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「おい!らっだぁ!」
「なに…」
俺はせっかくの朝を台無しにされ_
イラつきながら、きょーさんの方を見た_
「お前またレウさんに資料押し付けたやろ!!」
「別にいいじゃん、」
俺はそう言って布団に潜り込んだ_
「よくねぇ….!」
俺はきょーさんに布団を剥がされ_
総統室に連れてこられた_
「はぁ….めんど、」
俺は愚痴を言いながら資料をやり、
きょーさんに提出した
「ん、よくやった」ナデナデ
「….なでんな」
撫でられることに慣れてなく
きょーさんの手をどけて、俺は部屋に戻った
何分経ったのだろうか、
部屋に戻り、ベットに寝転び、ぼーっとしていた_
俺はこの時間、何をしていたのかさっぱり
覚えていない_
「らっだぁ?」
柔らかくて、暖かい声が聞こえて振り向くと
レウさんが、心配そうな目で俺を見つめていた_
「大丈夫?具合悪い?」
「大丈夫….なんもない」
「なんかあったら言ってね?」
「俺は少しのことしかできないけど…」
レウさんはそう言った後、
気まずそうに黙ったまま立ち尽くしていた_
「で….何の用?」
俺が話し始めると、なぜかレウさんは少し
表情が明るくなり
「一緒に遊ばない?」
そう言い出した_
「この歳でかくれんぼとか….」
「え、嫌だった?」
「別に、なんでもいいって言ったの俺だし」
そんな会話をした後、俺が鬼をすることになり_
探し始めた_
なぜか、懐かしい気がした_
俺はレウさんらしき影を見つけ近寄ると、
「ばぁ!!」
そう言ってレウさんが飛び出てきた_
「え、反応薄ッ‼︎」
俺は反応が薄いことに自覚がなく、
「そうなんだ」
と言って、かくれんぼを終わった_
その時、レウさんにこう言われた_
「俺はらっだぁのこと大好きだから」
「なんでも話して、」
俺は、その言葉に訝しさを感じながらも_
少し、救われたような気がした_