コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
エモく書きたかっただけ。
(なおゆあ)
梅雨もあけた7月の後半
短い寿命を目の前にして今鳴かなければと訴えかけるように鳴くセミ。
日本ってこんなにも暑かったかと考えさせられるぐらい外は暑い。
こんな時は海で泳ぎたい
そう思い彼女と海へ来た。
「〜〜〜♪♪」
暑くてどうしようもない僕とは真反対にとてもはしゃぎ回る彼女。
そんな彼女が可愛くて可愛くて
「かわい〜…」
とつい呟いてしまった。
するとさっきまではしゃぎ涼しそうな顔が一気に真っ赤に染まった。
「なおきりさッ…いツ今なんて…//」
「いやッ…なんでもないです//」
さっきまで暑かった浜辺だったはずなのに
一気にその場の空気が凍る。
この空気でずっといるのは絶対にきついと思い僕は口を開く
「まッまぁ…今日は海に来たんですから!!沢山泳ぎましょ!!」
彼は少しびっくりした後に僕を見て
「うん…!!」
と呟いた。
気を取り直して2人で泳ぎに向かう。
彼女は手を水の中につけた。
そういえば彼女の泳いでるところは見たことがないな。思いつつ彼女を見つめていると
バシャッッ!!
急に顔中に冷たさを感じた。
「冷たッッッ!?」
「えへへッww」
彼女は小悪魔のように僕の反応を見て笑う。
僕は少し頭に怒りを覚え
手の中にたくさんの水をためて
バシャッッ!!
と彼女の顔に向けてかけた。
「わ”ぁ”ぁぁ”ッッッ!?!?」
っと驚く彼女
「ふふッ…w」
しめしめと思い僕は笑う。
彼女は少し僕を睨みつけた。
その後また僕に水をかけてきた。
今日は泳ぎに来たというのに2人でずっと水をかけあって一日が終わった。