注意
・誤字、脱字あり
・語彙力は遥か彼方へ飛んでいきました。
・ご都合設定
・キャラ崩壊
・季節、時間軸は改変しました。
・原作ガン無視、原作注意
・流血、死亡表現
それでもいい方はゆっくりしていってね。
真っ黒な服を着た男が1人座っていた。何をする訳でも無く、ただ、正座をして手頃な白い箱を持ちながら目の前にある写真を1点に見ていた。部屋の中は時間の過ぎる音だけが流れていた。
男が見ている写真は男の兄弟だろうか、顔つきがよく似ている少年が年頃らしい笑顔で笑って写っていた。そして、写真の手前には長細い煙がゆらゆら揺れながら上がっていた。その煙は線香のものだ。
男が言葉を発した。だが、線香の匂いが男の鼻を刺激したせいか、長時間飲食をしてないせいか、あるいは目より流れた水分のせいか男の喉は枯れていた。そんなガラガラに枯れた喉から発せられた言葉は聞き取れたもんじゃ無いと思えるが、以外にも言葉は聞き取れた。男が迷子の子供ように発した言葉は⸺
「鉄太」
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