テラーノベル
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いつも、若井と話してる自分がいるのに
若井と話してるのは自分じゃない
まるで目の前で浮気されているような感覚で吐きそうになるけど若井が色っぽい声で僕の名前を呼ぶから、もう何が何だか分からなくなる。
こんな毎日送っていて、ついに気づきたくない真実に気づいてしまった。
僕はもう
「もう一人の俺に乗っ取られてる」
ってことを。
でも若井はそんなことに微塵も気づく様子はなくて、全部僕だと思って受け止めてくれてるように思う。
いやだ。気づいてほしい。これは僕じゃない。いや、僕だけど、…僕じゃない、
若井……、どうか気づいて、お願い、________
wki.side
「若井、だいすき」
ほんのり、頬を赤くして上目遣いでそう言ってくる元貴は、とても可愛いと思う
「俺もだいすきだよ」
犬みたいに、尻尾を振って抱きついてくる
俺もそれに応えるように、元貴の頭を撫でる
「 …. かわいい、ボソッ」
そう、かわいい。元貴はかわいい。
でも、最近少し違和感を感じる
「「前みたいに元貴が不安定じゃない。」」
ちょっと前は、元貴と、別の元貴の入れ替わりが激しく一見すると情緒が不安定なような感じだった。だけど、最近の元貴からはそれが感じられない
もしかしたら、人格が消えたのかもしれない
そう考える日も少なくなかった
でも、ではどちらの元貴が消えたのだろうか
それを考えるのは、恐怖に負け俺には無理だった。
今はどっちなの?
ねぇ、元貴 ……….
ばばばーん
ちからつきました
短いです
めっちゃ久しぶりだこれ
若井さんも薄々気づいてきているんですかね
🫣🫣
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🫶