コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
フィクションです。
以前、「似僧物語」という連載を書き、ケータイでしたので消してしまったのですが、思い出しつつ、続きを書いてみようと思います。
幻覚寺は年末で忙しい。門跡がまむし茶を飲んで玄関の石に滑り、頭を打って呆気なく死んでしまった。新門跡は亜漕がなり、修行して、かれこれ5年もたった。「そんな短期間で尼の門跡になれるのか?怪しい。」と色々と陰口を言われたが、亜漕は無視した。それどころか、友人の僧侶の金欠氏と結婚した。彼は確か満腹寺にいた。尼の結婚は禁じられており、世俗と情念を切ったという意味で独身者しか居なかったがそれを簡単に破ったので有る。「いいじゃん別に。あたしが門跡だし、もともとここは仏教でも新興宗教何だから」と言った。