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だいふく
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EBiDANと恋するもしもの話♡
彼氏の前では泣いてもいい。💤❤️
彼氏:芳賀柊斗様様
今日は、
何もかもうまくいかない日だった。
朝から小さなミスが続いて、
頑張って準備したことも
うまくいかなくて。
最後には、
何気ないひと言まで気になってしまった。
自分なりに一生懸命やったつもりなのに。
なんだか全部、空回りしている気がした。
家に帰って、ソファに座ったままぼーっと
していると、柊斗が帰ってきた。
syt「ただいまー。……あれ、どした?」
私「……おかえり」
syt「ん? なんか元気なくない?」
私「そんなことないよ。ちょっと疲れただけ」
syt「……ほんとに?」
私「うん」
そう答えると、
柊斗は少しだけ私の顔を見つめた。
それから、隣に座って。
syt「そっか。じゃあ、無理に話さなくてもいいけど」
私「……」
syt「話したくなったら聞くから。俺、ここにいるし」
そう言って、
何も聞かずに私の手を握ってくれた。
その優しさが、
今の私には少しだけ苦しかった。
私「……柊斗」
syt「ん?」
私「今日ね、全然うまくいかなかったの」
一度口にすると、
止めていた気持ちが少しずつ溢れてきた。
私「ちゃんと準備してたのに失敗しちゃって。頑張ってやり直したけど、それもうまくいかなくて……」
柊斗は途中で口を挟まず、
私の顔を見ながら頷いてくれた。
私「周りにも迷惑かけちゃった気がするし、もっとちゃんとできたはずなのにって思って……」
syt「うん」
私「自分なりに頑張ってたつもりだったんだけどね。なんか、頑張っても意味ないのかなって思っちゃって」
最後のほうは、声が小さくなった。
私「……ごめんね。帰ってきたばっかりなのに、こんな話」
すると柊斗は、
握っていた私の手をきゅっと握り直した。
syt「なんで謝るの?」
私「だって、疲れてるでしょ?」
syt「俺のことはいいの。」
まっすぐ目を見て、そう言ってくれた。
syt「それで? そのあと、どうなったの?」
私「……え?」
syt「うん。まだ話の途中でしょ?」
私「……聞いてくれるの?」
syt「もちろん。最後まで聞くよ」
その言葉に、胸がぎゅっとなった。
私はもう一度、
今日あったことを話し始めた。
自分が何を嫌だと思ったのか。
本当はどうしたかったのか。
どうしてあんなに悔しかったのか。
うまく言葉にできないところも
あったけど、柊斗は急かさなかった。
たまに「うんうん」と頷いて、
私が言葉に詰まると、
ゆっくり待ってくれた。
全部話し終わる頃には、
目が少し熱くなっていた。
syt「……そっかぁ。そりゃ、しんどかったね」
私「……うん」
syt「ちゃんと頑張ってたからこそ、悔しかったんだよね」
私「……そうなの」
syt「うん。話してくれてありがと」
柊斗は私の頭を優しく撫でた。
syt「でもさ、今日うまくいかなかったことと、頑張ってたことは、別じゃない?」
私「……」
syt「失敗したからって、今日頑張ったことまでなくなるわけじゃないでしょ?」
私「……うん」
syt「俺はちゃんと頑張ってたこと、知ってるよ」
その言葉を聞いた瞬間、
ぽろっと涙がこぼれた。
私「……っ、柊斗ぉ」
syt「うわっ、え、ちょ、泣いちゃった……!」
慌ててティッシュを探し始める柊斗。
syt「えっと、ティッシュ……あれ、どこ置いたっけ!? さっきここに……!」
私「……ふふっ」
syt「え、笑った? 今、笑ったよね?」
私「だって、柊斗があたふたしてるから……」
syt「いやいや、彼女が泣いてたら焦るでしょ普通!」
そう言いながら、
ようやく見つけたティッシュで
私の涙をそっと拭いてくれた。
それから、少し照れくさそうに笑って。
syt「……ほら、おいで」
腕を広げてくれたから、
私はその胸に飛び込んだ。
syt「よしよし。今日もよく頑張りました」
私「……もっとぎゅってして」
syt「ん、いいよ」
背中をゆっくり撫でてくれる手が、
すごくあったかい。
syt「今日はもう何もしなくていいから。ご飯も一緒に考えよ。食べたいものある?」
私「……柊斗が作ってくれるの?」
syt「えっ、俺!? ……あ、うん、作る作る!」
私「ふふっ、今ちょっと焦ったでしょ」
syt「焦ってないし! ……いや、ちょっとだけね?」
得意げに笑ったあと、柊斗は私のおでこに
そっと自分のおでこをくっつけた。
syt「でも、今日は俺に甘えてて。ね?」
私「……うん。ありがとう、柊斗」
syt「どういたしまして」
そう言って、優しく笑ってくれた。
しばらくそのままでいると、今度は柊斗の
ほうから私にくっついてきた。
私「……あれ? 柊斗?」
syt「んー?」
私「どうしたの?」
syt「……充電中」
私「えっ、なにそれ笑」
syt「だって、今日ずっと頑張ってたんでしょ? じゃあ俺も、元気もらおうかなって」
私「……柊斗も疲れてたの?」
syt「まあね。でも、こうしてると落ち着く」
さっきまで私を包み込んでくれていた柊斗
が、今度は私の肩に頭を預けている。
私「……しゅーと?」
syt「……ん?」
私「甘えん坊さんだね?」
syt「……っ、今その呼び方する?」
顔を上げた柊斗は、
ちょっと困ったように笑った。
いつもの余裕たっぷりな顔とは違う、
目元がくしゃっとなる照れ笑い。
私「かわいい、しゅーと」
syt「……もう、ほんとに…笑」
私「ふふっ、大好き」
syt「……っ、俺も」
一瞬だけ目をそらしたあと、
柊斗は私の手を握った。
syt「……大好き。だから、しんどいときはちゃんと頼って?」
syt「ひとりで全部どうにかしようとしなくていいから。俺にも半分くらい背負わせてよ」
私「……うん」
syt「約束ね?」
私「約束」
柊斗は満足そうに頷くと、
また私にぎゅっと抱きついた。
syt「……ねえ、あと五分だけこのまま」
私「さっきからずっとくっついてるじゃん笑」
syt「……だめ?」
私「……いいよ、しゅーと」
syt「……んふふ、やった」
嬉しそうに笑って、
私の肩に顔を埋める柊斗。
ステージの上では、
誰もが見惚れるくらいかっこいいのに。
私の前では、こんなに優しくて、
ちょっと甘えん坊で。
それでも、私がいちばん苦しいときには、
ちゃんと隣にいてくれる。
……やっぱり私の彼氏、最高すぎる。
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コメント
3件
やばい!良きすぎる!! 充電中はマジでNGワードすぎる! ギャップでもしにかけてんのに笑 続き楽しみにしてます!
うわ、このエピソードめっちゃ良かった……。柊斗の「ちゃんと頑張ってたことまでなくなるわけじゃない」って台詞、グッと来たわ。彼女が泣いてるのに焦ってティッシュ探すギャップもかわいいし、最後に充電中って甘えてくるところで完全に持ってかれた。自分の弱さを出せる関係っていいよな……しんどい日の終わりにこれがあったら、頑張れる気がする。作者さん、この空気感マジで天才🫶