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「彰人!おかえりなさい」
「おう、ただいま」
「今日はクッキーを焼いてみたんだ。食べるか?」
「ちょうど訓練後で腹空いてるし、もらうわ」
「ふふ、そう言うと思ってお砂糖をたくさん使っているんだ」
「お前なぁ…」
「彰人」
「なんだよ、冬弥」
「好きだ。こんな俺の護衛をしてくれてありがとう」
「オレは好きじゃねぇぞ」
「え…、?」
「愛してる。」
「…..、!」
「だから『こんな』なんて言うな。冬弥はオレの最高の相棒で、愛人なんだよ」
「ふふっ、そうだな…。彰人、愛してる」
「嗚呼、オレもだ」
幸せな記憶。
いつまでも続けたかった、続けさせたかった。
守りたかった、この幸せを。
いつだってあいつにすべてを預けてたし、あいつもオレに預けてた。
なにがあってもあいつを守るって決めてた。
オレたちはいつも一緒だった。
死んでも、死んでからも一緒。
なのになんで、
なんでさきにいくんだよ、
↓ 必読
!Attention!
・これは続くかわからないシリーズ作品です
・タヒネタを少し含みます
・彰冬要素だいぶ少ないです
・全キャラいますが出てくるキャラは少なめです
<あらすじ>
皇子を守れず黒百合になった彰人。
数年後、白百合が誕生し、守れなかった皇子に似た人が現れた。
そんな白百合に恋に落ちるが、守れなかった愛人をまた愛す資格はないと葛藤する___。
的な話です。
よければご愛読お願いします👏