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「ゆ、ユキお願いトイレ行かせて……。」


少しだけ我慢とかそんな生ぬるいものではなかった。動いただけで漏らしてしまいそうになるほど百の尿意は限界を迎えていた。


「モモ、ここおいで。」


千が自分の膝の上をぽんぽんと叩き百を誘導しようとする。


「ほんとに動けないの…。」


もう既に泣きそうな百はその場にうずくまったままだ。


「仕方ないなぁ。」


そう言いながら腰上げ千は百の方にゆっくり近づいていく。

千が近づくにつれて百は警戒し、体が強ばっていった。


「モモ、ほら僕の膝の上においで?」


あまりにも美しい千に思わず息を飲む。しかし息を飲んだのはそれだけが理由じゃない。百の尿意は既に限界なのだ。


「ゆ、ユキ、やめてよ触んないで。」


千は強引に自分の膝の上に百を移動させようとする。


「どうして?僕のこと好きだろ?」


好きだけど、と口を開くことすら上手くできない。


「まぁいいや。」


そういうとこ千は無理矢理百を膝の上に向かい合うように座らせた。


「あ、ユキほんとに待ってよぅ…。」


百の身体は小刻みに震え出した。それは尿意からくるものなのか恥ずかしさからくるものなのか分からない。


「モモ、好きだよ。」


そう言いながら千は百にキスをし百のお腹をゆっくり押した。


「ま、まって、、、ユキ…。」


そういう百は既に泣いていた。ボロボロ涙が零れていく。


「ほら、モモ泣かないで、僕は別にここでしてもいいと思うよ?」


百の耳に顔を近づけて千が囁く。


「汚れちゃうし……ほんとに、も、もう限界なんだけど……」


千の首元に腕を回して服を握りしめる。


「モモ…♡」


そう呟くと千はいやらしく足を動かした。千の足と百の股が擦れて百は漏らしてしまった。


「ゆ、ユキ、ごめん、お、俺……。」


声を震わせる百は手で顔を覆い、さっきよりも泣いてしまった。


「かわいいよ、モモ♡」


ボロボロ涙をこぼす百は手で顔を覆ったまま。


「ひどいよ、ユキぃ…。俺もう限界だって言ったじゃんか…、」


千はそれを聞いて意地悪気に笑い、かわいいかわいいと百の頭を撫で回した。


「俺、お風呂いってくる…。」


百は自分の尿の臭いに吐き気を催しながらもお風呂場に向かう。


「トイレじゃなくて?」


トイレのある方向を指さして真剣な顔で言った。


「最低!まじでユキなんか大っ嫌い!」


百は勢いよくお風呂の扉を閉めた。

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