フロリジナル
りょつぱ
R18なし
ヒロパヤミキダヨチューイ!
最後はっぴー(?)
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藤澤side
「ぁ、雨」
毎朝週間となってるジョギング中、降り出した小雨。
今日は気分で自然がいっぱいある、公園の中走ってたから、、
森のなかでの雨って、なんでこんなに神秘的なのかなぁ、
まぁ、このままだったら風邪ひいちゃうから、この先の家に向かおう。
そういやさっき、滑っちゃって擦りむいたけど、いけるでしょ。
僕は結構朝のルーティーンとか譲れないものが沢山あるので、速攻家に向かうことにした。
「ただいまぁ、」
まぁ誰もいないんだけど?
挨拶って大事じゃん。
それに、雨が降ってきたから帰ってきたのもあるけど、、
「若井、、大丈夫かな」
最近、若井の調子が良くない。
身体的にも、精神的にも。
疲れてるのだろうけど、、心配だ。だから、毎朝こうやってできるだけコミュニケーションをとってる。
「若井、、だ、い、じょ、う、ぶ、?っと」
送信ボタンを押して数分ご。
既読が着いた。もし、無理なら既読無視でもいいよって伝えてるけど、返信、、来るかな。
若井side
ひとりが怖いのはみんな一緒。
分かってる。どこかで、きっと分かりきってることなのに。
みんなと一緒の、共通店を探してみるけど、、
俺は正直朝が嫌いだ。
誰かのために明日、また明日と繰り返されるなら、、
ソイツが嫌い。
世界は広い、だから、俺の悩みなんて、ちょっとした気の動転なんて、、ちっぽけだ。
元貴や他の人たちの方がしんどい。そう信じてる。
あぁ、そういや今日仕事だぁ、、レコだったかな。しんどい、けど行かないとだめかなぁ。
ピコンッ
「涼ちゃん、、」
『若井だいじょうぶ?』
スタンプ付きで送られてきた柔らかいメッセージ。
そういや、、しんどいときは既読無視でもいいよって言ってたな、、。でも、流石に申し訳ないから、、
「だ、い、じょ、う、ぶ」
大丈夫、そう打って送信。
するとスグ既読がついて、
『ほんと!?よかった!若井が元気になるの待ってるよ!』
なんて、また優しいメッセージが送られてきた。今度は俺のメンバーカラーの青いハートつき。
その後に送られてきた、きっと彼の毎朝の週間となってるからジョギング後にとったものだろう。濡れたシューズとドアップの涼ちゃんのピースの写真。
彼の予想不可能な写真に思わず吹き出してしまって。
「、、すきなんだよなぁ、、」
なんて、再認識してしまった。
『若井、ゆっくりでいいからね。僕何時でも若井の、みたかだし若井のこと大好きだよ!』
「ッ、、」
きっと、こういう事がサラッとできる人って、、モテるんだろうな、、
しかもちょっと誤字ってる、、
それも含めて可愛いんだけど。
「ありがとう、、涼ちゃん」
もう、文字に打つのはしんどいから、、って思わず口からでた言葉。伝わるはずのないのに、、涼ちゃんが近くで笑ってくれたような感じがして。
「、、よし、今日は頑張ろう」
仕事に行くことを決意した。
ほんとは、もう。
愛してるとか、大好きだよとか、もう要らない。はずなのに。信じれば、信じるだけしんどいから。
でも、涼ちゃんからだと、いくらでも欲しいと思えてしまって。
これも恋のちからか、、。
いまはただ彼の温もりがほしい。早く行って、抱きしめてもらおう。もちろん、、”友達”として。
この気持ちは気づかれるわけには行かないから、、。
やっぱ、人間完璧はないんだなあって。この世に完璧なんて無いんだ。
どこからが涼ちゃんの香りがした。
藤澤side
なんだか今日は若井が来てくれそうな気がして。
僕、多分若井のこと好きなんだよね、、
1番大切な人。
だから、1番大切にしてあげたい。
正直いうと、、僕がこれまでミセスをやって来れたのは多分、もちろんほかのメンバーのおかげでもあるけど、1番は若井なんだよね。
最初はギクシャクしてお互いいい印象では無かったものの、同棲を経て少し変わったものがあったから。
彼のことがすき、になったのもあるし
ほかの一面を知れたからこそ、こうやって、、
また”友達”としてだけど密かに愛を伝えれるほどの
親密度になれた。
時間じゃない次元へ行きたい。
もう、彼が繰り返される朝に苦しまないように、
何もかも、自分本位で進んでいく、
そんな世界に行きたい。
「まぁ、、あるはずないんだけどね、、」
若井のことが好きって認識してしまってからは、
何もかもが、若井基準になっちゃって。
いつか、、
彼が僕のことすきになってくれて、
この恋の、追われる側になりたいって思うのは、
僕が欲しがりすぎているからだろう。
若井side
レコ
「はぁ、、緊張する」
いちばん早く着いてしまった。
1人では広すぎるほどの部屋にぽつんと1人。
レコ、、だったよね、
だから、少しでも早く終わるように
俺はギターの練習をして、時間を潰すことにした。
何故か分からないけど、数ヶ月の頻度で訪れる病み期。だいぶ学生の頃からだから、元貴はもちろん理解してくれてて、、
最近は、涼ちゃんがよく気にかけてくれてる。
嬉しい、、んだけど、
この期間、ずっと感じてる孤独感。
もちろんそれが、ただの俺の気にしすぎなんてこととっくにわかってる。
でも、どこからがくる、ココロの隙間。
そんな時はいっつも、涼ちゃんで埋めたいと思って、常に彼を欲してしまう。
今までの全部が、報われることを信じて、
少しずつ乗り越えていく。
これが、自分にとっても、みんなにとっても、1番いいってわかってるから。
なんなら、涼ちゃんのためって思ったら
「頑張っちゃうんだよなぁ、、」
ガチャ
「あれ!若井!」
「涼ちゃん、おはよぉー」
「お、はよう」
「どうしたの」
「お仕事来れた!若井と一緒に出来るから嬉しいなって、へへ」
「ッ、、俺も、涼ちゃんとしたくて、」
「そうなの?うれしぃ!」
「、うん」
「?どうしたの?」
あぁ、なんて俺は自分勝手なんだ。
さっきまでは、涼ちゃんの為ならいくらでも頑張れるし、涼ちゃんの温もりを早く感じたいって思ってた。早く抱きしめて欲しかった。
でも、いざ彼を前にすると、
恋心が邪魔をして、まともに話すことすら出来ない。だめだ、この気持ちは持っちゃダメなのに。
彼にとっては、迷惑でしかないのに。
涼ちゃんは、誰でも構わず大好きだよとか言っちゃう。俺に向けられる大好きも、その1部だろう。
そんな愛なら要らないよ。
涼ちゃんの、本気の愛がほしい。
でも、それはきっと叶わないものだから、
どうせ居なくなるのでしょう、
だからもう、触れないで欲しい。
拳を強く握りしめた瞬間、涼ちゃんの香りに包まれた。
「大丈夫だよ、若井。」
「ッ、」
「もう僕に頼りまくってよ、若井が悲しいと僕まで悲しくなっちゃうもん、、」
「涼、ちゃ、、」
これまでの、辛い思い出、悲しい思い出、もちろんいい思い出、最高な思い出。
全部全部、涼ちゃんが居たから感じれたもの。
そんな美しい思い出と一緒に抱きしめられると、
どうしても堪えきれないものが溢れてくる。
「ううッ涼ちゃん、ッ泣」
「わ、若井!?な、なかないで、、?」
「うん、ッ泣」
涙はもう、溢れ出してて、、
いつもはね、涙脆い涼ちゃんを慰めてあげる役割だったけど、今日だけは、、年上、に甘えさせてもらう。
すごく、安心できた。
年上だから、なのか、涼ちゃんだから、なのか。
分からないけど
多分どちらもだろう。
「涼ちゃん、まだあ?」
「もう!で、きる、、!」
「笑ゆっくりでいいよ」
あれから数ヶ月。涼ちゃんに支えてもらって病み期を乗り越え、今は何時でも来てもいいようにって同棲を再開した。
もちろん、ギクシャクしたままのスタートではないから過ごしやすかったし、彼を1番近くで感じられるって思ったら、嬉しくてたまらなかった。
病み期はとうに過ぎたけど、やっぱり
身を出して冒険しないと、せっかくのワクワクが、
せっかくの感情が腐ってしまうから。
外へ出よう
涼ちゃんに手をさしのべられて、俺は”外”へでた。
今までの景色と同じはずなのにどこかちがう。
鮮やかに色が散りばめられたようだった。
この世界に、温もりを感じた。
もちろん、涼ちゃんの温もりには叶わない。
それに、この好きという感情は、伝えるべきなのか。
自分から、1歩進まないと何も起きない。
教えてくれたのは涼ちゃんだから。
伝えたい。
「涼、ちゃん」
「ふぇ、なに?」
準備してた手を止めて、彼はこちらに向いた。
ながらで聞かないのが彼らしい。
「ッ、、りょ、涼ちゃん。」
「ん、なんでも言って?」
「、おれ、涼ちゃんが好きなんだ、、」
「えッ、」
「うん、、ごめ、んね?」
「いや、、僕もなの」
「ええ!?」
「うる、さぁ、、そうだよ、、なにか、悪い?//」
いや、、いやいやいや、流れに任せて口早に言っちゃったし、涼ちゃんなら流してくれるだろうと思ってたのに、、いやね、向こうもだと思わんやん?
俺の知る中で史上最速の告白なんだけど。
うれしいけど!
「ほ、ほんとなの?」
「ん、、そういってるじゃん、、///」
「て、てれてる?」
「ッ〜〜〜ばか!/////」
「じゃ、あ、、俺と付き合ってください、ッ!」
「うん、ッ///お、願いしま、す、、/」
「うわぁッ、、さいこうじゃん、、ッ」
ギューーーー
「うわッ」
「抱きしめて?//」
「ぐはッ、、」
「もお!//」
「ごめんごめん、、かわいすぎて、、ッ」
「んっぁ」
チュッ
「///ん、、」
「、涼ちゃん、、ありがとう、、
おれがこれまでやってこれたのは涼ちゃんのおかげで、、こうして思いを伝えれたのも涼ちゃんのおかげ。」
「うん、ッ/」
「ずっと1番近いとこで支えてくれたのも涼ちゃんなの。」
「ッ泣」
「だから、ありがとう。もう、一生大事にする。」
「ふふ、ひろと、、大好き//」
「ッ、名前呼びはずるいって、涼架」
「//えへへ」
「かわい、、」
「んむ、////」
もう、大好きなんて要らない。
彼の、本当の愛を貰ったから。もらえるから。
この先もずっと、こうやってだきしめてほしい。
今こうやって、涼ちゃんの香りに包まれて、
今度はおれが守るって、
ココロに決めた。
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いいやぁ、、りょつぱいい
もっと増えろ(?)
てかもう今更って感じなんだけどフロリジナル良すぎんか。
なんかもう、ね?
神
ありがとうございます
では、またばいびーん
コメント
4件
ふぇ可愛すぎるぅ
えへへへへ、!かみすぎる