無名の物語

🎈こーく

⛅️そらびび

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⛅️side

え〜はいおばけが出てきちゃいましたよ()

流石に名前呼んだだけで出てくるなんて思ってねぇよ…

🎈「で、俺になんかよu…」

⛅️「？」

🎈「…」

少し驚いた表情をしながら止まっている

なんでコイツ止まってんの？？

⛅️「何…？」

🎈「いや、俺以外にも顔が良い奴って居るんだなって思って…」

⛅️「はっ倒すぞ」

🎈「何コイツいきなり物騒？！」

🎈「てか俺幽霊だし触れないかw」

何コイツすげぇムカつく

まあ一旦触れるか試してみるか…

⛅️「…ﾁｮﾝ」

🎈「うわっ？」

⛅️「あ触れた」

🎈「ちょっと、人の許可無しに触るとかセクハラで訴えるよ？」

⛅️「お前は人外なんで俺無罪〜」

🎈「死ね」

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🎈side

なんかくそデカイ声で名前呼ばれたから出てきたら…めっちゃ生意気な奴だったんやが…ムカつく()

まあ顔で一目惚れしたとか口が裂けても言えないけどね

⛅️「そういやお前なんでこんな所に住み着いてんの？」

🎈「なんか目覚ましたらここに居たから」

⛅️「なんだそれ」

🎈「こっちが聞きたいわ()」

🎈「お前こそ何でここに？」

⛅️「え？暇つぶし」

🎈「暇人かよ」

⛅️「黙れ」

⛅️「お前ってなんで死んだん？」

🎈「……さぁね〜」

⛅️「うっわ意地悪」

⛅️「お前ここの生徒？」

🎈「うん生きてたら2年生」

⛅️「…え？お前俺と同い年なん？？」

⛅️「お前何組？」

🎈「7組」

⛅️「俺2組」

🎈「そりゃこんなに教室離れてたら知らないでしょ」

⛅️「それはそう」

この後も俺たちは色々質問し合った

⛅️「んじゃ、そろそろ帰るわ」

🎈「分かったー…あ！ねぇねぇ」

⛅️「ん？」

🎈「明日も此処に来ない？」

⛅️「来るわw」

🎈「俺暇だから有難いw」

⛅️「本でも読んどけよ」

🎈「別に数学とか理科の本なんて興味ないもん」

少し話してアイツは帰った

🎈「久しぶりに話したな〜」

…ん？待てよ…

🎈「…アイツの名前聞いてない…」