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3話です!


画像 ーーーーーーーーーーーーーー

🍌視点



🦍「ーーーーーーーー?」

🍆「ーーーー!」

⛄「ーーーーーーーーー。」

🐷「ーーー!」

🦍「ーーーーー。」


会議の内容が全然頭に入ってこない。始まってからずっとこんな調子だ。

さっきの事が頭から離れず、それ以外のことが考えられない。

監視カメラがどこに繋がってるか分からないし、他にもあるかもしれない。そんな中、昨日一日過ごしたのかと思うとゾッとする。

メッセージカードのことも考えると、これはもうストーカーの仕業と言って間違いない。


どうしてあの時もっと疑わなかったのだろう。

俺は普段、しっかりしていると言われるが、人目のないところではぽやっとしている。それが悪く出たのだろうか。


家バレてるって時点で怪しむべきだった。

もうあの家に住むのは危険か…..?

引越しも考えておく必要がある。

⛄「おんりー?大丈夫?」


おらふくんの心配そうな声にハッとする。

🍌「ッ! 大丈夫だよおらふくん。」

⛄「ほんと?」

🍌「うん。」


駄目だ。今は会議に集中しないと。

🐷「おんりーチャンがぼーっとしてるなんて珍しい。」

🦍「まぁまぁ、疲れてるんだよきっと。最近忙しかったし。」

ナイスですドズルさん。

助かった〜。


🍆「そういえば、この企画って罰ゲームあり?」

🐷「ありじゃないっすか?」

🍆「マジか〜。」


皆あんまり気にしてないみたいで良かった。

大切なメンバーには出来るだけ迷惑をかけたくない。


大丈夫。きっとすぐ解決するから。


🦍「よし!大体決まったし、今日はもうこの辺で終わろっか。」


⛄「は〜い。お疲れ様です。」

🐷「おつで〜す。」

🍆「お疲れちゃんでーす。」

🍌「お疲れ様です。」


会議が終わった。この後は何も無いのでそれぞれ帰宅の準備をする。


ぼんおらMENが先に退室し、残っているのは俺とドズルさんだけ。

🦍「じゃあ行こっか、おんりー。」

🍌「….はい。」


会議前に話した通り、ドズルさんと俺の家まで行く。一人じゃ心細いから本当に助かる。

着いたらメッセージカードのことも話そう。


ーーーーーーーーーーーーーー



🍌「ここです。」


ドアの前。見た目はいつもと変わらないが、纏う空気が違うように感じられる。

その奥にある部屋は誰も居ない。でも誰が見ているか分からない。

確かめる為には入るしかないだろう。

鍵は閉まっている。家を出たときと違う様子はない。


鍵を回し、ドアを開ける。

室内も異常無し。


の、ように見える。


🍌「どうぞ。」

🦍「お邪魔しま〜す。」


🦍「おぉ〜、やっぱ綺麗。」

🍌「あざます。」

別にそんな片付いてる訳ではないが綺麗と言われるのは、きっとドズルさんの部屋が整理整頓出来てないからだろうな。


🦍「じゃあ、他にも監視カメラや盗聴器がないか確認するね。」

🍌「はい。」

一旦、全ての部屋を確認することにした。

🦍「リビングから見てみよっか。」

🍌「はい。」


🦍「こういうクッションの中とか….」

🦍「あ、」

🍌「!」


お気に入りのクッションの中から出てきたのは、盗聴器だった。


🦍「これは流石にヤバイんじゃない….?」

🍌「…..気づかなかったです。」


クッションの中とか、分かんないじゃん。


🦍「これ多分、家中にあるよ。」

🍌「そう、ですよね…」


もうこの空間に居ることすら怖いくらいだ。今の会話もどこかで聴かれているのだろうか。

🦍「他のメンバーにも相談しよう。」

🍌「え、で、でも、」


みんな忙しいし、ドズルさんだって暇じゃないでしょう?

🦍「おんりー。みんなが忙しいって理由で困ってる仲間放っておくと思う?」

そう聞かれ慌てて首を横に振る。

🦍「ならちゃんと相談しよう。おんりーも、怖いんでしょ?」

🍌「….はい。」


図星を突かれてぐうの音も出ない。


🦍「誰か…こういうことをしてくる人の心当たりはある?」

🍌「誰か..までは分からないですけど….」


机の下から今まで保存していたメッセージカードを出す。ダンボール一箱にぎっしり詰められている。

🍌「このメッセージカードの差出人だと思います。」

🦍「…..。」


🦍「大分前から送られてきてたの?」

🍌「はい。」

🦍「小さいことでもいいから早めに言ってね?」

🍌「すいません。」

🦍「まあ、とにかくこれは手がかりにも証拠にもなるし、一旦預からせてもらうよ。メンバーにも相談して、犯人特定はその後。」

🍌「分かりました。」

🦍「とりあえず今日は僕の家に泊まっていきなよ。」

🍌「いいんですか?」

ドズルさん家、奥さんいるでしょ。

🦍「全然大丈夫だよ。それにこれからのことについても話したいからね。」

🍌「ありがとうございます。」

🦍「あと、暫くこの家に戻らないと思うから荷物はまとめといて。冷蔵庫の中はなるべく減らして、ゴミは捨てると漁られる可能性もあるから冷凍庫で凍らせといてね。」

🍌「分かりました。」


テキパキと指示をくれるドズルさん。表には出さないが心の中で軽くパニックになっている俺はドズルさんがいなかったら何も出来なかっただろう。




頼りになる先輩と仲間が居ることを再確認した。


この作品はいかがでしたか?

1,412

コメント

18

ユーザー

ドズさん、ナイース続き待ってます!フォロー失礼しまーす!

ユーザー
ユーザー

つづき楽しみです🥲🫶🏽投稿待ってます🎶🎶

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