私の親友は最近中学校に来ていない。その理由は……
ーーーーー私の名前は野花朱里(のばなあかり)。
さっそくだが私の親友、変井あおい(へんいあおい)
が最近学校に来ていない。その理由は家に行って聞いたがなんとなく流されてしまった。だから私は放課後、またあおいの家に行こうと思う。
ーーーーー『キーンコーンカーンコーン』
やっと放課後だ。「あおいの家に行くか。」そう小声で言いながら立ち上がりあおいの家に向かう。
『ピンポーン』
??「はーい!」
ガチャ
??「あら!」
あおいのママ「久しぶりね~!朱里ちゃん!」
あかり「お世話になってます。」
そういう話をしながらあおいの部屋に招かれた。
コンコン
あおいのママ「あおいー?あかりちゃんが来てくれたわよー!」
あおい「え!あ、!まってて!」
そうあおいが言うと部屋から『ドタンッバタバタバタッ』と物をかたずけるような音がした。
ガチャ
あおい「お!本当にあかりだ!」
あかり「…やっほ 。」
そういいながら部屋に入った。
部屋の真ん中に座るとあおいはさっき読んでいたのか新聞を胡座をかきながら開いて読み始めた。
あおい「フムフム……」
私は内容が気になりこっそり覗いた。そのときに見えた記事が『なぞの出現したトンネル!その中には…』と書かれている記事があった。
あかり「ふーん……」
と、つい声に出てしまった。その時気づいたのかあおいが
あおい「!?あ!ちょっ!」
と言いながら新聞をグシャグシャっと丸めゴミ箱に入れてしまった。
あかり「あっ」
あおい「…もう、勝手に見ないでよっ!」
なんであおいは急いで新聞をゴミ箱に捨てたのか、それが気になりながら今日は帰った。
普通に晩ご飯をし、自分の部屋のベットでゴロゴロしながらスマホを見ていた時、ふとさっきのことを思い出して『突如現れたトンネル 事件』と調べていた。が特になにもでないと思っていたから衝撃的だった。そこでは『血の匂い』らしき匂いがただよっているらしい。
あかり「…気になるな、夏休みで見に行くか」
そんなことを考えながらカレンダーにこの行く日を決めた。
ーーーーーあかり「さぁ、夏休みになったから行くぞっ、」
そういいながらトンネルの前についた。トンネルの中を覗くと中が見えないくらい暗く記事と同じ様に少し血生臭かった。
コツ,コツ
ちょっとづつライトを頼りに前に進む。そうやって行動をしていた時に、
ガシッ
自分の手を誰かに掴まれた。私は冷や汗をかきながら後ろを見る。
あかり「…あお、い?」
その正体はあおいだった。なんであおいはここに?どうしてだ?そんな疑問を持っていたらあおいが口を開いた。
あおい「っ!なんであかりがここにいるの!?早く帰って!!」
あおいのすごい狂騒に思わず私は駆け出した
あおいがあんな顔をするとは、どうしてここはこんなに怖いんだろうか。そう思いながら家に帰った。
ーーーーー夏休み開けにあおいの家に行ったがあおいはその日から帰ってきてなくて行方不明だと言われた。なんで、なんでなのだろうか、あおいはあの話と関わりがあったから私を逃がしてくれたの?そう思いながら私は……
ーーーーーーー「ッハ!!あれ?……あぁ、…なんだ、夢か…」もう夢から覚めてしまって記憶はないがなぜか怖い夢を見ていた気がする。いつものあおいじゃないあおいがいた。そんな気持ちだ。
あおい「あかりーー!学校行こー!」
あかり「…待ってて~!!」
そんな話をしながら準備をし迎えに来てくれたあおいと学校に行った……
第1章 夢 終。
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