからか、いるまの手は慣れたような手つきでそこを弄る。
触れる度なつからいやらしい音が出て、腰が跳ねたり反ったり、今にも逃げ出しそうだ。
「はっ?⸝⸝ちょ、むりッ…♡、あぁ、っんっ⸝⸝」
「ひっ、!⸝⸝…っあ、だめッ♡」
「んぅうっ〜ッ?!⸝⸝」
「あ”っ、ぁ…は、はぁっ…⸝⸝」
「ん、いーこ」
そう言って豪快に達した彼の頭を撫でてやる。乳首でイって疲れ果てたのか倒れるように俺の肩にもたれかかってきた。その姿も愛おしく頭を寄せる。身体に触れてみるとまだ余韻が残っているのか身体が熱く、細かな息遣いや、心臓の音まで聞こえた。
「舐めるのはっ、なし…⸝⸝」
「なんで、好きっしょ?」
そう少し意地悪気味に言うと顔を膨らませて俺の肩へと軽く頭突きをしてくる。
「好きだけど…いるまも気持ちくないと、だめ⸝⸝」
「んだそれ笑」
「…っ⸝⸝」
完全に拗ねた様子に目を逸らし、続きをしようと振り向く。
「おわ”っ?」
勢いよく押され、そこには上から俺を見下しなつがいた。これはもしや、と期待してしまい、下のものが暑くなる。
「いるまも、俺でイって欲しいのっ…⸝⸝」
涙ぐみながらエロゼリフをいうのはさすがに反則過ぎないか。思わず口が開けずにいると、さらになつが追い打ちを掛けてくる。
「じっとしてて、気持ちくさせるから」
はむっ♡
そういやらしい効果音と一緒に熱の快楽が俺を襲ってきた。上下に一生懸命動かされて、今まで吐き出されなかった熱が出てしまいそうだ。
それに加えてエロい姿の彼女はもう条件が揃ってる。咥えられて数分もしないうちに俺は達してしまった。
「う”っ…なつッ…⸝⸝」
「んぅぅっ…ッ♡」
「はぁっ、んっ⸝⸝」
「おい、飲めよ⸝⸝」
「んぅ…ごくっ♡」
どさっ♡
「あ、ぅ⸝⸝」
エロくご奉仕されてしまったので返そうと熱を吐き出したのにまだ大きいものをなつへそっと当てる。
「んうっ?!⸝⸝」
孔も完全に濡れており、少し動かしただけで入ってしまいそうなほど。なつの口からは精液が零れており、涙でぐちゃぐちゃな顔でもとめてくる。
「あ”ー、くそっ…⸝⸝」
なんだよこれ絵面エロすぎるだろうが。こんな幸せで、いいのかよ。だがそんな事よりも今はこいつを犯したい。ぐちゃぐちゃにしたい。その独占欲が頭を支配する。
「なつっ…⸝⸝」
「可愛い⸝⸝」
「んゃ、っ…⸝⸝、ぅぅ⸝⸝」
今すぐ入れたいのに、焦らしたい。こんな濡れてとろとろな孔になんてすぐ入る。入ったら締め付けてきて、くそほど気持ちいんだろうな。
「ほらッ、なつ」
「んっ、ぁっ⸝⸝」
「ほしいだろ?」
すぐには入れず入口で出したり先っちょだけ入れたり弄り回してしまう。
「ばかぁっ、はやくっ…⸝⸝」
「いれろよっ…⸝⸝」
「っ…⸝⸝」
ずぷっ、ぬぷぷぷ♡
「あ”あぁっ?!⸝⸝」
「んっ、あぁっ⸝⸝」
「ばかっ、ほんとばかぁっ⸝⸝…デカイんだよこのデカチンッ!⸝⸝」
「はぁ?うっせーな笑」
「あ”ぅっ?⸝⸝」
「ごめっ、なさ”ッ…⸝⸝」
甘い、甘すぎる。
「はぁッ…ふ、~…⸝⸝」
「はぁ、ッ…⸝⸝」
「ふはっ笑」
「ちょ、お前…w」
「は?んだよッ…⸝⸝」
「漏れてる、精液」
「っ、はッ?⸝⸝」
そのくらい、長く集中していた。なつの股からは何回も出した俺の物がとろとろ流れており、どうやらもうそこが機能しないようだ。そのくらい、やってやったんだから。
「っ…最悪⸝⸝」
みるみる顔が赤くなっている。やっぱ此奴どこまでも可愛いな。そう口にキスを落とし、また隣に寝転がる。
「ん、ね」
「ん」
「今日、怒った、?」
そう、心配そうな声で聞かれた。目が潤んでおり、今にも泣き出しそうだ。
「…別に怒っては無いけど」
「ごめんなさい…」
心配だったんだろう。俺に迷惑をかけたと思っているから。正直とても許し難いが、別にそこまで器は小さくない。
「うん、いーよ」
「あんなんまた買えばいいから」
「でもっ、…」
「いーの」
「お前が居てくれるだけで」
「っ…⸝⸝」
「それに、もう泣くな?」
「俺に愛された直後だろ」
「泣いてるとこは見たくない」
「…っ!うん、ありがとう笑」
泣いてるとこもエロくて可愛いけど、やっぱ笑顔でいて欲しい。一人にしてごめんな。そういうと顔がぱっと晴れた気がした。
コメント
4件
コメント失礼します🙇♀️ 控えめに言ったらめっっっちゃ好きです 本当に猫ちゃん設定大好きなのでありがたすぎる💖 もう今月の栄養は摂取出来ました🤤
うわくそえろだいすき😭😭 リアルに叫んでたよ() えっ勘違いだったら申し訳ないんだけど書き方変わった…?! なんか上手くなったわよねあなた 好きすぎるもう一回見てきます(?
読了しました!「めんどい」と思いながらもなつに甘くなっちゃういるまの心情、すごく伝わってきました。残業帰りの疲れが吹き飛ぶような、濃密な時間の描き方が印象的です。「お前が居てくれるだけで」のセリフにじんと来ましたね。お互いを想い合う距離感が、ほろ苦くて温かくて…素敵な関係性だなと思いました!