こんばんは!
♡指定まだいってないんですけど書きたくなったんで書きます、。
勝手でごめんなさい🙇♂️
最終回です!
🔞あります!!!地雷さんさよなら!
前回の続きからどぞ!
それからというと、太宰はヤンデレ化。
中也がいなければ生きていけないほどに依存していた。太宰は中也を監禁し、束縛した。
それは、”狂愛”と言っていいのだろう。
太宰はそれから、豹変してしまった。
中也は首輪をつけられており、その場から動くことはできなかった。
中也は太宰に怯えていた。
けれど、太宰を、この状況を否定してしまえば、メイドたちは殺される上、太宰は病み、最悪死に走る。
それを理解した中也は、これから一生、太宰の下につき、自分を犠牲にして生きることを決意した。
中也は割り切った。太宰に買ってもらわなければ、今までの幸せを手に入れることはできていなかった。
太宰がいたから、この数ヶ月間、本当に幸せだった。
だから、その太宰のためなら、自分を捨てられる。
自分を犠牲にしてでも、太宰に幸せになって欲しかった。
中也は太宰が好きだった。本当に。大好き”だった”。
でも中也が大好きだった太宰は変わってしまった。いなくなってしまった。
「ちゅーや、♡」
『あッ、太宰、様』
「ほら、いつもの時間だよ、ほら早く、今日は自分で挿れてね、」
『ッ、、、は、い、』
「おそ~い、(ピト ズプンッッ パチュンパチュパチュンパチュンッ ググッ グポォォォォグポグポ)」
『ん゛んっ!?!?あ゛やえ゛っ!?おごぁ゛!?(ビュルルルルル)』
「…は?」
『んえ゛っっ、!?なに゛、』
「”やめて”?何口答えしてんの?嬉しいでしょ?ほら言いなよ、”もっとしてください” って」
『や゛、ぁ゛゛』
「はやく(グググググッ)」(首絞め)
『んあ゛っ、、ぐるし゛ぃ゛、ッ』
「はやく言えよ、中也、、ねぇはやく、、中也は私のこと好きでしょ?嬉しいでしょ?」
『ち゛がぁ゛、、だざ、さ、ぐるじッッ』
「言ったらやめたげるよ、中也。早く言え、」
『ポロポロ、ごえ゛なさ、も゛、とじてくら゛さ゛い゛ぃ、(ビュルルルルル)』
「分かったよ、中也。お望み通り、もっとしてあげるね、ニコ(グポングポグポグポグポ)」
『うあ゛ぁぁ゛っ、、んお゛ッポロポロや゛、いく゛っっ、(ビュルルルルルビュルッ)』
「ニコニコ、(グポグポグポグポッッッ)」
『い゛ったばっがぁぁぁ゛ッ(ビクビクッ)』
「(グポグポグポグポグポン)」
『や゛ぁ゛なんがぢがうのぐる゛ぅぅぅ゛ん゛あ゛!?(プッシャアアアアア)(堕)』
「…愛してるよ、中也。」
それから中也は、太宰にもう暴行、レイプといっていいようなセックスをされ続けた。
首を絞められ、殴られ、蹴られ。拷問のようなこともたくさんされた。
中也の身体と心はとっくに限界をむかえていた。
ーそんなある日。
中也は太宰が出かけている隙に、拘束を解き、命懸けでそこから抜け出し、屋上へと向かった。
特に意味はなかった。外の空気を吸いたかったのだ。
抜け出してきたはいいものの、中也の現在の体を見れば酷いものだった。
折れた左腕。もうほとんど機能していない右目。殴られつづけ、傷だらけになった腹。
傷をつけられ醜くなった顔。これから1人で生きていけるのかと言うほど酷い傷ばかり。
…さらに、カッターの切り傷だらけになった手首。
中也は考えた。
これから自分がどうすべきなのか。
奴隷市場から太宰に買われた中也はまず、身寄りがなかった。
どこかへ行こうにも行く場所もない。
かと言ってその辺をうろついていれば、いつか奴隷市場に逆戻りだ。
けれど、太宰のところに戻ればまた死んだ方がマシなんじゃ無いかと言うほどの地獄が続く。
そう。死んだ方がいい。
中也はここから身を投げ、自害することを考えた。
怖い。そんなことは当たり前だ。
本当に死んでいいのか。死ななければ地獄へ逆戻りだ。
生きる理由はないのか。太宰だった。でももうあのころの太宰はいない。
ー生きる理由なんて、ない。そのまま死ねば、楽になれる。
そんなことを考えていると、GPSで中也の脱走を確認した太宰が屋上へとやってきた。
相当お怒りだ。安易に予測していたが。太宰は中也に低いトーンの殺気じみた声で話す。
「ねぇ、なんで、勝手に逃げたの?ちゅーやは”僕”の狗だよね?」
一人称が変わっている。
太宰の一人称が「僕」になるのは、相当怒っている時か不安になっている時、
つまりマイナスな方向へ感情が動いた時だけだ。太宰は淡々と冷酷な言葉を吐き続ける。
「ちゅーや。お仕置きが足りなかった?そんな悪い狗だったの?逃げても僕以外だれも中也を
必要としてくれないよ?早く戻ってくれない?悪い狗の躾はもうめんどくさいのだけれど?」
あぁ。少し前までの優しい太宰の面影はどこへ行ったのだろうか。
彼と以前の彼は本当に同一人物なのだろうか。
「愛」とはこんなにも人を狂わせるものなのだろうか。
中也は、太宰に微笑みかけ、言う。
『…大丈夫ですよ、太宰様。悪い狗の躾は必要ありませんから。俺はここで死にます、。』
太宰は目を丸くし、怒りと不安と恐怖が入り混じったような声で聞く。
「は…?」
状況を理解できていない太宰などお構いなしに中也は続ける。
『今までありがとうございました、太宰様。太宰様が俺を買ってくれて、愛してくれて、本当に嬉しかった
です。俺に初めて優しくしてくれて、俺のことを本当に一番に考えてくれて、俺を大切にしてくれた太宰様
が俺は本当に、本当にッ、大好き”でした”ッッ、ポロポロ』
「待て、!中也、動くな!!」
『ごめんなさい、俺は死にます。』
「動くな!これは命令だッッ!!!中也は僕の狗である前に部下…奴隷だろう!命令に従え‼︎‼︎」
『…本当に、ごめんなさい。俺は、あなたの命に背きます。どうか、お許しください。太宰様。』
中也はそう言い、一歩下がった。……死へ一歩近づいた。
太宰は中也を失うことへの恐怖と不安で、押しつぶされそうになっていた。
そしてその中で、走馬灯のように、中也と幸せにすごした日々がフラッシュバックした。
奴隷市場で酷い扱いを受け、傷だらけになっていた彼を幸せに大切にすると決めたのは誰か?
メイドたちに中也が傷つけられ、彼を絶対に守ると決めたのは誰か?
ー中也を自害しようとするまで傷つけたのは誰か…?
すべて、紛れもなく太宰だ。その事実に太宰は気づいてしまった。
「中也、、中也ッッッ、ごめん、ごめん!私が勝手だった、っ、中也を大切にするってッ、守るって
決めたのにッッ!中也の優しさに溺れて、中也の幸せを見失ってたッッ、!私にッこんなこといえる資格
なんて、ない。ないけどッ、、、死なないでほしい…、中也が嫌ならもう関わらないからッ!
中也に死んでほしくないッッッ、、ポロポロ ごめん、ごめんなさいッ!!!ちゅうや゛ぁッッッ」
太宰は子どものように泣きじゃくりながら、中也に訴える。
死んでほしくない、ただその一心で。
中也は、太宰のその姿を見て、少し揺れた。
まだ生きたい、太宰と一緒に。でも、それでもー、
『太宰様。愛してます。できることなら、あなたと生きたい。けれど、これは俺が決めた結末ですから。
あなたに監禁されたのも、あなたに傷つけられたのも、ここで死ぬと決めたのもすべて、俺ですから。
あなたはなにも悪くない。悪いのは俺1人なんです。自分で、彼女らを守るからと監禁されたにも
関わらず、こうやってあなたから逃げた。償うべきなんです。死を持って。
…あなたに隠してました。いじめられてたこと。あなたに隠してました。いじめたのはメイドたちだって
こと。あなたに隠してました。リスカ、してたこと。(腕見せ)
全部、俺の罪です。俺は、ここで死ぬッ、太宰様はどうか、幸せになってください…ッ』
中也のその言葉を聞き、太宰は微笑んだ。微笑んで言った。
「分かったよ、中也。幸せになる。…ここで、心中しよう。」
『はッッ!?何、を…』
「何って?中也が死ぬ、死にたいって言ったし、私に幸せになれって言ったから。その二つの望みを叶える
なら、これしかない。中也がいない世界で私が幸せになれると思った?…吹っ切れたよ。中也と一緒なら
死ねる、怖くない」
『…んなこと、、ダメ、ですッあなたは死んじゃダメですっ!幸せになってください!!』
「無理。中也が死ぬなら私も死ぬ!それが嫌なら、一緒に生きよ?」
『そんな、、こと……。』
中也は悩んだ。中也は”死にたい”そう思ってここへ来た。けれど、太宰に幸せになって欲しかった。
太宰が自分のことを今度こそ大切にしてくれるなら、もう一度彼と共に生きたい、そう思った。
太宰の眼差しを見て、それが実現することも不可能じゃない、。
何より、大好きな太宰と一緒にまた生きられる。
『…分かり、ました。生きます、生きますから、俺のこと、もう悲しませないでくださいね?』
「うん。約束するし、これまでのことも謝るし挽回する。人生かけて中也に尽くす。」
『なら、生きます、太宰様のために、生きます。…太宰様。付き合って、くれますか?』
「え、いい、の?…こんな私が、、中也のこと傷つけたのに、…ッ」
『太宰様だから、いいんです。それは一生かけて償ってくれるんでしょう?』
「うん、うんッッッ!ありがとう、中也」
そこにはそれから何十分も嬉し泣きが混じったような、2人の男の幸せそうな笑い声が響き渡った。
それから後の、2人の幸せなお話は、また後日。
はい、完結でございます!!
お気に召していただけたら嬉しいです!
ではまた、別の作品で!!
コメント
1件
2人とも生きててよかった!!最高すぎます!!話終わっちゃったの悲しいですね🥲︎次の作品も楽しみにしてます!!