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こんにちは!お久しぶりです。前回90♡もありがとうございます 泣 めちゃくちゃ励みになります!
この調子でバンバン書いていきたいのでよろしくお願いします。
⚠️前回をご覧いただいてからのご視聴お願いします
──結局朝食も喉を通らず、身支度を整え、玄関へ向かう。玄関に設置されている鏡を見て 笑顔をつくる。
米「……..気持ち悪。」
自分に嫌気がさし、会社を目指し家を出ていく。
会社へ向かう途中。見慣れた風景を見ながら思考を漂わせる。
──…確か今日は会議があったような…。
無意識にため息が出る。 嫌でもやる気を出せねば…。
そんなことを考えているうちに会社に着いてしまった。気怠さを感じつつ、その建物に足を踏み入れる。
社内は社員で賑わっており、すれ違った者たちに軽く挨拶を交わしながら自身の職場へと急ぐ。人混みは嫌いだ。 いや、好きじゃなくなってしまった、という方が正しいだろう。
???「…カ…さ」
???「ア…カさ…」
???「アメリカさんっ!!」
突然大声で呼び止められ、ビクッと身体が跳ねる。
振り返ると、そこには日本が立っていた。
米「 ぁ、? …!Japan!どうしたんだ?」
笑顔をつくり話しかける。
日「どうしたんだ? じゃありませんよ!考え事ですか?」
米「あ、嗚呼。ちょっとな。」
日「そうでしたか。あ、これ。今日の会議の資料です。」
米「おぉ!Thank you!」
日本が差し出した資料を受け取ろうと腕を伸ばす。 すると、服の裾がめくれてしまい、包帯で何重にも巻かれた腕が露出してしまった。
しまった。と思うも、もう遅い。日本は俺の腕を掴んだ。
米「い”っ……」
思ったより掴む力が強く、つい声が漏れてしまった。
日「それ、…もしかして」
日本が次の言葉を発するのを遮って話す。
米「いやぁ、ははっ!、昨日、うっかり切ってしまってな。なんてことないぜ!」
掴まれた腕を振り払う。日本は鋭い目つきでこちらを見ている。バレたのではないか、と冷や汗が頬を伝う。
気まずい空気を誤魔化すよう口を開く。
米「そっ、そろそろ会議が始まる時間だな、!!じゃ、まっ、またな!!」
日本から逃げるようにその場から離れる。
足が徐々に歩くスピードを増していく。荒い呼吸を繰り返し、人通りの少ない場所まで走る。
米「ッ…!はぁっ、はーっ、はっ カヒュッ…」
呼吸を整えようとする。過呼吸をおこしてしまっているようだ。酷く喉が渇く。
米「ヒュッ、はっ、っ……はは、あははっ…。」
米「なにしてんだよ、俺は…」
米「笑え。泣くな、弱音を吐くな…。俺は、俺は世界の英雄なんだから。 」
涙を拭い、外していたサングラスを掛け直す。
ふと時計を見ると、会議の始まる時刻が迫っていた。遅刻する訳にもいかなく、会議室を目指し、足を運んでいく。
───会議室の前で一度立ち止まり、 ふーっ と長く息を吐いてから、いつもの笑顔をつくり、ドアを開ける。
米「Hello!!待たせたな!」
あえて五月蝿いほどの大声で、明るく振る舞う。自分の席に向かう途中、日本と目が合ったがすぐ目を逸らした。
会議が始まった。いつもなら一番に喋り出す俺だが、何故だか今日は話す気になれない。さっきの出来事があってから、心臓が突き刺されるかのように痛い。
気づくと、俺は自身の傷ついた左腕を、爪が食い込むほどに強く握りしめていた。傷口が開き、じわっと 何か が滲む。勿論痛みはあるが、本当に自分はこの世界に存在しているのだ。と実感し、安心感を抱く。
……俺は何を考えている?
痛みなんてものに安堵している自分に反吐が出る。力を込めていた右腕を引き、会議へと意識を向けた。
───やっと会議が終わると、そそくさと自分の仕事場へ戻った。やらなくてはならない資料の山を見てため息をつく。エナジードリンクを片手に、鉛のように重い指先で青白い光を放つ画面を開き、作業に取り掛かる。
────…カタ カタッ と、キーボードから鳴るタイピング音だけが暗い職場に響く。山ほどあった資料は半分以下にも減り、大量の中身が無くなったエナジードリンクが散乱している。
何気なくアメリカは空を眺めた。
米「…… 今日は帰れねーかな…。」
自身の机の引き出しから、様々な種類の錠剤が入った瓶を取り出した。 カラッ と音を立てて瓶を傾け、 中身を確認する。瓶の中身の薬は一日分ほどの量しか残っていなかった。買ってこなくては…と思いつつ、薬を瓶から手にうつす。
それらを全て口に放り込み、飲み込む。 相変わらず、喉を焼くような苦味だ。
残りの仕事は明日の自分に任せよう。と 目を閉じる。 ゆっくりと、眠りにつく。
🆕 新しい登場人物 🆕
日本(記︰日)
2132文字、ありがとうございました。ではまた次回で。
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アメリカ病みはやっぱいい!!