#nmmn注意
#mtp
#ご本人様と一切関係無し
拙い文章ですが、それでも良ければぜひ読んでください。
m「…」
m「…ん”、ん、、」
頭に意識が入り、重い瞼を開く。
m「…5時、か」
また今日が始まった。
おはよう、なんて言う相手は家に居ない。
…けど、今日は違う。
m「…」
頭に刷り込まれている毎朝のルーティン。
m「…」
漫画なら、こういうシーンは独り言が多いだろう。
だけど、これは現実。
あのメンバーに比べたら独り言はあまり無い方。
顔を洗い、頭を覚醒させる。
歯磨きをし、うがいをする。
この時間が謎に辛い。
でもこの程度、おやすみを言うまでの工程の1つに過ぎない。
辛抱だ。
そしてまぁ、肌にも気を使っているので化粧品諸々を肌に馴染ませる。
m「…あった。」
自分の事を済ませたら、引き出しに手を伸ばし、新品の歯ブラシを手に取る。
ご存知の通り色んな所に行くので、色んなホテルにも泊まる。
アメニティをちらほら持って帰っているので、何かと在庫がある。
m「…」
歯ブラシの存在が分かりやすいように置いておく。
そうすればようやくリビングへ。
m「…んー」
珍しい独り言とも呼べない言葉を発する。
ソファにはすやすやと寝ているwkiが。
起こそうかと思っていたけど、ゆっくり休ませるのも有りだ。とよぎってしまい、起こそうにも起こせない。
だからせめて、自分の独り言に気付き起きてくれないかと願ったが、そう上手くはいかない。
m「…wki。」
この後には曲についての会議等もあるため、流石に起こす事にした。
m「wkーi。」
m「w”k”i”。」
どんなに呼び掛けても気付かない。
寝付き良かったもんな。そりゃ起きない。
m「…ふ〜っ」
w「…ん、」
よくわからないけど、咄嗟に思い付いたので、耳に息を吹き掛けて見る事に。
m「ふぅ〜」
w「んん…」
少し顔を顰めて手で息を追いやろうとする。
m「…ふふっ、」
それがなんだか子供みたいに思えてしまって。
m「ふーっ、」
w「んんぁ…」
m「ふはっ…笑」
意地悪をしてやれば、少し目が覚めて来ていたので、普通に起こしてやる。
m「wkーi、朝でーすよ」
w「んん…?」
m「あーさ。」
w「あぁ…?」
m「あさ。」
なんて返しをしているんだと思いながらも、肩を揺すり起こしてやる。
w「…んぁ、あさか…」
m「うん、起きろ〜」
w「んん、はいはい…」
m「歯磨きしてきな。まだ5時だからゆっくり出来るよ。」
w「ん〜、5時かぁ。」
m「そ。ほら急げ」
w「ゆっくり出来るんじゃないのかよぉ…」
m「いいから。」
m「歯ブラシ手前に置いといたからそれ使って。青いヤツね」
w「ん…てんきゅー」
m「うぃ。」
wkiと会話し、すっかり目が覚めたら、いつもはしない朝食作りをする。
…まぁ、インスタントだけど。
w「…うぃ〜、歯ブラシ完了!」
m「元気になったね〜」
w「うん!あ、美味そう」
m「mtkくん特製、インスタント朝食。」
w「特製じゃないやん!」
m「はい。」
w「はい、ありがと〜」
普段の仕事とは少し違う、素で会話をする。
まぁどのメンバーよりも長く10何年一緒にいるんだから、そりゃ心地が良い。
w「ご馳走様でした!」
m「ご馳走様でした。」
w「よっしゃー、支度支度!」
m「おっしゃー」
全部インスタントで食器は使わなかったので、2人で一緒にゴミ箱に捨て、支度をする。
wki「俺もう昨日のまんまで行くから準備OK!」
m「はや、ちょまってね。」
w「うん」
wkiは昨日、ギターや曲、色々な事について俺と話すために、俺の家に泊まる事にした。
m「…OKかな、うん」
w「おし、ぼちぼち行きましょーか」
m「だね〜」
w「…てか、mtkマジ最近大丈夫?」
w「いや、大丈夫じゃない事は分かるけど。」
m「んー…どうだろ」
m「でも、寝る時間減ってるし、確実に疲れてはいるね」
w「だよね〜…」
きっと顔にも出て来ているんだろう。酷く疲れた自分を心配し、気を使ってくれた。
嬉しかったから、なんとなく、なんとなく口にした。
m「じゃあwki、そんな疲れたmtkさんを癒してください。」
酷く疲れているんだ、潤してよなんて言ってみる。
w「あぇ?」
m「あは笑、あぇ?って笑笑」
w「おーいやめろ!」
予想外の展開にびっくりする幼馴染は面白いし、可愛いと思った。
m「あーなんかハグって疲れをなんかめっちゃ取れるらしいね」
w「どれくらいとか覚えてないんかいっ」
w「…んーまぁハグなんて良いけど…」
期待の目で見つめる僕と目が合い、その期待に応えるかどうか 悩むwki。
w「…」
ぎゅっ
m「!」
w「…mtk限定ね」
m「はいはい笑」
とても嬉しい。潤されていくのがわかる。
mtk限定、か
俺とwkiだけのハグ。
w「…」
癖なのかわからないけど、wkiの腰あたりで手をトントン、としてしまう。
そして衝撃が来る度に少し体が跳ねる。
w「…長くない?」
照れながら言うwkiに、また可愛いと思えてしまった。
だけど、これ以上くっ付いているとwkiから引き剥がされそうなので、自分から身を引き、癒しを手放す。
m「…ごめん、癒されてて。」
w「癒されるんだ、これで。」
m「うん。」
w「…もう車来てるかな?」
m「あ、もう家の下いるって」
w「あまじか、行こ行こ!」
m「だね。」
今日も一日頑張れそうだな。
また今度する時は、
ただのハグじゃない。
俺とwkiだけのハグにしよう。
コメント
3件
初こめ失です🙌🏻💞 主様の書く作品すっっごい好みです……🥹🥹 Hugに❤💙は本当にたまんないです😭😭💘 ハグ❤さん限定なの尊すぎるやろ…ってひとりで悶えてました🤦🏻♀️🤦🏻♀️ 素敵な作品ありがとうございます〜!!フォローも失礼しました🎵⭐️