付き合ってやることやってるつくおうです。ケンカップルみたいになってます。
深夜テンションで書いてたらとんでもない内容ができてました。作者は頭がおかしいです。ワンチャン消されそうで怖い。まあその時はその時ですね。
つくおうを喧嘩させて桜介くんに最後の台詞言わせたかっただけなのに、気づいたらお◯らしさせてました。苦手な人は本当に見ないほうが良いです。かっこいい二人はいないので注意。
・相変わらず長ったらしい駄文
・最初から最後まで意味不明な内容
・お◯らし有
・口調迷子
この時点で無理だって思ったら迷わず引き返してください。
何かが動いている気がする。ハッキリとしない意識のなか、そんなことを思った。重たい瞼を開く。
「………ん……ぅ、?…」
視界がぼんやりとしていてよく見えない。目を擦ってピントを合わせると、そこには見慣れた顔があった。
「おはよう、桜介。起きたんだね。」
「……あ…?お前、何して…」
「皺が付いたらいけないから上着脱がしてあげようと思って。ほら、体起こして。あ、あと、、はい、水飲んで。」
大人しく指示に従う。月詠は俺に水を渡し上着を回収した後、ハンガーにかけてそれを吊るした。
辺りを見回すとここは月詠の家であることがわかった。どうやら先程まで寝室のベッドの上でぐーすかと寝こけていたらしい。……なんで俺こんなところにいるんだ?今日の出来事を一つ一つ思い出してみる。
練馬の鬼が動いたという情報が入り、俺と月詠は早速その場所へと向かった。強敵との激しい戦闘を期待したが、どいつもこいつも一瞬でやられやがる雑魚ばかりだったため大層興冷めした。不完全燃焼で終わってしまった感が否めず、どうにか燃焼させようと思った俺はいつものように部下を大勢連れて酒を呑み交わすことにした。月詠は誘わなかった。あいつの占い第一優先なところにイラついていたからだ。向こうも俺に何か思うところがあるのか、必要な時以外は話しかけてこなくなった。まあてなわけで、月詠抜きでいつもの飲み屋に大勢で入り、部下とアホみたいな会話で盛り上がりながら大量の酒を呷った。それ以降の記憶がない。おそらく俺はその後酔いつぶれたんだろうが、なんであの場にいなかった月詠の家にいるんだ?
「びっくりしたよ。家に着いた途端急に電話がかかってきて『桜介さん酔いつぶれちゃったんで回収してくれませんかね』なんて頼まれるんだもん。なんでわざわざ僕を頼ったんだろうね。」
「知るかよ。運ぶのがメンドーだったんだろ。」
本来なら迷惑をかけたことを詫びるべきなんだろうが、今こいつに下げる頭はないので敢えて攻撃的な態度をとった。二人の間に漂う空気がピリつく。
「…桜介はさぁ、介抱してくれた人にお礼の一言も言えないわけ?お前をここまで運ぶの大変だったんだよ?」
「うるせぇな。恩着せがましいんだよ。そんな頼み初めから断っときゃよかっただろうが。お前の大好きな占いにかかりゃ大変な目に遭うことぐらい予測できたんじゃねえのかよ。」
「人が善意で助けてあげたっていうのに。…お前は本当に一々癪に障るな。」
「ハッ、そりゃどーも。」
互いに無言になる。こんな失礼な奴とっとと追い出せば良いのに。俺が月詠だったら窓からぶん投げてただろう。なんて考えていると、月詠は例の占いの本を取り出してページを捲り始めた。また占いかよ。まじで腹立つ。
「……何してんだよ。」
「桜介を家から追い出すべきか否か占ってる。」
「はぁ?!んなもん自分で決めろや!その本がなきゃこんな些細なことすら自分一人で決められねぇとか人として終わってんだろ!」
「うるさいな。そう声を荒げるなよ。…やっぱり、桜介が怒ってる理由はこれだったんだね。」
月詠はそう言うと本を閉じ、俺をベッドに押し倒した。逃げ場がなくなった。知っててカマかけるような真似したのかよ、くそが。
「ねぇ、なんで怒ってるわけ?」
「…気に入らねえんだよ。占いなんて馬鹿げたモンに人生乗っ取られてるお前が。」
「桜介と出会った当初からずっとそうだったじゃん。今更気に食わなくなったの?おかしくない?」
「おかしいのはお前も同じだろ。距離取るような真似しやがって。」
「…まぁ、僕も桜介のことが気に入らないからね。」
「なんでだよ。」
「桜介が全部教えてくれたら僕も言うよ。」
「ふざけんな。そんなんで言ってやるわけねえだろクソボケが。」
「……あっそう。それならいいよ。こっちにも考えがあるから。」
月詠の声が低く、冷たくなる。背筋にゾクッと冷えるような感覚が走った。
「…は、やれるもんならやって……っ?!!!」
その瞬間、月詠に膝で股間を刺激され、とてつもない尿意が押し寄せてくる。反射的に逃げようとしたら手首を思いきり押さえつけられて固定された。この野郎、どっからこんな馬鹿力出してやがんだ。
「やっと利尿剤が効いてきたな。お前の薬への耐性を見くびって量抑えたりしなくてよかった。」
「は、っ?!な、に言って、っ!?ふ、ぅ”あっ、や、っめろ!!ぐりぐりすんな、っぅ、んっ、」
「桜介が言ってくれたらやめる。」
眼の前の男は俺を追い詰めて愉しそうに笑っていた。異常者だ。頭のネジが外れている。
「ふざ、っけんな、っぅぁ、!!まじ、っとまれ!!もぅっ、もれっ、くぅ”っ、ぁ”、っ〜〜〜〜〜〜〜〜」
生暖かい液体が肌を伝う感覚。ズボンの一部分が濃く変色していく。恥ずかしい。みっともない。最悪だ。この歳になって漏らすとか。
「…あーあ。強情にならずに早く言えば漏らさなくて済んだのに。」
「…………ざけんな、くそ。しね。」
ぶん殴ってやりたいのにその気力すらも湧かない。精神的にかなり参っているというのに、眼の前のクレイジー野郎は
「はは……可愛いな、桜介。」
とか普段なら絶対言わないことを言いながら呑気にキスを落としてくる。いったいこんなサド野郎のどこを好きになったのだろう。
「…でさ、なんで怒ってるのか良い加減聞かせてくれない?」
絶対このタイミングで聞くことじゃねえだろ。そうツッコみたくてもツッコむ気力が湧かない。頭がバカになっているのか、なんで言いたくなかったのかわからなくなってしまった。もう、全部言ってしまえ。
「…お前とキスしたときに、ミョリンパ何とかは今日やった方がいいって言ってたからやった、みたいなこと言われて」
「うん。」
口から出てくる日本語がやけに拙い。頭がろくに回っていないからだろう。
「俺とキスしたかったからじゃねえのかよって、お前は運勢のためなら何でもすんのかよって、思って。腹たった。」
「…そっか。」
言葉にしてしまえば実にくだらない理由だったことに気付く。要はただ嫉妬してただけじゃねえか。なんだか急に恥ずかしくなる。
「桜介、ごめんね。…あんまりこれは言いたくなかったんだけど…。あの言葉はただの照れ隠しだったんだ。」
「…は?」
「普通に桜介とキスしたかったからしただけ。あの本にキスの適当なタイミングとか書かれてるわけないよ。」
「……はぁ〜、なんだよそれ」
身体の力が一気に抜ける。そんなことで俺はうだうだと悩み続けたのかよ。目の前の男は照れくさそうにそっぽを向いた。
俺たちは付き合っているからといって、所謂バカップルのように甘ったる過ぎて胸焼けしそうな言葉を交わすようなことはしなかった。俺も月詠もそういう柄ではないからだ。キスもセックスもした間柄なのに、「好き」の一言が言えない。
「とりあえずお風呂に入っておいで。下半身が濡れてて気持ち悪いだろう。」
「そうするわ。どっかのサド野郎のせいで気持ち悪くてしょうがねえからな。」
嫌味を言って立ち上がり風呂場に向かうが、月詠は全く意に介していない様でひらひらと手を振った。
「いってらっしゃい。」
その態度に腹がたった俺は、思い切り舌打ちをした後中指を立てた。
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「なぁ、月詠」
「あれ、もうあがったのか。早いな。」
月詠はベッドに腰掛け、小難しそうな本を読んでいた。先程の一件で汚れてしまったのだろう。ズボンは履き替えられていた。
「なんで俺のこと避けてたんだ?」
「…その話はもう良くない?」
「良くねえよ。俺が言ったらお前も言うルールだったろうが。」
「…それもそうだね。…桜介さ、戦闘中に偶に興奮のあまり『愛してる』って言うじゃん。」
「…あー…」
「それが気に入らなかっただけだよ。…恋人の僕には言わないくせに、初対面の奴には言うんだなって。あとはまあ、桜介が怒ってたからっていうのもあるね。」
なんだ。要はこいつもただ嫉妬してただけじゃねえか。月詠はまた照れくさそうな顔をしている。少しからかってやりたくなった俺は、月詠の隣に座って、その腕に両方の腕を絡めた。
「なあ、そんなに言って欲しいなら普段から言ってやろうか?」
「え、いや良いって。敵に言わないように気を付けてくれればそれでいいから。」
「連れねえな。寂しいこと言うなよ。愛してるぜ、ダーリン♡」
そう言うと月詠の肩にぽすっと頭を乗せて擦り寄った。月詠は眉間に寄った皺を抑え溜め息を吐いた後、先程のように低く冷たい声で
「……誘ってんの?」
と若干据わった目で問いかけた。普段は余裕のありそうな態度のこいつの余裕のなさそうな顔が大好物だった。舌舐めずりをした後、月詠を押し倒して馬乗りになる。
「当たり前だろ。珍しく余裕なさそうな顔してんじゃん。かぁわい♡」
「…はぁ。もうどうなっても知らないからな。」
両手で顔を覆い隠してそう言い放つと、俺の腕をベッド側に引っ張って形勢逆転する。獲物を捉えた肉食獣のような眼差しに見つめられ、背筋にゾクッとした感覚が走った。
「怖くて泣きついてきても止めないから。」
「…ハッ、上等だ!泣かせてみろよ!」
そう言うや否や荒々しく唇に噛みついてきた。長い長い夜が始まる。
END
コメント
1件
あーーー最高すぎます😭😭😭😭😭😭