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十亀と別れてから
皐月『取り敢えず学校には戻ってきたけど…桜たち居ねーな、何なら1年も居ない、置いてけぼりだ…(皐月が悪いだけ)』
取り敢えず1年いないし暇潰しに学校でも回りますかね…、いや、屋上から見たらちょっとは皆が何処にいるか分かるんじゃないか??
そう思った俺は屋上に続く階段を登って行った。
屋上の扉を開けたら…
皐月『…??畑??』
辺り一面道具やら、畑やら…ここは何なんだ??
?「お?お前見ない顔だなぁ!1年生か?今は見回りしてる時間だろ??」
白髪の男が畑を弄りつつ顔だけ向けて言ってきた。
皐月「あー、それが迷子になって……」
?「迷子になったあっ!?大丈夫だったのか?」
何だこの見た目シベリアンハスキーで感情ポメラニアン…。
皐月『大丈夫っす、オレンジのスカジャンの人に助けてもらったんで』
そう言うと白髪の人は険しい顔をした。
?「オレンジのスカジャン?獅子頭連のやつの事か?」
皐月『そ、っすけど…』
?「お前何か言われたか?」
皐月『えっ?こっちに入らないかって言われたッス…』
そう言うと白髪の人は前髪を上げながら点に顔を向けながら
?「なぁ、お前獅子頭連に行くなんて、言ってないよな?」
何だろうこの感覚、周りが重くて…、この人に敵わない…
皐月『言ってない!俺はココにしか居られないから…ッだから!』
ポスッ
皐月『へっ?』
?「安心したよ、おらァこの街の人間は家族だと思ってるから…それなのに他所に行くのが怖いし不安なんだ…だからお前がここに居るのが嬉しいんだッ!」
皐月『///ってか!お前誰だよ!!』
?「あれ?放送聞いてなかった?あっ、そっか、向こう側居たんだもんな!俺は風鈴総代梅宮一だ!」
梅宮「それでお前の名前は?」
皐月『…皐月蒼真』
コイツが総代!!?え、普通に怖い、距離おこう
梅宮「なぁ!折角なら畑見ていかねーか?」
俺は呆気に取られたが野菜は好きだから…
皐月『…、ナスがあれば見たいっす…』
梅宮「お!ナス好きなのか!!」
皐月『ナス好きなんで…』
梅宮「皐月はナスが好きなんだなあ!」
皐月『ナスは洋でも和でも合うから…』
梅宮「確かになぁ!皐月は野菜好きなのか?」
皐月『んー、アボガドとセロリ以外は好き』
梅宮「そーかそーか!なら俺の畑にあるもので腹一杯にしてやるからなぁっ!」
これが総代、親しげで…あったかみも感じる…梅宮パイセンに着いてけばきっと全部安心なんだろな……