日常組短編小説
俺の名前はぺいんと、ごくごく普通の人間だ。
でも俺はとんでもなく人見知りで、買い物に行ってレジで支払いをするのも一苦労
だからいつもネットで注文している。ずっと家にいるから、いつでも受け付けれるし
引きこもりだって?そんな訳ないじゃんか……!?
俺はゲーム実況者という仕事をしている。
最初は趣味程度でクロノアさんとしにがみ君と一緒に動画を撮ってあげるだけの日々だった
いつからか、そんな趣味が仕事のようになっていって、動画を作る気力が落ちていた。
でも、赤髪のともさんが俺の事を助けてくれた
だから、今は”仕事”としてそして”趣味”として、クロノアさんとトラゾー、しにがみ君の4人で
ゲーム実況をしている。
いつもいろんな企画を考えて採用したりする。
ネタ会議はいつも楽しくてよく話が盛り上がるんだ
技術を磨いたりプレイスキルを上げたり、そんな楽しい日々。
でも、運命には抗えないんだって。
いつしか、よくアンチコメントが届くようになった
『社畜』『引き籠もりニート』『叫び声うるさ』
『気持ち悪い』『アホみたい』
そんな幼稚なアンチコメントばっかり
すぐに削除する。それにメンバーには気にしなくていいよと声をかけている
そんな声をかけたら必ず
『ぺいんとも無理しなくていいからね』
『なんかあったら頼れよ』
『これでもあなたは僕の幼稚な兄なんですからね』
そんな優しい言葉をかけてくれる。
だから、僕はこの優しさに甘えたいと思う。
みんなが優しいから、いつまでも子供のままでいたい。
そう願っている。
よく4人で話す
『だから僕らは大人になれないんだな』って
コメント
3件
タイトルの引用(敬称略)著者・ぺいんとより『だから僕は大人になれない』です
いや…もうすげぇ…うん…(すごすぎて語彙力0