テラーノベル
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ツアーも折り返し地点を越えた夜。
疲れを癒すため、ホテルの一室に集まっていた3人。ソファに座り、何気ない雑談が続いていた。
「ねぇ元貴、最近寝る前に何聞いてるの?」
若井の問いに、元貴は一瞬固まった。
「……なんで、急に?」
「いや、こないだの移動中、イヤホンで何か聴いてたじゃん? 寝落ちしてたし」
「ん、あれは……別に普通の、癒し系の音というか……」
「ふーん、癒し系ね」
涼ちゃんがにやりと笑って、ソファの背に肘をかけながら覗き込む。
「耳かきASMRとか……?」
「っ――!」
図星だった。顔を赤らめた元貴を見て、若井もりょうちゃんも揃って声を上げて笑う。
「当たり? まじか、可愛すぎる」
「実はこないだ寝落ちしてた時画面見えちゃったんだよね」
「そんなに好きなら、俺らがやってあげようか?」
りょうちゃんが言ったとき、元貴は「は?」と声を上げていた。
「冗談やめて、やめてほんとに……っ、ちょ、やだってば……」
しかしりょうちゃんは軽やかに後ろへ回り込み、強制的に頭を押さえられ、ベッドに寝かせられた。
「耳、貸して。ね?」
その言い方があまりに優しくて、逆に断れない。
「じゃあ俺、左やるから若井、右ね」
完全に流されて、元貴はされるがまま、右耳を若井に預ける。
どこからか取り出してきた細い綿棒がふと触れた瞬間、ピクリと体が跳ねた。
「ほら、敏感だ。思ったより……奥、弱いんじゃない?」
若井の低くて落ち着いた声が、耳のすぐそばで響く。
呼吸がふっと当たるたびに、鼓膜がびくんと震える。
「ふふ、こっちはもっとすごいかも。ほら、ちょっとだけ、奥……」
涼ちゃんの指がうなじに添えられ、軽く撫でるように滑る。
くすぐったい、でも逃げられない。
綿棒の音すらいやらしく聞こえてきて、身体が変に熱くなる。
「だめ……なんか、変な感じ、してきた……」
「変じゃないよ。気持ちいいだけ。耳ってさ、意外と感じるんだよね」
「しかも両耳、同時に攻められるなんて、贅沢すぎない?」
若井が囁く。
耳の中で鳴る音、くすぐったい指、近すぎる吐息。
そして、2人の低い声が、交互に耳の奥へ響くたびに――
元貴の理性は、じわじわとほどけていく。
もう、誰にどこを触られてるのか、わからない。
ただ、2人の声と指と、熱がすぐそばにあるだけで――
「……顔、真っ赤。気持ちよくなってるんでしょ?」
「素直になんなよ、元貴。ほら、“もっとして”って言ってみ?」
「言えたら、次の“ごほうび”もあるかもね?」
言葉の意味に、ぞわりと鳥肌が立つ。
耳の奥に響く声が、心までとろけさせていく。
「ねぇ元貴……どっちの方が、気持ちよかった?」
突然の問いに、目を開けたまま固まる。
「え……」
「右? それとも、左?」
若井の声が右から、
りょうちゃんの声が左から、同時に響く。
どちらも意地が悪い笑みを浮かべているのが、声色からわかった。
「そんな……比べられるわけ、ないって……」
「ふうん、じゃあ――」
ぬるり、と。
左耳のすぐそば、りょうちゃんの舌がわずかに触れた。
耳の縁をなぞるように、湿った音が響く。
「……っ! ちょ、や、やめ――!」
「反応、えっちすぎない? そんなに耳で感じるなんて、ねぇ若井くん」
「いや、俺のときもピクってしてたし、同じくらい弱いと思う」
「ていうか……もっと確かめないとわかんないな?」
耳の奥から首筋にかけて、同時に唇と舌が滑る。
右は若井、左はりょうちゃん――
まるで競うように、交互に、丁寧に、甘く。
「や、あ……だめ、変な声出る……っ」
「出していいよ。ね、今誰もいないし?」
「そっちのが、可愛いって思ってもらえるかもよ?」
わざと囁くように言ってくる2人。
耳の奥で、熱く、いやらしい声が反響して、どんどんおかしくなる。
気づけば、若井の手がシャツの裾をまさぐり、
りょうちゃんの指が、首元のボタンをはずしていた。
「ほんと、こんなに敏感な顔……他の人に見せちゃだめだよ」
「俺たちだけが、知ってる顔。……ね?」
言葉のひとつひとつが、心の奥にまで届いて、
全身が熱でぼうっとしてくる。
「……やだ、お願い、ちょっと待って……っ」
「……無理」
「待たないよ」
2人の声が重なった。
そして――
「次は、もうちょっと奥……触っても、いい?」
指先が、シャツの中の肌に触れた。
まるで体温を比べるように、優しく、でも逃がさない。
「声、我慢しないで。……もっと可愛いの、聞かせて?」
「こんなふうにされて、我慢できるわけないよね?」
逃げ場のない熱が、耳から、首筋から、胸の奥まで広がっていく。
どこにも逃げられない、2人の手と声に包まれて――
元貴は、じわじわと理性を溶かされていく。
2人が同時に乳首を触ってきた。
「あっっ….やめっ….」
硬くなったそこをクリクリと動かされ摘まれる。
「もうビンビンだね」
若井がシャツを脱がせてきて上裸にさせられる。
りょうちゃんはズボンを下ろしパンツの上から中心を握ってきた。
「こっちも濡れてるじゃん」
グニグニと揉まれ先走りが止まらない。
そしてパンツもあっけなく下ろされ、自分だけ生まれたままの姿になってしまった。
「ねぇ…やだ…恥ずかしいから2人も脱いでよ…..」
それを聞き、2人も上の服を脱いだ。
触れ合う素肌が気持ちいい。
「とりあえず一回イッとこうか」
先端をグリグリりょうちゃんの親指でされ、白い精を吐き出した。
「まだまだ終わらせないからね♪」
その言葉に気が遠くなりそうだった_