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177
ケーキバース
桃源暗鬼
じんしき
皇后崎迅:フォーク
最近フォークとなってしまった。
四季がケーキだとわかっている。
四季のことがすきなため、
食べたくなる衝動を必死に抑えて
いる。そろそろ我慢の限界。
一ノ瀬四季:ケーキ
最近皇后崎が無理をしているよう
に感じている。 フォークだとは
わかっていない。
皇后崎が好き。
———ケーキバースが分からない方へ———
フォークは、普段の食事で味を感じないため
常に食事の”美味しさ”に飢えている。
そのため、フォークはケーキを見つけると、”ケーキを食べたい”という本能が働いてしまう。
また、ケーキは自分がケーキであることは自覚できないため、誰かから教えてもらわないと分からない。 ケーキの涙や皮膚、髪の毛や血肉はどれも極上のケーキのように甘露である。
ケーキの体はフォークにとって全て甘い誘惑であるため、フォークの理性が聞かなくなり、最終的には食い殺してしまうこもを少なくない。
———————————————
学パロ
鬼桃関係なし
微グロ表現あり
R18有り
苦手な人ブラウザバック
行ける方はSTART
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昼休み、いつもの屋上で夏風に吹かれながら、
購買で買ったカレーパンを頬張る。
俺の幼馴染の皇后崎は、いつものメロンパンとプリンを購買で買って食べている。
最近、俺はその光景を見てて思う。
こいつ、前より食べるの遅くなったんじゃないかって。
それに、
次の一口にいくのもずっと躊躇っている感じがする。
あきらかに様子がおかしい。
皇后崎のやつ、
甘いもの食べても、全然幸せそうじゃねぇ。
今までは頭の触覚ブンブンふって、甘いもの
頬張ってたのに。
最近は甘いもの食べてても無表情でちょっとずつ時間掛けて食べてる。
今も、プリン食ってるけど全然美味しそうに食べてねぇ。
それに!目も合わせてくれなくなった。一緒にはいてくれるケド…。
なんか心配になってきた。
しかも、今日は昼ごはんすら持ってきてない。
ダイエットしてんのか?女子かよ。
でも、甘いもん食ってるし……
…なんか悩んでることでもあんのかな。
ひとりで唸っては、悶々と考えた挙句
思い切って聞いてみることにした。
「こーがさき、なんか悩んでんの、??」
食べる手を止めて、素早く俺を見る。
その目は、
皇后崎じゃない、別のなにかの本能を、必死に抑えていような
苦しんでいるような目だった。
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ここ最近、一切味がしなくなった。
初めはストレスから来るものだと思っていたが、ずっと味がしなかったため、受診した結果
医師から”フォーク”であることを告げられた。
それから、医師に出してもらった抑制剤を服用するようになり、
ケーキを見つけた時でも、我慢ができていた。
でも、もう抑制剤を飲んでも我慢できなくなってきてしまった。
そんな時に、四季が”ケーキ”であることを知ってしまった。
俺が四季の食べていたグミを貰った時だった。
四季の席を通りかかった時、呼び止められては
四季からグミを手渡しされる。
眩しい笑顔で渡されたもんだから、断れず、
渋々食べる。
いつものように、味のしない、噛めば噛むほど不快感の増す固形物を咀嚼する羽目になるのかと、肩が落ちていたが、
食べた時、グミは驚く程に甘かった。
久しぶりに感じた、酷く甘露なショートケーキのような味。
信じられない事態を勘違いであると証明するため、今度は自分でグミを手に取る。
四季には勝手にとるなと可愛い顔で怒られたが、 今はそこを気にしている場合じゃない。
グミを忙し気に口に入れた。
しかし、いつもどうり、味はしない。
噛んでみても、いつも感じている不快感が込み上げてくるだけだった。
この一連の流れから推測されるのは、
四季がケーキであること。
これしかなかった。
俺はこの事実に絶句した。
もし、またあの甘味を四季を通して感じてしまったら、
四季を捕食してしまうかもしれない。
それだけは避けたい。
四季を傷つけたくない。
まだ、ちゃんと気持ちを伝えられてねぇのに。
このぐちゃぐちゃに散らばった思いを
今、
四季に見透かされてしまった。
我慢が聞かなくなっちまうから、 見ないようにしてきた
四季の瞳を見た。
苺のように赤く染まった綺麗で甘そうな瞳。
心臓はドクンと嫌な音を立て、俺は唾を飲み込む。
だめだ。だめだ。
俺はそんなことはしたくねぇ、!
四季を傷つけたくねぇっ!
必死にフォークとしての本能を抑えて、
やっとの思いで返事をする。
「別に悩んでなんかねぇわ、バカ四季」
“バカ”という単語が引っかかったのか
「バカじゃねーし!バカって言った方がバカなんだよ!バーカ!!!」
ベッと短い舌を出し、ぎゅっと目をつぶって俺に今の精一杯の返事をする。
その表情を見た瞬間、俺の中の何かが
プツンと音を立てて切れた。
もう、我慢ができない。
だめだ。
四季、
すまねぇ。
────────────────────────────
皇后崎の言葉に反発した時、腰を強く掴まれて
引き寄せられた。
驚いて目を見開くと、幼馴染の苦しそうな顔が飛び込んできた。
そんな顔をしないで欲しい。
皇后崎は、皇后崎らしく
前みたいに甘いものを食べて、幸せそうな顔をしてて欲しい。
そんなふうに思っていたら、
俺の唇に柔らかい感触がやってきた。
皇后崎にキスされてる。
頭が噴火した。
え??きす、??
こうがさきが?
おれに??
いきなりの出来事にあたふたしていると、
口の中に皇后崎の舌が入ってくる。
「~~~~~!?!?!?」
俺の舌は絡めとられ、皇后崎にされるがままになっていた。
クチュ、クチュ、 と交わる音を立てながら、
俺の思考を侵食していく。
皇后崎は、飢餓状態の小虎のように 俺にキスをしてきた。
その様子を見ながら、俺の思考は気持ちいいことでいっぱいになった。
何を思ったのか、
俺は、皇后崎に
「もっと、気持ちいいこと……して?///」
なんて、
一生いじられるであろうセリフを、
片想い中のヤツに言ってしまった。
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我慢の限界からか、かぶりつくように、
四季にキスをしてしまった。
魔が差して、ついには舌まで四季の口の中に入れてしまう。
その瞬間、口中に驚くほどの甘味が溢れた。
久しぶりに感じたこの幸せを
想い人である四季から感じられたことが
何より嬉しかった。
俺のブレーキはかかることなく、四季の口の中を犯していく。
幸せを噛み締めていると、四季は俺をグッと押し返しては
あまい声で
「もっと、気持ちいいこと……して?/// 」
なんて誘ってくる。
こっちの気も知らねぇで、
俺は四季の手首を掴んで乱暴に引き寄せる。
ここでやるのは、四季が可哀想だと思った。
「わかったから着いてこい。」
四季は言われるがままに俺に連れていかれた。
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連れて来たのは誰も来ない”空き教室”
四季は未だにふわふわと上の空でいる。
……こっちを見ろよ。バカ四季。
じれったい気持ちを全面に出しながら、
俺は構わず、四季の服を乱暴に脱がす。
脱がし終わった途端、俺は我慢の気かねぇガキみてぇに、
四季のを咥えて頭を前後に動かした。
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皇后崎に連れられて空き教室に来た。
皇后崎と、キス……しちまった…
ふわふわと嬉しさを感じていたら、
皇后崎に乱暴に服を脱がされる。
俺の意識は一気に現実に戻ってきた。
その瞬間、
ジュルルルルッジュポッジュプジュプッ
皇后崎が俺のを咥えてフェラってきた。
「こうがさきっ!?///ちょ、何してんだよッ///」
「うるへぇ、だはってろ」
咥えられたまま喋られて、俺の肩がビクッと反応する。
「咥えたまんまッ、喋んなぁッ///」
俺のが犯されてるからか、思考が回んなくなってきて、反抗が弱くなる。
ジュプッジュプッレロッッ
こいつッ!
まじで上手いんだけどなんなんだよっ!
「ッ…!!❤︎❤︎」
ジュルッじゅぷじゅぷッジュポッ
俺の息遣いは荒くなる一方。
顔も火照ってきて、目には涙が浮かぶ。
やばい、限界ッ、まじでイきそうッ、!
びゅるるるるるるるッ
「!?!?/////」
やばいやばいやばいっ!
皇后崎の口ん中に出しちゃった、!!
「こーがさきごめんっ!吐き出してくれっ!」
俺は慌てて皇后崎に頼む
皇后崎は幸せそうに笑って
ごくんッ
「……は、!?」
俺のを……飲んだ!?!?!?
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俺が四季のをフェらって、四季は肩震わせて感じてる……。
これほどの優越感はそうそう感じられないだろう。
その顔、ほんとに可愛いな。
それに、美味い。
久しぶりに甘味を感じられて、幸せだ。
俺は欲に流されるままに四季のを咥える。
四季は頬を赤らめて、目を潤ませている。
可愛い、
俺が四季をこんな表情にしているのか、
と、幸せに浸っている時、
びゅるるるるるッ
イっちまったのか、四季のが口いっぱいに入ってきた。
四季は慌てた様子で、吐き出せなんて言ってるけど、
俺にとってこれは”最高の甘味”だ。
躊躇なく音を立てて飲み込む。
その時、俺の頭は、四季から与えられた極上の甘味によって支配された。
もう、我慢が効かない。
ケーキを
四季を
喰いたい。
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あれから俺は、四季をしたいがままに犯し尽くした。
何回も四季を噛んで、四季のを飲んで、四季と唇を重ねて、
その度に甘味に支配された。
行為中も、四季は俺の名前を呼んで、
俺が四季を噛んでも、
「食べていいよ」
なんて、優しく言ってきた。
その言葉にまた、俺の理性は打ち壊された。
どれだけの時間が経っただろうか。
朦朧とする意識の中、行為中の記憶の中の、四季がいた場所に目を落とす。
そこに、四季はいなかった。
俺の意識は一気に戻り、視界が広がる。
俺の前に残っていたのは、
愛してやまない、幼馴染の制服
お互いを求めて濡れたゆか
想い人の血溜まり
手に着いた大量の血
そして、
あいつが残してった
「好きだよ」
という、愛の言葉。
この光景を目の当たりにし、
内側から心臓を押しつぶされているかのように感じ、段々と苦しくなる。
呼吸も浅くなり、視界も霞んでゆく。
残された四季の血液に、俺の冷や汗が落ちる。
俺は
俺が1番したくなかったことを
いちばん最悪の形で
しでかしてしまった。
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俺の中に、まだ四季がいる。
四季が、俺に優しい温もりをくれている。
でも、
四季の優しく、柔らかい声はもう、聞けない。
四季としょうもないことで笑い合えることも
四季と、放課後
いつもの公園で長話することも
四季の暖かい体温を感じることも
四季の明るく笑う顔を、見ることも。
もう、できない。
そんな、光を失った世界に
生きていく意味は、ない。
四季が照らした、この世界で、
俺が、生きていて良い訳がない。
俺は罪を償わなければ。
それに、
四季に寂しい思いをさせてはいけない。
四季にを1人にしてはいけない。
四季が待っている。
そんな思いを抱え、手に残った温もりと、四季の制服を大事に抱え、階段を登る。
一段、一段、ゆっくりと。
屋上の扉を開ける時、
ふと、夏風が頬を撫でる。
そういえば、四季は、夏風を好きだと言っていた。
そう教えてもらった時の四季は、驚く程に儚げで、妖艶だったな、
そんなふうに、四季との思い出を思い出しながら、
ふと空を見上げる。
昼休み、
四季と昼ごはんを食べに来ていた時は雲ひとつない、晴れやかな青色をしていたが、
今では、四季の瞳に似た色の夕焼けのおかげか、 空は淡い紅色に照らされている。
この空は、俺と似ているな…。
俺の人生の半分は、太陽に照らして貰ったようなもんだから。
屋上の端まで行って、
柵の外側に立つ。
すると、正面から強い風が吹いた。
まるで、俺を塞き止めるかのように。
でも、俺は行かなければいけない。
四季が待っているから。
俺は、
夕焼けに染まった空の下、
思い出で溢れた屋上で、
四季の待つところまで、
罪を背負って飛び立った。
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ごめんなさい意味わかんないお話でしたよね。
迅くんは甘いもの好きなので、絶対ケーキバースあうやんって思って衝動書きしちゃいました。ごめんね。
じゃあ、またね。
コメント
20件
えええええええええええええええ… 作品カバー2つも同じのになってた からごめんなさいって伝えようと したら神作を見つけてしまった… 何なら知ってる人だった?!
皇后崎ー!!! 切ないッ 両片思い?すみません国語力がなくてあってるか、、、 なんか、お互い好きっていう恋愛感情を持ってて、四季にとっては「好きな相手にならば、、」って思いがあっても、皇后崎は辛かったり。そして最後には飛び降り、、もう幸せになってくれ!!!! 最高でした✨