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尊敬様フォローありがとうございます😭まじ飛び跳ねました😭今回も神作です😭
ワンクッション
・iris二次創作である。
・キャラ崩壊である。
・blである。
・青桃である。一応、あにきも出てくるである。
・irisのオリジナル曲、百鬼夜行のパロディ作品である。
・あなたの好みではない可能性が大いにある。
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今日俺は、
いふ「…ぇ…」
初めて神様の存在を信じた。妖怪なのに。
ないこ「…?」
いふ「…好き。」
一目惚れ、だった。
ないこ「…え”っ!?////」
数百年前の話。
自分で言うのもあれだけど、俺はすっごいモテてたらしい。
絶世の美少年と言われ、多くの女性から恋文を貰った。
そのほとんどの内容が同じ。
「かっこいい」とか、「美しい」だとか、俺の容姿ばかりを褒める。
そんな呆れるような内容だと俺は知っていた。一応恋文を読んでいた時期もあったけど、もうその時には読む気にすらなれたかったので、目も通さず焼き捨てていた。
そのためなのかどうなのかは分からないが、恋文をしたためていた女性の執念により、色々あって鬼にされたのがこの俺。
いふまろ様。
いふ「…暇やで〜…」
一応これでも、昔は沢山の鬼の部下引き連れて暴れ回ってはいたんだけどさ〜…源頼光とか言うやつに毒入ったおしゃけいっぱい飲まされて、いふまろ様が眠っている所襲われて首切られて死んだ。(諸説あります。)
まぁ普通に油断だよね〜
今は別に部下とかいらないし、1人でのんびり山奥で暮らしてまーすピースピース✌️✌️
いふ「…そういえば、今日百鬼夜行あるんやっけ」
100年ぶりくらいやな〜
いふ「行ってみるか〜」
どうせ暇やし。
いふ「お〜着いた着いた」
妖怪いっぱいいるな〜
あ、鬼。
いふ「おーい」
悠佑「んぉ?」
いふ「鬼ですか〜?」
悠佑「鬼やで〜」
いふ「あれ、俺んとこにはおらんかった顔やな」
悠佑「あ、もしかしてお前酒呑童子やな?」
いふ「そうやで〜」
悠佑「あん時の酒呑童子怖かったわ〜w俺も狩られるかと思った〜w」
いふ「いや〜wあん時まじピークやったw」
悠佑「今はどこおるん?」
いふ「今は○○ってとこの山に屋敷構えて1人で暮らしとるよ〜」
悠佑「お〜ええなぁ一人暮らし!」
いふ「あんたはどこおるん?」
悠佑「俺は○○ってとこの里から10kmくらい離れたとこに住んどる」
いふ「細かいな〜」
悠佑「今ので細かい言ってちゃ生きていけんで?」
「あいつめっちゃ食うじゃん!」
「やっば!どんだけ胃袋でけーんだよ!!」
いふ「ん?なんや騒がしいな」
悠佑「あ、多分ないこやね」
いふ「ないこ、?」
悠佑「そ、ぬらりひょんやな」
いふ「めっちゃ偉い人やん…」
悠佑「そうやなw一応総大将的な感じなんやけど、まぁ、だ イメージとはだいふま違う感じやなぁw」
いふ「違うんや…なんか怖いってイメージやけど…」
悠佑「全然怖くないでwただの大食いのんびりくつろぎ野郎やなw」
いふ「ぬらりひょんって人の家に勝手に上がり込んで勝手にくつろぐ的なやつやったっけ?」
悠佑「そうやで〜」
いふ「確かに言われてみれば全然怖くないな」
悠佑「顔とかも全く怖くないw」
悠佑「ほれ見てみろ」
ないこ「んまんま!!✨️✨️」
むじな「そ、総大将様💦」
たじな「食べ過ぎでございます💦」
ないこ「ひーのひーの!(いーのいーの)」
ないこ「ほら、2人も食べなよ〜✨️」
たじな「ちょ、ちょっと総大将様💦」
むじな「おやめ下さい〜💦」
悠佑「な?w」
いふ「…え」
悠佑「あいつこの前もう食べすぎないって宣言したばっかなんよw」
悠佑「ほんま、大食いなんやからw」
悠佑「?どないしたん?」
いふ「…ぇ…」
ないこ「…んぅ?」
ないこ「ろーひたの、?(どーたの、?)」
いふ「…好き。」
ないこ「…え”?!///」
悠佑「…草」
ー数分後ー
いふ「ねぇ〜!いいじゃ〜ん!!」
ないこ「ダメだから!!」
いふ「一緒に暮らそーよー😭」
ないこ「俺には俺の屋敷があるの〜!!」
いふ「別に大丈夫だよ〜」
ないこ「大丈夫じゃないから言ってんでしょ!!💦」
いふ「ねぇ〜!!お願い〜!!」
ないこ「しつこいなぁ!!💦」
悠佑「…お、焼き鳥美味そう。」
ー数日後ー
ないこ「…」
いふ『ないこたん!!一緒に暮らそ!!
あ、ちなみにこれ焼き捨てたら普通にないこたん家凸るから!!』
ないこ「…こいつ…自分は女の人からの恋文、読まずに焼き捨ててた癖に…」
ー数週間後ー
ないこ「…今日は手紙、来ないんだ…」
・・・
ないこ「…今日も…」
・・・
ないこ「…」
たじな「…そ、総大将様…」
ないこ「あ、どうしたの…?💦」
たじな「その、…私共からの提案なのですが、1度、酒呑童子様に文をしたためてみてはいかがでしょうか…」
ないこ「え?」
むじな「私共含め、総大将様の使いの者達皆、総大将様は、…ないこ様はどこかとても寂しそうだと、切なげだと感じております…」
たじな「それは、酒呑童子様からのお手紙が届かなくなったあの日から…」
ないこ「…」
たじな「それに、ないこ様は1度もお返事をなされていない…」
むじな「これを機に、お返事としてお手紙をお書きになってはいかがでしょうか…?」
ないこ「…まろ、喜んでくれるかな…」
むじな「…!」
たじな「えぇ!きっとそれはもう、日本中を飛び回るくらいに!!」
ないこ「…俺、書いてみるよ、!」
むじな「おぉ!」
たじな「ないこ様!頑張ってくださいませ!」
むじな「我々一同、心から応援しています!!」
ないこ「うん!ありがとう!!」
ー数年後ー
いふ「ないこたーん!!仕事い”き”た”く”な”い”😭」
ないこ「行ってこい!!」
いふ「いやー!!ないこたんとずっと一緒にいる”ぅ”〜!!😭😭」
ないこ「子供かお前は、!!」
いふ「うぇーーーん!!!😭😭😭」
ないこ「はぁ…」
いふ「………ないこたんが接吻してくれたら、仕事行こうかな〜」
ないこ「はぁ?」
いふ「してくんなきゃまろ今日仕事行かない!!!」
ないこ「う”〜…」
いふ「あーあ…してくれたらお寿司、買ってくるのにな〜??」
ないこ「!」
いふ「いいのかな〜お寿司、食べられないな〜」
ないこ「…し、仕方ないな…お寿司のために、その、せ、接吻…してあげる///」
いふ「お〜!!」
ないこ「早く目瞑れ!!///」
いふ「はーい!!」
ないこ「…ん!///」
たじな「ないこ様?」
むじな「お顔が赤いです!!💦大丈夫なのですか!?💦」
たじな「お体でも悪いのですか!?💦」
ないこ「だ、大丈夫…///」
ないこ(ほんと…うちの旦那、心臓に悪い…///)
いふ「ふふん♪」
悠佑「お?まろ、機嫌いいな〜」
いふ「え?そう?」
悠佑「おん!なんかええことあったんか?」
いふ「ん〜?」
ないこ『…ん!///』
ないこ『…だ、だいすき…////』
ないこ『き、今日は、特別だからな!///明日からはこんなのしてやんないし、言ってもやんないんだから!!/////』
ないこ『……まろ、?行ってらっしゃい…///』
いふ「なんでもな〜い♡」
いふ(ほんま、うちの嫁めっちゃ可愛い〜♡)
悠佑「…そっかw」
悠佑(絶対的にないこやなw)
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恋文(こいぶみ)・・・ラブレター。
源頼光(みなもとのよりみつ)・・・酒呑童子討伐のほか、土蜘蛛(つちぐも)退治の伝説でも知られる。
百鬼夜行(ひゃっきやこう)・・・様々な妖怪達が夜、列をなして徘徊(はいかい)すること。
酒呑童子(しゅてんどうじ)・・・丹波の大江山(山の名前)に住んでいたという伝説上の鬼のリーダー。
ぬらりひょん・・・夕方の忙しい時に、どこからともなくやって来て勝手に家に上がりこみ、お茶を飲んだり、ときには家の主人のタバコを勝手に吸ったりしてくつろいでいる。
総大将(そうだいしょう)・・・全軍を指揮する大将の事。
文をしたためる(ふみをしたためる)・・・手紙を書き記す(かきしるす)という意味。
接吻(せっぷん)・・・相手の唇、手などに自分の唇を付けること。口付け。キス。
むじな、たじな・・・ないこ専用のお世話係。執事のような立ち位置。のっぺらぼう。
のっぺらぼう・・・顔のない妖怪。正体はキツネやたぬきなどのムジナと言った人を化かすという伝承がある動物。
ムジナ・・・アライグマやたぬきなどを指す言葉。この物語の中ではのっぺらぼうの名前として登場。
たじな・・・ムジナを文字って無理やり名前にした。
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〜end〜
最後まで読んで下さってありがとうございました。
そして、前回の作品に多くの方がいいねしてくださった事、とても嬉しく思います。
これからもどうぞご贔屓に。
ご自愛ください。