どうも、那樹です。
少し前から弐十くんにどハマりしまして、
ついにこっち(小説)にまで手を出しました。
慣れていませんが、こんな感じでCP要素のうっすい自己満作品を書いていこうと思います。
コメとかいいねとかリクエストとか頂けると嬉しくて泣きます。
しろ弐十
「キモいという気遣い」
「大丈夫そ?しんどない?」
「いや、まだ全然飲んでないからw」
隣に座るこの男は少し飲んだだけというのに心配そうな目を向けてくる。もっと酔った状態であったらありがたい言葉だし、仮に自分が女だとしたら顔バフで少しキュンとしてしまうかもしれなかった。だが、今の自分はそんな心配されるほどの状態ではない。
「そうか、無理はせんようにな」
同席している他の人たちは自分らそっちのけで盛り上がっていて、せんせーの声はいつもより小さく聞こえる。
「しろせんせー過保護すぎるんだってw」
「そうか?」
「俺むしろ飲めとか言われることの方が多かったし」
「いやそんなんしたら最低やん」
「そうかwww」
時々と言うか、会うたびと言うか、よく動画を撮るメンバーで今現在、一番モテるのはやはりしろせんせーなんだろうと思う。一回懐に入れた相手への気遣いや安心感がすごいのだ。
「けどこういうこと、飲み会とかで女子とかにできるんでしょ?そりゃせんせーモテるわぁw」
「別に、全員にしてるわけやないで?」
「とか言ってさ、やってんでしょ?」
「いや、!!」
多分ただのツッコミだろう。酒のせいか口調が強くなり、強めの否定に聞こえた。
「俺もさすがに、心許してる人か、好きな人にしかしないって」
「それってなんか」
俺のこと好きみたいに聞こえる、と。そう言おうと思った。勝手に自分が先生にとって心を許してる人だと思ったから。けれど、それは阻まれた。
「えぇ〜せんせー全然飲んでないじゃーん」
「弐十ちゃん構うのもいいけど飲めよ〜」
いい感じに出来上がったりぃちょとキルシュトルテがしろせんせーに絡む。先生は心底うっとしそうに二人を払う。
「うっさいなぁ〜結構飲んでるわ!」
瞬時に気持ちを切り替えて二人宥める方に回る。
「前々から思っててんけど二人で飲んだ方が絶対ゆっくりできるよな」
りいちょを足蹴りしながらしろせんせーがぼそっと言った。
「まぁ、こいつら賑やかだからw」
「そうなんよな〜」
だから、今度二人でいこか。とせんせーが笑いながらいう。
「…そうだね、こいつらの愚痴大会するか〜!」
「せっかくだから奢るよ?」
「いや悪いって」
しろせんせーがモテる理由はきっと、顔でも、気遣いでも、安心感でもなくて。急に誤解させてくる態度と、程よい距離の取り方だと思った。