md)身体…………

ベッドに眠る身体を見る。

らだおがﾎﾟﾛﾎﾟﾛと涙を流していて、その涙が身体の着ている服にシミとなっていく。

身体を少しさわる。

冷たい、氷の様じゃないけど、冷たかった。

本当に死んでいると思わせるような体温。

乾いた目からは何も出てこない。

ただ、自分の胸にｸﾞｻｸﾞｻと矢が刺さるような感覚と、憎悪、憎しみ、嫌悪が湧き出てくるだけだった。

A総領)…泣くのは良いですけど、私の前で泣くのはどうかと思いますが。

冷ややかな声。

rd)ｯ……無礼でしたかね。だが味方がやられて悲しい筈が無いでしょう？その発言は俺に対する敵対的な反応って事でいいですかね？

怖いような、苦しい声

A総領)私は命を”2度”失いかけました。それも緑さんに。今回の爆発の件に関して、私まで被害が出ていたらどうするつもりだったのですか？

rd)貴方が勝手にみどりくんと話したいと言い、ドアにノックをしたのが始まりでしょう？

A総領)さぁ、そうだとしても爆発物をそこら辺に持ち出せるだなんて管理不足では？

rd)普通、爆発物は戦闘時以外は持ち出す事は出来ません。厳重な管理の元、保管していますから。

A総領)では警備が甘いのでは？

rd)そんな事ありません。勝手に決めつけないで貰いたいですね。

A総領)まずまずこの人の事を買い被り過ぎではありませんか？この人が貴方達を裏切ったという可能性もあるのですよ？

rd)ｯそんなわけｯ…！

A総領)…まぁ私は命を失いかけたので、そんな事は如何でも良いのですけどね。私はこれは貴方達の責任ではありませんか？それとも、私の国ともう一度、戦争でもしたいと仰るのですかね？

rd)…。

手も足も出ない様子だ。

md)…ﾝ…。

A総領をよく見てみる。

顔立ち、性格、立ち回り、表情、声色から服装まで全て憎い。

憎くて、嫌で、嫌いで…

呪い殺したいぐらい…で………。

でも

呪いの言葉を言おうとするけど、掠れて、消えて、胸が苦しくて、痛くて。

みんなに届かなくて。

あいつに聞こえなくて。

みんな、みんなきらいになって

md)…ｧ…。

この言葉を言ってしまったら、ら運営のみんなはどう思うのかな？

怒られるかな？そんなに言ってやる事ないだろって。言われるのかな？

みんな、俺のこと……好きなのかな？

『わかんない』

そんな結論は嫌だった。

きっと、頭の中がごちゃごちゃしてて、きっと、変になっていたのだろう。

わけがわからないが、ただ、一言。

小さな声で言った。

md)大ッ嫌イｯ…呪イ死ネバｲｲﾉﾆ…。

はっきりと、その言葉は病室に響いた。

周りの声を掻き消すように。

でも、小さな声で、皆んなが聞こえる言葉が。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

主)良いところで切る！！これが最高なんですよ！！！！

そして見てる視聴者はモヤモヤが残るという可哀想なボーナスが付きます！！！

…次、最終回で終わり……うーん…

(*･ω･)ﾉ最終回ってなんか悲しいよね…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

♡、コメント、閲覧thank you！！！！！

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー