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中毒になるくらい私を愛してよ
『ねぇ、 お酒に溺れるぐらい、
タバコに中毒になるくらい私を愛してよ』
湊「とっくにそうなんやけど…w」
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𓏸𓏸
24歳
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『はぁ…』
いつものなんて事ない昼下がり
会社の休憩時間なのでお弁当を食べようと、
コピー機の前で止まっていた足を動かしデスクへと向かう
でも気分を変えたくて屋上に行くことにした
誰も知らない、
私だけの秘密の場所だと思ってた
いざドアの前まで行くと鍵が空いていて、
ドアが少し開いていた
『ン…? 』
少し不思議に思ったもの、
足を止めずにガチャン!とドアを開ける
すると
「あ’’っ♡ゃんッ、人、いりゅ’’~ッッ//♡」
湊「っは、汚ぇ…コエ………、、、」
気まずい
非常に気まずい
女の方は気づいていない(なんで? )のでまだしも
男の方とは完全に目が合ってしまった
お弁当前に行為を見てしまうとは付いていないもんだ、
と思い(すいません!)と手を合わせて後退しドアを閉める
ずるずる、
とドアに持たれかかる
『最悪…』
がちゃんっ!
背もたれにしていたドアが開き背中が浮く
一瞬のうちに後ろに倒れる背中を男が抑えてくれた
???「すんません、w
人いると思わんくてw」
二重の意味でも
なんて言いながら頭を掻き、
ななめ上に視線をやる男
『…別にいいです』
湊「ほんまぁ~?w」
湊「おねーさんさっきの見て なんも思わんの?」
『…逆に何を思うんですか…(呆』
湊「“私も抱いてよ~♡”とか?“欲求不満だったの…?♡”とか」
『んふ、
私の事バカにしてるよねぇ?w』
『面白くない冗談も大概にしてよ』
湊side
抱いて、
とか言って擦り寄ってくる女がいるもんだから
(これは抱かないとめんどくさくなるな…)
と思い人が来ないであろう屋上でやることにした
湊「…っは、」
ぜんっぜん気持ちよくねー…、
はは、
と口から乾いた笑いが零れる
すると人の足音がコチラに近づいてくるような気がした
女も気づいているようで一際大きな声を出しながら善がった
がちゃ
『…!』
湊「ぉっと~…?w」
入ってきた女はビックリしたように大きな目をさらに大きくさせて手を合わせて
(ご め ん な さ い !)
と口パクで言った
いいえ、
というつもりで頭を振ると安心したようにドアを閉じた
そのままドアにもたれかかった様に見えたので絶対に関わりを持ちたいと強く思い、
一層腰の動きを激しくして女をトばせた
これでしばらくは起きてこないだろう
ねぇ、
見ず知らずの君はどんなカオするのか見せてよ…────