あ、うっす(* ゚̄ ̄)/・
📢の日らしいっすね(´・ω・`)
久々のやつコメしてけ^^
あ?マフィアのやつ?そんなんあったかね^^
紫)「………」
家族から見放された俺は、今日もとぼとぼと学校からの帰路を歩く。
余った給食のパンをこっそりと上の服の中に隠し抱えながら。
紫)「今日は、殴られないといいなぁ…」
お前なんか家族じゃねぇよ。
そう罵られ致命傷になるほどの蹴りをくらったのはいつの話だったか到底思い出せないが、
そう言われたあの日かは俺はもうあの家の家族じゃない。
だから食料も自分で調達するしか無かった。
紫)「あ、あのカフェ、また廃棄だしてるかなっ」
調達するしか無かった。だからできることは全てした。
紫)「ありがとうございました」
深々と頭を下げ裏路地に回る。
あの店の廃棄は直接受け取り、この店の廃棄は裏路地の棚から受け取る。
もうそんなのも、慣れっこだった。
紫)「今日は結構あるな…」
これを一人で食べる。
それが当たり前だった。
?)「ぅ”ッ……」
なんだろ……
紫)「!?」
「あっあのっ!!大丈夫ですかっ、!?」
?)「ぁ……?なんだぁがき」
紫)「お兄さん……血だらけッ……救急車ッ!!」
?)「待て待て待て。救急車はやめろ。捕まるから。」
紫)「なっ、なんで、?」
?)「あー聞いたことない?俺」
赤)「しくすふぁみりーのボス。赤。」
紫)「しくす、ふぁみりー?」
赤)「あ、知らんか笑」
紫)「うん。知らないけど、お腹、空いてる?」
赤)「あー、///」
「お恥ずかしながら……///」
紫)「これ、廃棄貰っただけだけど……よかったら、」
赤)「え、いいのか!?さんきゅー!」
紫)「今日は、沢山あるから……俺はこれだけで十分だから、それじゃあ」
赤)「なぁお前!なま、え、……は、っていねぇ、、、」
「……緑。調べろ。いるんだろ。」
緑)「全くもぉ。居なくなったと思って探して見つけたらまた人探しぃ?」
「人使い荒いのも程々にしてよねっ!?」
紫)「ッ……」
殴られなかったけど、、水ぶっかけられた……
今、もう冬になりますけど……
紫)ウルッ
泣くな泣くな泣くな泣くなッッ……
殴られるぞ……
赤)「なんでずぶ濡れなの?」
紫)「へっ赤さん!?」
赤)「とりまお前の家族ギタギタにしたけどいいよな?」
紫)「えっ……ポロポロッ」
「ギタギタって、俺……もう自由になれる、?」
赤)「!」
「あぁ!これから自由だっ!」
紫)「けどっ、なんで、、、?」
赤)「そりゃあお前……俺達は」
紫)「か、ぞく……」
赤)「そう。俺を助けてくれたお前はもうファミリーだっ!」
「家族は絶対に俺が守る。な?」
紫)「ポロポロッ」
「家族ってことは、一緒にいても、いい?ポロポロッ」
赤)「当たり前だろ?笑」
「むしろ……”二度と逃がさねぇよ?”」
その言葉は熱く、俺の凍った心を再始動させてくれた。
桃)「紫もここ来て5年だねぇ」
紫)「おうっ!もう15だニカッ」
水)「いやまさか10歳の子供連れて帰ってくるとは思わなかったよね笑」
緑)「いや俺も調べた時ビビったもん笑笑」
黄)「けど俺は紫くんが家族になって嬉しい!」
紫)「俺もだよっ!」
赤)「黄と水より優秀なとこあるしな笑」
水)「はぁ!?」
黄)「ひどい!」
六)「笑笑笑笑笑」
こうやっていられる日々も、、幸せだな……
けど、
紫)「今年で終わりか……」
四)「!?」
桃)「い、紫?今年で終わりってなにが、?」
紫)「俺、高校行ってバイトとかして食いつなぐよ。1人で、生きていく。」
「だから、世話になった(頭下)毎月仕送りとかで金は返していくから」
ドカッ!!!!(頭を下げてる紫の下から膝蹴り)
紫)「い”ッッ!?」(防御が遅れる)
赤)「なぁ紫……俺達は家族だろ」
紫)「それ、は……そうだろ、?」
赤)「だったらここを出る理由はねぇなぁ?」
紫)「ッッもううんざりなんだよ、っ!!!!」
「子供のなり使って人誘き寄せて殺してッッ!!赤に犯されてッッ!!」
「毎日毎日地獄のように同じことの繰り返しッッ!!!!中学だってまともに行っちゃいねぇじゃねぇか!!」
「行かせて貰えただけ感謝してるぜ!?けどっけどこんなのッッ」
赤)「抑えろ」
グッ!!
赤)「それがお前の本音か……」
紫)「ッッそうだよ、」
赤)「殴られ蹴られ罵られ人権もなかったあの日々と俺に愛され愛でられ家族に可愛がられて家族のために働いたこの日々を同じだとみてんのか。そうか。」
赤)「だったらお望み通りしてやるよ^^」
紫)「ヒュッ」
桃)「お前も馬鹿だな……黙ってれば良かったのに、俺の傷で忘れたのかよ」
俺の傷。桃が何気に発した言葉「もうやだな」に切れた赤が切りつけてつけた腹の傷。
あぁそうか、俺は間違ったらしい。
ボコッドカッ!!!!バコッザシュッグサッ!!
紫)「ゲホッゲホッ……」
赤)「なぁ紫?俺達は家族だろ」
「分かったら二度とあんな発言はすんな。」
紫)「ぁぃ……ボスっ、ポロポロッ」
赤)「今日はちゃぁんと躾直してやるからな^^」
俺は、どこで間違えたのだろうか…
あの日、赤にご飯を分けたとこから?
赤について行ったとこから?
早く警察に行かなかったから?
いいや違う。
(赤が去る)
桃)「ッッ紫大丈夫か!?」
水)「お水飲んでッッ!」
緑)「今手当したげるからねっ!?」
黄)「消毒染みるでッッ!」
間違えたのは発言だけだ。
だって、俺はこんなにも愛されてる。
全部、俺のために言ってる。
紫)「ごめ、なさ……ポロポロッ」
「赤、に、謝らなぃ……とッッ」
桃)「いいから今はここにいて。手当してあげるから。」
「よかったな、お前……お気に入りで」
水)「お気に入りじゃなかったら顔に傷つけられてたよ……」
緑)「幸い鼻も折れてないね」
黄)「鼻血は出とるけどちょっとずらして蹴ってくれたんやね……」
あぁ、赤はなんで、こんなに……優しいんだろうか。
紫)「ぅ”〜ッッ❤︎❤︎」
赤)「ほぉ〜れ︎︎︎︎❤︎反省ちまちたかぁー?︎︎︎︎❤︎」
紫)「ぁ”い”ッッ……」
赤)「ん、、よしよしいい子だな…」
やっぱり赤の手は暖かい……
紫)「なんで、こんな俺を見捨てないの……?」
「なんで、躾直してくれるの、?愛してくれるの……?」
赤)「何度も言わせんなよ。」
俺に普通の家族はわからない。
だけど、
この家族の形が俺にとっての幸せだ。
いちおうマフィアの概要欄見て書いた。
久々の人🙋♀️🙋♂️
コメント
5件
みそらさんの書くこのちょっとドロドロした感じの作品めちゃ好きなので嬉しいです😭😭
