「あ、元貴!やっほー!」
「いらっしゃーい」
「入っていい?」
「どうぞどうぞ」
今日は若井が久々に遊びに来る日。
ちょっぴりおしゃれもして若井を待っていた。
それなのに 、
「この前の涼ちゃんまじで面白かったよね」
「流石に天然すぎると思わない?」
「………はは、そーだね。」
さっきから涼ちゃん、涼ちゃんって。
ずーっと涼ちゃんの話しかしない。
俺と遊んでんなら、俺のことだけ見ててよ。
微妙に渦巻く苛立ちを抑えようと思考を巡らせたら、ふと妙案を思いついた。
若井に、ちょっとしたお仕置きをしてあげよう、ってね…、♡
「やっぱ涼ちゃん変わらないよね、」
「…あっそ」
「え、元貴どしたの?」
「は?別に?」
「さっきから冷たくない?なんかあった?」
「はぁ…わかんないんだ」
「ほんっと鈍感」
「え、何がよ」
「さっきから涼ちゃん、涼ちゃんってさ」
「俺のことはどうでもいいわけ?」
「無神経がすぎると思うけど」
「えっ…ご、ごめん」
「だめ、謝っても許さない」
「俺傷ついたんだからね?」
「責任はとらないと」
「じゃあどうすればいいの…?」
「んーそうだな、」
「俺が若井にお仕置きする」
「えー!?」
「ど、どんなやつ…?」
「え、殴る?」
「それともお金…?」
「痛いのは、嫌かも……」
ただお仕置きするって言っただけなのに、こんなに怯えちゃって。
かわいいなぁ…♡
「俺がそんな事するわけないじゃん」
「っじゃあ、何」
「……まあ、痛くはない」
「はっきり教えてよ 」
「でもちょっと気持ち良すぎてトんじゃうかも」
その一言で全てを察したのか、若井は俺からじりじり遠ざかっていく。
「分かってる?これは”お仕置き”なの」
「俺から逃げられると思うなよ」
無理矢理ベッドに押し倒して、服を脱がせる。
「やっやだぁ、それだけは、っ、」
必死になって抵抗しても無駄だよ。
「え、?」
手錠
足枷
アイマスク
ぜーんぶ若井につけてあげた。
「っやだぁこれ、外して!!」
「だーめ」
うるさい口はキスで塞ぐのがセオリー。
そのまま唇を割り入った舌で口内を犯すと、苦しそうにしながら興奮に耐えていた。
「ぷはっ、」
息が苦しくなってきて口を離すと、銀糸がつう、とお互いの唇から引かれる。
すでに蕩けた顔で荒く呼吸をしている若井をみると俺の加虐欲が煽られ、思わず若井の下着を下ろしていた。
恥ずかしいところを晒された若井は羞恥で震えていたけど、そんなのおかまいなしに手で扱く。
「ぁ゙っ♡ゔぅ…あ、あぁ、」
「あは、めっちゃ濡れてんじゃん」
「期待してるの?」
目が見えないといつ触られるか分かんないから敏感になるよね。
急に扱くのをやめたり、また激しくしたりの繰り返しで若井を攻めていく。
俗に言う寸止めをされている状態で足ががくがくしており、その状態で首筋を舐めると信じられないくらい感じていた。
「ぁは、ぁ゙、っ、あぁ…」
「ねえ」
「イかせてほしい?」
「っ……」
「……はい♡」
「だーめ」
「ちゃんと自分の口で言わないと」
耳元で囁くと、疼く体を誤魔化しながら啼く。
「うぅ…」
「い、」
「イかせてほしい…です…」
「はーい、よく言えました、えらいね♡」
速度を速めてまた扱く。
あっという間に射精してしまった。
「はー…はー♡」
「コレだけで終わると思った?」
そう言って取り出すのはピンクローター。
軽く慣らしたそこに入れると、すんなり入った。
「なにこれ、」
スイッチを入れる。
「ぁ゙ッ!?」
「まだこれ弱だよー?」
「情けなーい」
「も、やめ、」
無言で強まで上げると、必死に抑えてた声が喉の奥から吐出された。
「あぅ、あ、んっ♡」
濁点がない、女の子みたいな声。
そろそろ顔が見たいから、アイマスクを外す。
涙と汗と涎でぐちゃぐちゃになった顔がただただ愛らしい。
「これ、やめてほしい?」
「や、やめて、っ」
「いいよ」
「ただし条件付きね」
「これつけた状態で、5分間イくの我慢して」
「……へ?」
「む、むり、」
「できたら、解放してあげるから」
「わ、わかった…」
「じゃあいくよ、よーいスタート」
スマホで5分間のタイマーを設定する。
「がんばれー、」
「あは」
「やっぱ無理じゃん♡」
若井は、また3分も持たず絶頂に達してしまった。
情けなく許しを請うけど、最後の仕上げが足りない。
「できなかったから、お仕置きぞっこーだね」
「大丈夫、これで最後だから!」
もう乱雑にローターを引き抜いただけでイきかけてる。
「えっろ…」
ついに理性が崩壊した。
俺は有無を言わせず、若井に思いっきりいれた。
飲み込まれるみたいな感覚に、思わず声が出る。
「っ♡」
いらなくなったから、手錠と足枷も外す。
若井の両手首を握って、そのまま腰を動かした。
「やぁ゙ぁ゙ぁ゙っ♡むり、もやだぁ」
「こんっの淫乱が…」
「ぁ、い、っ、く」
「もうイく?」
「ぁ゙、ぅ゙ぅ…」
「まだ我慢して」
他人のことを犯すのってこんなきもちーんだ。
若井は尊厳を捨てて喘いでる。
流石に可哀想にだから、もう、楽にしてあげようかな。
「ねえ、若井?」
「イけ」
若井にそう命令した途端、声にならない声を絞り出してまた吐精する。
締め付けられる感覚が ぞくぞくしたから、俺も中でイった。
「あー…ごめん、やりすぎた」
「……ってあれ?」
「まじでトんでんじゃん…」
「初心でかわいーなぁ…♡」
「まだ俺いけそうだし、好き勝手しちゃお…♡ 」
「ずーーっと俺だけのことみててね、若井♡」
コメント
2件
Σ(°꒫°๑=͟͟͞)➳♡ズキュン