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淡々と仕事を終わらせる。
特にこれと言った特徴はない。
しかし、帰ったら話は別だ。
幸せや…愛でまみれている。
まあ、ほぼ一方的に愛されている。
だが…もちろん俺だって同じくらい愛している。それほど必要不可欠な存在なのだ。
毎日の仕事の励ましでもあるし………なんならそれのために働いているまである。
仕事を終わらせないと。
仕事を終わらせないと………
脳内に言葉がよぎる。
あいつを悲しませてしまうかもしれない。
あいつを怒らせてしまうかもしれない。
あいつには笑顔でいてほしい……
あいつがどう思っているかは不明だが、いつの間にか涙が頬に垂れる。
…あ~あ…何してんだろ……おれ……
急激な疲労感、倦怠感に襲われる。
……ごめんな……じょん……
おそらくこれも見られているのだろうし、もう時間もない。
そうしてしばらくこのままでいると…
普段、残り1人にならないと鳴らない音楽が鳴り出した。
そう、俺以外に1人キラーが来たわけだ。
まあおそらくあいつなのだろうが……
………大丈夫かい……?
そこには少し悲しそうな顔をしたあいつがいた。
あ…ああ……。
ご……ごめんな…………じょん………
…僕だって……
嫌われていないか。
本当に好かれているのか。
怒らせていないか。
悲しませていないか。
寂しくさせていないか。
脳内で混乱が起きる………。
気付くと、俺はログハウス中の椅子の上だった。
………あ…!やっと起きた………!
んえ……おれ………なにしてたの…?
話はともかく一回起き上がって…!
んん……
だ……大丈夫なの………?
ぜん…ぜん…だいじょーぶ……
な……なんもされてない…!?
相当心配されているのだろう。
確かに、あいつの目には涙が浮かんでいた。
だいじょーぶだよじょん……
大丈夫と言うことを伝えるため、唇を重ねる。
んん……大丈夫そうだね…、
そこから数時間経ち………
数時間前の1x、とても可愛かったよ。
そうか~?お前も涙浮かべて相当だったぞ~?
ああ忘れて忘れて!!!
どんな事があったとしてもお互いがお互いを埋め合っているのだろう。
いつまでも一緒な~?