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俺が見てきたこの世の光でもあり闇でもあるもの。
それは――――
『人』だ。
といってもただの人ではない。
表裏のある人だ。
しかも質の悪い。
表ではいい顔で裏では悪い顔。
そんな人はこの世にごまんといる。
そういうやつらは大抵『嘘』がうまい。
人に付け入るのがうまい。
ぶりっこ系、か弱い系、優等生系、媚びうるのがうまいやつなど…
そんな奴らの被害を被っているのは、大体、
気に入らないやつ、目障りな奴など、大抵しょうもない理由で
無作為に選ばれる。
自分に持ってないもの、輝いて見えるものは誰だって妬む。
彼らは自分の立場をうまいこと利用して毎日を乗り切っている。
選ばれた人は理由もわからないまま精神がすり減らされていくだけ。
これが今の社会における現状。
所詮大して関わってない人のことは表面しかしらない。
それは悪いことではない。
人には知られたくないものもあるから。
しかし、嘘をある程度見破れないと取り返しのつかあないことになる。
肝に銘じておけ。
俺もそのうちの一人だったから…。