注意⚠️
・姉妹百合
・キス等含 ,
・心中表現
,
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私は御姉ちゃん 。私には1つ下の妹と父が居る 。 母は数年前に他の男の家に行ってしまった 。父は仕事に最近行かなくなってしまい ,御酒をずっと呑んで1日を過ごしている 。未だ前迄稼いでいたお金はあるだろう 。けど, お金は有限であり , いつかは絶対消える 。あと , 父は私達によく暴力も振るう 。私は妹を助ける為 , 体は傷だらけ , 虐待されている子供として , 皆離れて行く 。
私は今高校三年生,早く卒業してちゃんと稼がないといけない 。それに,最近妹は遅く帰る 。何をしていたのか聞いても妹は色んな手を使って話を逸らしてくる 。
そんな,私と妹のお話です 。
「 御姉ちゃん , 起きて !! 」
妹の声が聞こえてくる 。妹は朝起きたりする事が得意で, いつも起こされてしまう 。妹に服,正して ,とか言われる 。そんなに寝相が悪かったかと, 反省する 。
御父さんは部屋でまだ寝ているらしい 。御父さんは昨日の夜も遅く迄御酒を飲んでいたらしい 。飲み干された缶とワインの瓶とか , 散らかったゴミを片付けていると ,妹が美味しそうな料理を出してくれて,
「 御姉ちゃん !! 一杯食べてね !! 」
と ,満面の笑みでそう言う 。御礼を言って朝御飯を食べる 。今日から夏休み 。 流石に夏休みくらいは働かないとダメだ 。 そう思って探すがどんな仕事がいいのか分からない 。
御飯を食べ終わると本格的に仕事を探してみる 。接客業, 私は人と話すのがあまり得意では無いからこの仕事に就いてしまうと , 仕事場の人に迷惑をかけてしまうかもしれない 。なら ,接客業は避けなければならない 。私は何も出来ない 。器用なことも出来ない 。見た仕事全て ,自分には無理なような気がして そのまま閉じてしまう 。妹はと言うと ,何やらカバンに色々詰めている 。今日は何処かに行くのだろうか 。
数時間 , でもまだ父は起きない 。何時もならそろそろ起きてくるが ,でも起きない方が 静かだし , なんて思いながら部屋で宿題をする 。 夏休みの宿題は沢山あって , 毎日ちゃんとやらないと終わらない 。
宿題をしていると後ろから妹が話しかけてくる 。 服もちゃんとしていて 化粧とかも 。振り返って妹を見ると大きな鞄を持っていた 。
「 御姉ちゃん 」
「 どうしたの ? 」
妹は少しの沈黙を漏らして ,
「 一緒に出ていこう 。 」
驚いて目を見開いた 。 きっと今日が今までの人生で1番の衝撃だろう 。 シャーペンを落としてしまって , シャーペンの落ちた音が暫く部屋で響き渡る 。
「 急にどうしたの ? 」
私はそう聞く 。 妹は
「 早く , 準備して 。 御父さん起きる前に , 」
そう言って目の前に大きなカバンを落とす 。 ぼすんっ て足元に落とす 。私は , 此家から逃げ出したい 。 そう ,少しずつ思っていた 。 だから 私は直ぐに大事なものを持って ,鞄に詰め込む 。妹は電話して鞄を持って 玄関で待っている 。
「 お待たせ 。 」
私はそう伝えて妹の元に行く 。
「 その服 新しく買ったの ? … 可愛いね 」
「 有難う 」
と , 少しずつ雑談をして 電車に乗る 。電車では座れるくらいには空いていて 妹と座る 。それから私達は数時間 電車に揺られる 。
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県を超える迄とは言わないが, 結構遠く迄来てしまった 。 妹は開放感からか伸びをして周りを見ている 。本当に出て行ってしまった 。 高校生なのに 。
「 御姉ちゃん ホテルね予約取ったからそこ行こう 。 」
探すの大変だったんだよ 。 と妹は笑いながらそう言う 。 妹は楽しそうだ 。
ホテルに着くと狭めのワンルームという感じの部屋に入った 。私は布団に倒れ込む 。 ふかふかした布団が私を包み込んでくれる 。 妹は ,荷物を置くと何処かに行ったらしい 。 私は特にすることも無くて , 宿題をしてみる 。 遠く迄来たけど , きっと戻るよね 。 学校始まる頃にさ , 今は多分休憩の為だよねきっと 。 そう思っているうちに眠ってしまったらしい 。
目が覚めると辺りは真っ暗 。 電気をつけると , 綺麗な部屋に孤独な私1人 。 妹はいつ帰ってくるのだろうか 。 もう帰ってこなかったら私はどうすればいい ? 段々気持ちも下がってきてしまう 。 嫌なことしか考えられない私は嫌だ 。
「 只今〜 」
妹だ 。 帰ってきてくれた 。 妹は 荷物を置くと ,
「 御飯食べに行こうよ 。 」
と言って 私を引っ張る 。 部屋から出てエレベーターに乗って1階に行く 。 エレベーターも綺麗 。 私のマンションは汚かった 。 壁も汚くて , 床はゴミ?で真っ黒 。
レストランに着く 。 明るい部屋に沢山の机と食べ物が並んでる 。 余り見たことの無い料理もあった 。 妹と一緒に席についてご飯を食べる 。すごく美味しかった 。妹も嬉しそうな顔で御飯を食べてる 。
食べ終わった頃にはそろそろ寝る時間で , 素早くお風呂に入って寝る 。私がお風呂から出る頃にはもう妹は寝てしまったみたい 。
そして , こんな日々を過ごして1ヶ月くらいしました 。 ひとつを除いてはすごく楽しかった 。 御飯も美味しくて暖かい布団もあって 。 唯一つだけ 。 妹が偶に夜になると私の体を触ったりする 。 触ると言っても体を撫でたり , 偶に舐めたり 。 触り終わったら最後におでこにキスをする 。最近は之をされる頻度も高くなってきた 。 朝聞いても 寝惚けてたんじゃない ? と, 言われる 。其れで妹はまた私を置いて何処かに行ってしまう 。妹は何処に行っているの 。 1人は, 怖いよ 。
目が覚めると又夜になってしまっている 。 目も赤く腫れてて瞼が重い 。周りを見ると妹は座っていた 。 起きたことに気づくと妹は ,
「 御飯 , 食べに行こ 。 」
とだけ言って玄関にに行く 。 私も遅れないようにと向かう 。その日もご飯を食べて部屋に戻る 。 お風呂にも入る 。 お風呂に入っていると , 妹も入ってきた 。 妹は私とは違って , 綺麗な体もしていて , … 私よりも胸が大きい 。 でも私は気にしていない 。 気に , してないんです 。私はそろそろ上せそうになってお風呂から出る 。 ベットに寝転がると妹のスマホが目に入った 。 つい出来心で覗いてしまった 。 すると , 衝撃的な連絡が届いていた 。
「 今度いつ会える ? 」
名前とかからしてきっと男だろう 。 誰なんだろう 。 友達かな 。 なんて考えていると 妹が出てきて ,
「 何見てるの 」
と妹は低い声でそう言う 。 妹は私に近づいて , 私の手を握る 。 そして一言言った 。
「 私汚いの 。 」
妹は涙声にそう言った 。 もうずっと , 男の人にあってお金とか貰っていたらしい 。 妹は泣きながらそう漏らした 。
「 夜中ね , 私御姉ちゃんのこと
触ってた 。 御姉ちゃんが大好きなの 。
御姉ちゃんに触れたかった 。
御姉ちゃんに触れて , 罪悪感とか無くしたかった 。 寂しかった 。 」
そう言った 。 之を話す頃には妹は涙がぼろぼろ落ちている 。 そして 妹は私に抱きつく 。
「 御姉ちゃん , こんな私でも 妹で居させてくれる ? 」
「 勿論だよ 。 」
「 御姉ちゃん , 大好き … 。 」
「 私 , もだよ 。 」
妹は私をベットに倒して上に跨る 。 そうして 口にキスをする 。妹は体を舐める 。 首筋から 胸 ,お腹 。 着ている服も脱がして , 胸を舐められる 。 妹は嬉しそうな顔で行為を続ける 。
「 御姉ちゃん , 足 , 広げて 。 」
「 う , うん 。 」
私はされるが儘 。
その次の日から妹は嬉しそうにしていた 。ずっと笑顔で鼻歌なんて歌ったり 。
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この生活も2ヶ月位続いた 。 妹は昨日帰ってこなかった 。 今になって やっと帰ってきた 。 でも妹は只今も言わず直ぐにお風呂に入ってしまった 。1時間くらいした 。 妹は出てきた 。 でも タオルだけ体に纏って他には何も着ずに 。
妹は私にキスをして , ベットに横になって倒れ込む 。 妹は何も言わずに唯横にいる 。
「 どうしたの ? 」
そう聞いてみる 。 すると 妹は静かに口を開く 。
「 妊娠 , しちゃったかもなの 。 」
「 … 誰との … ? 」
その言葉を聞いて少し怖くなってしまった 。 矢っ張この子はそういう事を本当にしていたんだと言う気持ちと , ひとつの命が宿ってしまったこと 。
「 ねえ 御姉ちゃん 」
「 どうしたの , ? 」
「 一緒に死んで 」
妹は確かに言った 。 妹は笑いながら私にそう言った 。 笑っていた , でも笑ってなかった 。 目は , 笑って, 無かった 。
私はこの生活 , 案外楽しかった 。 でも そうなると 家に戻りたくない 。 あんな学校にも戻りたくない 。 その事を考えると不安で気持ち悪くなる 。 宿題だって手をつけてない 。 きっともう終わらない 。 地獄は終わらない 。 それなら ,
「 何処で ? 」
そう答えた 。 終わらせたいこの地獄を 。 生き地獄 。
「 海 , 行こう 」
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潮風が香る 。 夜の海とはこんなに怖いのか , 引きずり込まれちゃいそう 。 そんな考えがよぎる 。
妹は私にまたキスをした 。 愛おしいものを見るようなそんな目で 。 色っぽい唇が月光で光る 。 2人手を繋いで , 海に足をつける 。 もう11月頃だった 。 秋とは言うには寒くて冬と言うには暖かい 。 海の水は少しずつ私達を包む 。
「 御姉ちゃん 怖いよ 。 」
「 そう ,だね , 」
「 私 来世でも御姉ちゃんの妹がいいなあ 。 」
「 うん , 」
「 其れで , 素敵なお父さんと,
お母さんと毎日過ごすの 。
誕生日が来たら皆で ,お祝いするの 。 」
「 , うん 。 」
「 それでねおばあちゃんに , なっても , ずっと御姉ちゃんと仲良しで , 」
「 昔こんなことしたよねって 。 」
「 … 楽しそうだね 。 」
「 こんな未来がいいなあ … 。 」
あたりは真っ暗で月の光だけが照らしてくれた , この夜の主人公は私たちだ , なんて思ってみたり 。 妹はずっと , 未来のことを話す 。 最後にキスをした 。 月のスポットライトに当たりながら 。
「 来世でも妹の姉になれますように 」
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